僕は見ていて眠り続ける
やってくる何かを僕は
何もないまま求めながら僕の
僕は風みたいで

それは僕には風だ
誰もいないままその
誰もいない眠気がそこに
ある僕を静まっている

* ....
空に二つ目の太陽が咲いた朝
それはきっときれいだったはずでしょう
誰もがその美しさに目を奪われたはずでしょう

咲いたばかりの太陽は
その美しさを誇示するように
空一面に広がりま ....
淫らな夜に唾を吐きながら飛び惑う鳥だった、嘔吐のように溢れ出る鳴声のせいでいつでも水が欲しくてたまらなかった、カットされた景色のような電信柱の影をかすめながらうち捨てられた巨大なマンションの最 .... 僕の眼球が世界を三つの色だけで映すようになったとしたら、君は何色に見えるのかな。
僕はそれを知らない。
神様が罪を産んだときからずっと、世界は色で溢れていたから。
だから僕は目を閉じて、世界 ....
心すむ夜
はねる気持ち
今静まり返る
冷静に落ちつける

黙って己のすべき事を
なす
誉れ高き性格と
的を得た話

純粋な気持ち
あらわれる心
無になる
私利私欲がなくなる。 ....
自転車に乗った
憂いタマシイ
たまたま溜め息ついたら
ため池にドボーン
落っこちた

びっくりして
池の主が首をもたげる
意地悪そうな顔だった
ぼくは興味をそそられた
" ....
異端の共鳴
華達のさざ波

一度の終焉が教えた教訓

今こそ捧げよう
夢の鎖
氷の都

業の深い夢人
あの華の咲く頃に
永久を詠えるだろうか

雫となって
この指から零れ落 ....
なにもかも逃げたくなって

部屋の窓から飛び出そうとしたら

オレンジ色の空に

夕陽が手を振って消えてった
月が揺れたように
見えたんだ
きっと君が近くに
来たんだね

君が帰るまで
僕はずっと泣いていました
全身を硬直させて
僕はずっと震えていました

想い合えた筈なのに
傷つけ合っ ....
月が笑ってら

それがおかしくて

空手の帰り道

おいらも笑ってら

四十すぎて

空手をはじめて

どうなりたいねん、って言うけれど

やばいくらい

汗をながして ....
いつだって私を優しく
包んでくれる

喜びも悲しみも
何も知らないくせにね‥

本当。不思議な存在

そんなあなただから
なんだか無性に会いたくなる夜があって
ズルい私はノッポなビ ....
こねこねつるりと
心臓を抜くような
夕立 ずぶぬれになって
長い長い 坂道を下る

サンダルで失敗したなと
思わないように夏でも
ちゃんと 紐の靴を履いて
のぼった時はお天気 だったの ....
いつからだろう。

『約束』
が重たくなって

僕の予定を狂わせる。


向かい風が強くなる。

渇きやすい瞳は

視界を狭くする。



あぁ僕は、

ど ....
リリリリー
公共地下道に蟋蟀の鳴き声が
響き渡る

蟋蟀の
姿は見えない

最近の公共地下道は
明るすぎて人工物まる出しで
めまいがする

塾帰りの中学生たちが
とめどなくおし ....
ぼくの中の
アナタから
物語を剥ぎ取る
すると もう
アナタしかいない
消せない
美しい傷痕のように
ぼくの中に
無言でたたずんでいる
ぼくが話しかけると
密かにうなずき
微笑み ....
飼い猫と捨て猫の違いぐらい
こんな私だってわきまえているよ

あなたに甘えられなくて
ミカン箱の中で過ごした一夜

大輪の花火きれいだとあなたは言った
そんな花火になりたくて
この街へ ....
歩いていた小犬を蹴り上げたつもりが

刹那、足に乗ってさらに高みへと舞い上がった小犬よ

それとも俺が地面にめり込んだか

どちらにせよ

犬との距離に寂しさを覚えた
幸せは
あなたがいて
わたしがいること

月に食べられた太陽の
その切れ端を見ている

絡めた指先と肩に触れる体温
鼻を寄せるとほんのり汗の匂い
暑いね、ってつぶやく

 ....
新聞紙に包んだ卵を

割れないようにそっと運ぶ

手のひらさん 手のひらさん

優しくなぁれ 優しくなぁれ

あともう少し 今の次まで

涙を流した悲しい昨日を

振り返っても ....
気がつくと
椅子に座り
女を抱えていた

口をぺちゃくちゃして
何かいう
薄いテレビのような女

体を動かすので困って
それからどうしたか
覚えていない

thin and s ....
冴え冴えと月 秒針よりも鋭く
心まっすぐに 君へと向かう

新しいコート 最初にね
見せたかったんだけど
袖を詰めに君は
風の中に僕を置いていくよ
風が強い 誰もいない
いや 誰かがい ....
歌を歌っていく時間を作る。
歌を歌うことは楽しい。
本屋さんで歌を歌う。

