テキストと
    貴方は無関係
    ほんとに

    本と一緒になるから
    全てが色褪せて
    変に醒める
 
    ほんと
    キスをしても
   ....
 
 
 
【Cabaret】



 夜の帳が降りた街の片隅に静かなセレナーデ
 片足の黒猫がさ迷い歩くわタンゴ
 ネオンが煌めく店から流れてくるジャズ
 今夜も恋焦がれる男たち ....
うつろな姿に 果てる
自然を消耗し 切り崩す手で
織り成し 製造してきた
驕りのあまたの 過去世につづった史暦を
科学と呼ぶなら
未来圏に向かって 誰も知らぬはずの新たな
法則の検索

 ....
季節外れの
逃げ水を追いかけるように
伸びては
落ちる
あの夕暮れの
ふたりの影に
シャッターを切った
その瞬間を
名づけることに
いまだ
迷わずにいられない
夜の気配ににじ ....
繭の中身を確かめに
ヴェランダからするんと
カーテンを伝って降り
君の夢へ移動する

月無き夜のこと
君の小さな体に
無数に穿たれた
秘密の森のこと

心に生い茂る銀色の
すすき ....
hearken to the wind of will

曇り空の下にひろがる
見慣れた世界に雨が落ちる頃
君は花のように風に髪を梳いた

言い訳ばかり机の上に
積み上げてつまんない大人 ....
た す け て 息 が で き な い

あの女の子はピザ屋でバイトしてる男の子に犯されてでも二人は愛しあっていて
そんな中私は授業をさぼって学校の図書室でわけのわからないフランスの詩を読んでい ....
さあね
と、言ってごらん
それだけで千と
一夜の妄想を掻き立てる

さあね
と、言ってごらん
それだけで君の
血の色は藍にも黄にもなる

さあね
と、言ってごらん
夜が銀の杯を ....
草から分かれた空色に
虫は染まり 身じろぎもせず
夜明けの光の逆を見ている


曇りの上の曇りから
水の底の骸へと
緑はさらに緑に降りつむ


闇のなかに闇 ....
眩しくなったら出ておいで
寂しくなったら出ておいで

いつもここにいるから
いつまでも待っているから

そしたら、
濁った色のうみうしでも
優しくしてくれ

君がいつか、
いなく ....
ドアを開いて休憩室に入れば 
あちらこちらに、誰かの靴が 
散らばっている。 

人々の足並みを揃えるのは、難しい 

僕の小さいこの手では 
無数の靴の転がりを 
とっても整列できな ....
海より遠い、
安曇野を思う
穂高の山々を
わさび田の清流を
あるいは
ただその空を思う


閉め切った窓の硝子に反射する、
ピアノ曲に誘われ
ふっと解けた封印は
気付けばとっくに ....
おっぱいはんぶん
見えてるよ
だけど君の向こう側には
夏の終わりの夕陽が沈もうとしているのさ
古びた桜並木の崖は高台の端っこの
カーブのガードレールに腰掛けて
おっぱいはんぶん
見えてる ....
「百」


百のざわめきを虫取り網で追い回して

百のつぶやきに釣り糸を垂らして

百のウソと百のホントを掻き分けて

たったひとつの詩の言葉を探し求める




「鬼 ....
うたた寝のあとに
頬についた畳のあとに気づく

ミンミン蝉の声が
ひぐらしの声に変わる

18時の空の色が
橙をを帯びた紺になる

宿題なんてないのに
妙な焦りを感じてい ....
囁く言葉は
いつしか熱い吐息に変わり
君が隠した赤が
熟れゆく速さで熱を帯て
教室と体育館の裏側で
目眩が生じれば
僕はそれを侵し
正しい世界がにらんでいる

やがて窓から陽が差して ....
僕の要件が紙飛行機のなかで眠っている頃
望遠鏡の夢はテキサスにスプーン2杯分の時間を投げかけた
アラモの赤土に鳥は埋もれそこから何本も白い骨が出た
透きとおったままのダリア路上に眠る懐中時計
 ....
大嫌い。

皆、皆大嫌い。


消えて
消えて
消えて
消えて
消えて

それで
全て終わるのなら


全て消えて
しまえば楽なのに。





たから ....
この気持ちはなんだろう?
別に好きってわけじゃないだけど嫌いでもない

友達の前ではいつも
相手をからかうような事しか言わない
それが苦しいとも思わない
だけど、たまに見かける時知らぬ間に ....
「これであんたは終わりだよ。言い残す事は?」
「殺さないで下さい!あと好きです付き合ってください!」
「図々しい!」
「カニも食べたい」
僕の考えた妖怪
妖怪助けてー

