操作されるのは
コントローラーがついているから
敵はどこだ味方はまだかと
そんなこんなしている内に
独りきりになっていた
可愛く写真に写ろうとしても
いつも笑顔には ....
仲間たちがいとしい
漫画で
謝りたいと感じている、
これを感謝と言うのだろう、
というのがあった
だから仲間たちに感謝している
この仕事をフィニッシュさせるために
....
ミニトマト
まだ緑のうちに落ちちゃった
風が強い日に
鉢がひっくり返ったので
まん丸なジェードグリーン
まがたま型がよく似合いそう
それからずっと
ころりと
テーブルの上
....
この季節
夕暮れのコウモリの半分はセミです
夜のヒグラシ
よく似た飛び方をするので
素人には区別がつきにくいのですが
ひらり、と
木陰から飛び立つでしょう?
セミですからね
/ ....
泡からうまれたヴィーナスは
実はまほうつかいのおばあさんだったので
大きなホタテ貝の上で
少女に脚を与えます
少女を好きだった生きものたちが
ヴィーナスをうらんだので
少女の恋はかな ....
遠く
海はもう
燃やされてしまって
夜半、満水しつつある部屋で
あなたとくりかえしたのは
みにくい突起を擦る、あそび
皮膚をわずかに覆う
半透明のセロファンを ....
090729−30
輪郭が無い人は
お化けか
死人ですなと
噺家さんが鼻歌を唄ってる
長閑な気配の中にも
噺家さんの輪郭が明確であり
付け ....
ストレス性の胃炎で病院に行ったら
長生きしなさいって
医者がマルボロを一本くれた
やさしいねって言ったら
いいえ、仕事ですからって
カルテにロケットを落書きしながら言う
家に帰ると ....
{引用= 君が想うなら、
無限さえ自由さ。
君が想うなら、
永遠さえ在する。
君が想うなら、
其処が宇宙さ!!}
意識。
....
きっと
体の中の 心の臓と 言われる場所には
純白の 純白の 繭があって
そして
繭の中には 子供の時の私がいて
膝をかかえて かたかた 震えているんだ
いまも
膝をかかえて ....
いくつもの網膜に
いくつもの炎が
張り付いた
夜更け
焼け焦げた臭いが
漂う
黒い本に
大粒の雨が
無表情に
降り注ぐ
誰のものでも
なくなった
無機質の
思い出が
流れ出 ....
座椅子に凭れかかり
1日の疲労を改めて我が身に回顧させる
ここはどこ?
アタシはだあれ?
左手が6つの弦を
押さえ
移動する
右手は弦を弾く
振るえ
....
まあだいたいに於いて
君のことを考えている時間というのは
さして忙しくもなく
またさほど疲れてもいない時なのだろう
逢いたいなとか
声が聞きたいなとか
そんな
他愛もないことを
....
くじけた気持ちが満ちてくるのは
自分が気難しいせいだ。
軟化した脳で考えさせ
萎えた手で持つこと
折れた足で立つこと
遠くなった耳に聴かせる
衰えることを許さないかのように
若さ ....
熱いコーヒーはいかが?
砂糖多めの
うんと甘いの
でも熱いから
くれぐれも火傷には
注意なさって
午後の柔らかい陽だまりの中で
君がいれてくれたコーヒーは
とても甘くて
優しい味 ....
しわしわ
しゅわわな
かたちよ
おつかれ
てのひらが
からだを
もちあげ
よいしょ
三日月みたいな太陽だと
月が割り込んできただけじゃねえか
三日月みたいな太陽か
戦争なんかもそうなのかな
エゴの上にネーションがあって
ネーション同士のあいだに
ふ ....
ここまで来たらはい、終 わ り 。
あとは切り捨てバイバイ、
*************ごめんね?
0に君は限りなく近いから
さあさ0になりなさい!
擦り切れた0に近い ....
牧場の匂いがする
牛がいる
馬がいる
羊がいる
柵がある
のではなく
わたしが一人
ここにいる
夏だ
蝉が鳴いている
去年も感じた
夏だ
夏が来た。
いつだってそうだ。
大事なものは
奪われる。
信じた途端に
裏切られる。
そんな風に
真っ直ぐな瞳で
変わらない愛 ....
薄闇
床闇
死が詰め込まれて
予行演習しているかのような工業団地付近
(よく見ろ)
(貘だ!)
切れ長
面長
薄紅
薬指長い
ソリに乗った卵形
颯爽登場
詩と死 ....
限りなく広大な影の中を
私たちは飛んでいる
安らかな地を求めて
大地を駆け巡る狂気を眺めていた
ぼんやりと街に立っていると
悟りを感じ
新しい部屋を目指した
手には夢だった
リュックには袋を詰めて
晴れたときに出かけた
思いもなく
壁を押して 出て行った
ビスケットは高か ....
思う今日も 誰もいないまま
降りてこられている 蛇口をひねる
僕の街は 歩き続ける光へと
拒否する人へと
出て行ったのは はじめた人に
その海に この日々を吐くための
過去の季節を ....
女は死してなお美しくありたかった
最も耐えられなかったのが遺体発見現場の女を縁取る白い輪郭だった
そんなまぬけな標識のようなシルエットで、女の身体を縁取るということは
死んだ女にとって許しがた ....
水のない水槽の中で
ただじっと空を見ていた
泳ぎ方を忘れた魚たちには
青の区別がつかない
水のない水槽の中は
水がない分だけ騒がしい
自分の鱗のはげ落ちる音にすら
耳を塞ぎたくなるほ ....
おれ高校のときから女の子とうまく話せなくってさ
バンド始めてからもコンプレックスっていうのかな
負い目が消えなくてステージの上でベース弾いてても
いいところでふわっと冷めちゃうんだよね
あっお ....
糞のような上司に扱き使われ、糞のような後輩に罵られながらの仕事を終えた僕は、朦朧とした意識の中で帰宅した。
霞んだ視界の中で、世界が僕を嘲笑っている。
絶え間ない幻覚と込み上げ ....
とっても とってもすきだったから
いっぱい いっぱいすきってゆったんだ
すきなときに すきってゆったんだ
すきなだけ すきってゆったんだ
すきかってに すきってゆったんだ
すきほうだいに ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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