歌を買う。

歌を買うことから自由になる。

歌を歌うことから自由になる。

本屋さんで本を買う。

 ....
青い夜は終わり
透明な朝が始まる

君への言葉は流れ
私のココロへと降り積もる

見て
あの遠くを照らす
紅いひかりたち

きんいろのオビが
君へと続いている

しろい雨粒は ....
救いなんて
いつまで待っても
来やしない

月は続ける

あたしはもう
かれこれ数十億年
こうして待って
いるけれど

だれも
ひとりも
迎えにきてなんて
くれなかった ....
 
 
よちよち歩きの頃から
そう呼んでくれた
近所の酒屋の父さんが
亡くなった

いつか帰省した時に
店にタバコを買いに行くと
タバコよりもたくさんの
缶ビールをくれながら

 ....
詩を書こう
くだらないやつを僕は
少しいた おもしろいと言う人は
おもしろくないという人は無でもない

誰もいないけれど
僕はこうして生きているんだと思った無の
僕は生きているの ....
marie

息がつまりそう
もう僕ら二人
地下鉄に乗って
堕ちるところまで
堕ちるしかないかな
あれから夜は一人きりで
ガードレールの白く浮き上がった道を
ずっと歌を口ずさんでね
 ....
世界中に僕らの
傷跡があふれてる
世界中で
ヒリヒリいたんでる
今日もまた一人さよならってさ
うなだれることも
泣くこともできねーで
僕は笑って
誰かれも笑って
つまんねー事 一 ....
君が腕の中にいる
一度は僕を拒み背を向けた愛しい君
どういうわけか、君とホテルのベッドにいる
君はあの日と変わらずキレイで
僕の本能はあまりにも正直過ぎた
このまま君を立て続けに抱きたい
 ....
夏休みを
金属バットで
殴り壊して進む
道の上や
軒下で
いつまでも死んでる鼠

雨の日に近づいて
瞬きごとに色の変わる彗星

君が世界の果てに逃げたら
世界の果てまで行って ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
詩を書く番田 009/8/4 2:25
二つの太陽なかがわひろ...009/8/4 1:24
風に吹かれてホロウ・シカ...1*09/8/4 0:38
水彩絵の具を、水に溶かしてかなた蒼空309/8/4 0:09
清き夜ペポパンプ7*09/8/4 0:01
逆さまメガネリタ。209/8/3 23:53
氷の都[group]漣 風華109/8/3 23:47
さよならバイバイいのせんと009/8/3 23:45
月夜野に咲く華の様に[group]漣 風華109/8/3 23:42
四十すぎて吉岡ペペロ709/8/3 23:32
『星にさよなら』海 猫009/8/3 23:27
ずぶぬれ瀬崎 虎彦109/8/3 22:53
YuLia0*09/8/3 22:12
蟋蟀が鳴く/ひとりごちるようにkauzak7*09/8/3 22:09
傷痕フクスケ009/8/3 21:06
見つめるひと恋月 ぴの23*09/8/3 20:35
_短角牛109/8/3 18:42
日食まさたか209/8/3 16:41
卵を運ぶ時間ゆうか109/8/3 16:26
レッテル・ウーマン生田 稔209/8/3 14:16
サテライト瀬崎 虎彦409/8/3 11:59
本屋さんで歌を買う話。寝る話。109/8/3 10:55
この雨は君の町へも届くだろうかeagle409/8/3 10:51
ふる むーんmayuki209/8/3 10:47
よちぼ小川 葉409/8/3 3:14
詩を書こう番田 009/8/3 3:11
marie瀬崎 虎彦309/8/3 2:15
daburu/araunnd竜門勇気009/8/3 1:11
突然の智哉009/8/3 0:55
金属バットが真夜中にうなりをあげる竜門勇気2*09/8/3 0:48

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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