肩から上しかない妖怪。
浅瀬で助けを求める。肩から上しか見えないので、川が深いと思って
助けに飛び込んだ人が顔面を強打して死ぬとその肉をむさぼる。
善意に ....
白髪があったので
抜いてみると
耳の裏辺りから
ぷちっと音がして
なんだか少し
体が冷えたみたいだ
隙間風の
よく聞こえる耳になった



抜いた白髪が
白い糸みたいだったので ....
パスワードを変えた
だからあなたは私に触れることはできません
パスワードはあなたにはきっと解らないでしょう
ヒントは私の部屋の水槽で泳いでいるきれいなかわいい青い魚の名前


私はロボット ....
ボクがキミを食べないように、ボクは口を縫った
食べたいのちは数兆個。それかきっとそれ以上。それ以上の単位って知らないから、まあ多分きっとそれ以上は食べてるのかな、。
毎日3食食べてきたから、一日1 ....
黄いろい光と影

田んぼ

新幹線でぶっ飛ばす

田んぼと田んぼの細道を

静かにまっすぐ銀の軽


その銀の軽が


ぼくに憑依してきた

軽の中では音楽が鳴っていた ....
 ときおり、なまえを付けてきた
 今、見えているものたちのこえ
 ひとしきり、なまえを呼んでいた
 昔、とおりすぎた波止場のすみ


 正午を知らすサイレンと
 赤と白の煙突に泣 ....
追いかけても
黒い影しか見えない

たぶん
夢のしっぽだと思う

ちゃんと
見たことはないけど

そう信じて
追い続けていこう

虹の橋が
架かっている先まで
ひとりぼっちは
毎日、蟻の列を眺めていた


ひとりぼっちは
毎日、近所の猫とじゃれていた


ひとりぼっちは
夏休みにお婆ちゃんから貰った
花火の詰め物が勿体なくて
湿気るまで ....
愛 礎 笑顔 思い出 デリカシー
シーツ 月 器量 歌 愉しみ 
水面 モノクロ ロールシャッハ 羽 寝息
君 耳 耳たぶ ブラウス 好き

希望 嘘 素数 ウミウシ シンデレラ
ランパル ....
何度目の朝なんだろう
僕はまた歩く


或る朝、僕は草原を歩いていた
太陽は今にも昇ろうと地平線の向こうに待ちかまえ
紺色の空は金色に染められた
僕は息をとめて歩いていた


或る朝、僕は雨の街を歩い ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
古物商zihan3*09/9/2 1:59
Cabaret綾瀬たかし009/9/2 1:44
「未来紀」月乃助2*09/9/2 1:33
にじむかんな4*09/9/2 0:09
月鳴夜瀬崎 虎彦17*09/9/2 0:08
hearken to the wind of will709/9/2 0:00
図書室ゆりあ6*09/9/1 23:23
さあね瑠王7*09/9/1 22:54
霧穂木立 悟809/9/1 22:52
無題ブロッコリー...109/9/1 22:50
汚れた靴 服部 剛3*09/9/1 22:12
安曇野銀猫14*09/9/1 22:01
焼心ふくだわらま...209/9/1 21:49
四行詩四態 <5>nonya8*09/9/1 21:37
デイドリーム・ビリーバーかとうゆえ6*09/9/1 20:51
二人の世界ミツバチ3*09/9/1 20:31
花屋の娘唖草吃音109/9/1 19:44
今日。ユダ209/9/1 19:38
キモチとわ109/9/1 19:36
図々しい!オノ809/9/1 19:26
いないけど死ね。809/9/1 19:18
白髪小原あき6*09/9/1 19:02
青い魚の名前ゆりあ509/9/1 18:52
キミを食べたかった夜の夢から覚めた緋霞309/9/1 18:30
田舎道吉岡ペペロ5*09/9/1 18:08
大波止こだま千鳥209/9/1 17:47
夢のしっぽ未完3*09/9/1 16:53
馬鹿刀刃子209/9/1 16:07
cymbidium瀬崎 虎彦2*09/9/1 15:37
kawa209/9/1 15:14

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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