世界はいつも濡れていて 陽射しが人々を焼こうともすぐ隣では雨滴が垂れていました


 四月 世界の中心 学校の工事は水の神様に赦される為
 海へと続く道を狭めていた街路樹をまずは ....
                 090717




時効制度の廃止をめぐるさまざまな思考と思惑
死刑の対象となるような
強盗殺人には時効を無くす案も在るようだ
15年が25 ....
きみに貸した吉本隆明

興味のそぶり感じたから

ぼくらは口実をこさえていた

どうでもいいような混沌に

希望のひかり点滅させていた

掌なんまいかの詩篇をそらんじてみせた

 ....
ふらふら揺れていた 掴まるところが無くなったのだろうか まるで風見鶏のようにとみこうみ





くるくる回っていた 目が回らないのだろうか まるでスケートのように四回転ジャンプ

 ....
転がり滑り落ちる悲しみ空蝉
耳鳴りが音階と為って脳を支配する

狭い部屋に鍵を掛けて
目蓋を閉ざす深夜に
飛び交う金色の鱗粉
睫に落ちて悪夢を垂らす
苦い蜜を掬って

 ....
死んだ魚と目があった

雑誌越しに水槽を眺める
病院にある魚って不衛生じゃない?
私は遠くから眺める

少女が水槽を叩く
ガラスがかつかつ割れそうな音をたてた

「おさかな、しんでる ....
ふれたいなら
うんと手を伸ばさなくちゃ

あいつは透明な空に
すいこまれそう

蝉はおもいおもいに
自己主張をして
太陽はこれでもかと
あたしたちを焼いて
アスファルトを
ゆらめ ....
日陰の中で
祠の供え物を
三毛が遠巻きにしている
昼下がり

夏の青空の飛行機雲が
長く長くのびている
その下で
三毛がまったりと
朝早くありついた
おかしら付きの煮干しの骨が
 ....
「玉揺の銅鎖樋から伝いし雨水と{ルビ手水鉢=ちょうずばち}から伝いし雨水が溜まる水甕から零れた水琴窟の琴音、それは忘れられた嘗ての祭りで誰かさんが掬ったであろう金魚の独りごち」




琴の ....
空が少しずつ
今日を飲み込んでいく

よかったことも
わるかったことも

ごくんっ
ごくんっ

残った思いは
真っ黒に塗りつぶして

リセット

ベッドに入ったら
羊 ....
恋人同士で祇園祭に行くと破局するんだって
昔からそんな噂がまことしやかに流れていた


きみからの誘いを断らなかったのは
おろしたての浴衣に袖を通したかった気持ち半分
別れたらそこまでの縁 ....
できるかなー
じゃなくて
やるの!

今やらずにいつやるのさ
偶然じゃなくて必然的になにもかもが用意されている事への自覚をもつ

運命から愛される事も必要だが
努力が作り上げる足場ほど ....
アナタに何が判るって?
偽善者お疲れ様だわ
哀れみの眼差しが気持ちいいの

また失敗したから
これで五回目で
仕方なく意味も無く
リス○カット 
リスト○ット
止まらない
赤い血滴 ....
バラバラになる心
バラに恋して
トゲを愛して
バラバラと千切りに
バラバラはフラフラとちりぢりに

心の行方はバラの香の誘うままに
在る朝 連星とロンドを

あたしあたしすきっぷ していたのに
連れ去られた真空管の
遠来系の

すべる 朝と朝の へだたりのたたり
に鎮座する
水溶性の大理石を すべる 首の 極ほそい ....
薄い夜に 小さな雨音を聞いて 静かに目をあける
いつの間にか 日付は変わっていて 手のひらのなかの液晶画面には顔文字がよっつ。
等間隔に並んでいて

僕は目をこすりながら 何それ とだけ返すと ....
世界の尖端に
詩人のようなものが引掛かっている
重いカーテンをどんなに引いても
夜の窓から三日月がはみ出してくる
夢の過剰摂取の副作用が
紫色に垂れ込めてくる
中空には透明な旗が翻る
誰 ....
いつか やってくると
願っていた
ゆめみた ガラスの靴
わからずに 足にすれば 先があると
いきつけると 信じていた そんな
昔話が揺らぐ あたしの
街のかたすみ靴物語り
      ....
 
 
鞄と間違えて
父さんが
枕をかかえて会社に行く
目を閉じたまま
夢を見てるんだろう

父さんは
目を閉じたまま電車に乗り
目を閉じたまま
タイムカードを押す
目を閉じた ....
転がり滑り落ちる悲しみ空蝉
耳鳴りが音階と為って脳を支配する

狭い部屋に鍵を掛けて
目蓋を閉ざす深夜に
飛び交う金色の鱗粉
睫に落ちて悪夢を垂らす
苦い蜜を掬って

 ....
音を鳴らしたい。

夜。透き通る。
道が音を立てて歩いてくる。
窓。開かない窓。
道は歩いてくる。
壁を開けて
僕は歓迎の挨拶をする。





道は音を立てずに去ってい ....
内声の矛盾した響きのなんと美しいことか

脳を溶かささる君の意味の溶けかかる声の響きに未開人のボクが

「おー」

肯定の意味もあるし否定ってこともある
嬉しいときも悲しいときも ....
働こうとしていろいろな思いは膨らんだ
亡骸にすがりつくようにする
ドラッグの手ばかりで

夢で 今頃東京で地を踏んだのだと

あの世へ考えた
マンハッタンでは海がとても赤茶色で
女たち ....
白い すてきな草花に
歩いていくところまで公園の花か
何かが あればいいのに
眠りをのばしていた葉は

一人の 太陽に
なくなってしまえと 幸福の
根もなく いると
外に願いながら
 ....
長距離トラックの運転手やってます
十七時間ぶっ通しで運転、なんてことも珍しくありません
砂浜を這う涙目の海亀を捕まえました
今夜も夜通し運転です
助手席に座る海亀は気を使ってくれて、
持参の ....
男は地を這うように何かを探していた。通りすがりの女は何を探しているのか男に尋ねた。
男は「イマを探しているのだ」と言った。
「それはコンタクトレンズのようなものなんですか」と女は問うた。
「似た ....
  緑地帯
   中央分離帯
  大気圏!
   目線くるくる
     GoogleEarth
コスモスってね、宇宙って意味なのよ。

アスファルトの上、コスモスを握って朽ち果ててもいいとか想ってきたの。

泣きながらおさらばしてもいいかなって。
コスモスってね、宇宙って意味なのよ。

アスファルトの上、コスモスを握って朽ち果ててもいいとか想ってきたの。

泣きながらおさらばしてもいいかなって。
うまくうたえないのよ
いとでくちをつられたきぶん
にぶいじゅうせい
にぶるかんせい
もっともっとつめたくなりたいのに
とがっていたいのに
あつさでゆるくなっていく

ちゃいろのあぶ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ようすいの丘e.mei1309/7/17 23:57
乾いた声あおば1*09/7/17 23:18
そぶり吉岡ペペロ509/7/17 22:41
優柔不断志賀羽音409/7/17 22:37
蝶と螢AKiHiC...409/7/17 21:50
溺死愛の嗚咽209/7/17 21:18
潮のにおいはちはちよん11*09/7/17 20:16
フクスケ309/7/17 20:07
金魚の独りごちLeaf2*09/7/17 19:53
どんな日も未完3*09/7/17 19:23
こんこんちきちんあ。16*09/7/17 19:13
マイクチェック マイクチェックモリマサ公409/7/17 17:02
自殺願望②AKiHiC...1*09/7/17 16:14
愛しの薔薇蓮沼 栞009/7/17 14:22
葬列のこしごえ1*09/7/17 14:12
独言ウデラコウ1*09/7/17 11:55
透明な旗塔野夏子8*09/7/17 11:34
a fair, brown, trembling woman月乃助7*09/7/17 10:34
父さんの夢小川 葉809/7/17 6:10
自殺願望AKiHiC...309/7/17 5:21
透き通る、1*09/7/17 4:33
仇も花もtutty309/7/17 3:12
あいつ番田 109/7/17 2:56
紙飛行機109/7/17 2:56
ヘッドライトサトタロ2*09/7/17 1:49
プロ木屋 亞万0*09/7/17 1:47
長谷川智子3*09/7/17 1:42
コスモスが好きなのアサギ309/7/17 1:42
009/7/17 1:42
オンディーヌミゼット2*09/7/17 1:18

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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