扉を開けるとそこには
柔らかい膨らみをおびた
甘い香りの君がいた
とろける様な舌触りの
あの濃厚な感触が蘇る
僕は誘惑に負けた後の
リスクぐらい知っている
でも でも でも でも
君が ....
 流れにあらがい
     生きていた頃が、ありました
       いつもいつまでも
    淀み 聞かされた
 乳房の谷に湧き出る 
哀瀬の流れの
   さだまらなかった

  ....
寝るのは好き?
平穏を感じられない?

やすらぎを得られてる?
寝てるときの君は何処にいるの?
この世界に意識はないよね?

寝るのは好き?
どっか行きたい?

寝るのは好き?
 ....
青いバラを見ましたか
青いバラを見ましたよ
花屋さんのでっかいガラス張り冷蔵庫の中で
束になって真っ青してました

青いバラのニュースは聞いていたので
とうとう出回るようになったかと

 ....
流行曲はあるけれどヒトラーのロシアの貧しい生活に、ニューヨークを感じている光の中の、人々に流れる電車に。とうとうーパリのカフェの歌ってあるはずだー歌を探していた。眠りの中で見いだしたい。あるいは、ロン .... 言葉を
干からびた 食べようとした
白色のものが それは
干からびた 言葉を見ていく

取り出すように はき出されたものに
屍の外から 転がっていた 血から親指に
僕の魚のように
取り ....
ノートにひたすらに
どこかへと 僕が生きて行ければいいのだがと
並べられた夢を
手にしたことのないペンを 言葉を
僕は書き起こす

見ていないのに言葉を見ている 
目のまじめなように 言 ....
荒々しい岩場がつづくこのあたりには
人の住む気配はない
わずかの食料と水を持って
私はこの世界に逃げてきた

太陽が猛烈に照りつける
灼熱の午後
私は太陽の目を避ける穴を探して
岩場を ....
地下鉄は地上よりは涼しかった

青信号を手を挙げて渡る小学生を見て

まだまだ捨てたもんじゃないと一人で頷いた

混ざらない綺麗な夢を見たいな

明らかに時間切れだけど

必死でし ....
信じていたことは
鉄のかたまりで
不要になっても
手放せない

高熱で溶かしてみる
自分がダメになりそうになる
だから途中でやめる

ただ眩しかったことは覚えている
少しだけ変形し ....


風ふーふーふーふー風ふーふーふーふー風来坊

風ふうふうふうふう風ふうふうふうふう風来坊

風ふーふーふー風ふーふーふー

風と一緒に駆け抜ける
道全体を駆け抜ける
風と一緒 ....
あの方は綺麗ね


本当に美しいわ―・・・





零の抵抗





あぁ、とっても昔の話ね・・・
彼女の話をするのなんて、あの時以来よ?

みんな幼か ....
東京の女の子

とうきょうのおんなのこは
14のとしにはもう
はいひーるをはいて
まつげをかーるさせ
おとことあそんでた

とうきょうのおんなのこは
5つもとしうえのわたしを
「お ....
朝起きたら腕が一本生えていた。

昨日むずがゆかったわき腹から。
にょきっと小さな腕が生えていた。

よりによって最も憎いあいつの
あいつの体と同じになろうとしているのだ。

僕の体は ....
融け合わない哀しみは

幸せを幻のように遠ざける

歩道にこぼれている優しい光に

薄い肉のような影が散っている

あなたからのメールに

意地になって返信している

僕のわが ....
つくし等は、地面に並び 
風に身をしならせ 
世界をすっぽり包む 
まあるい空を、仰いでいる。 

( 独りだけがこちらを向いて 
  僕に何かを、云っている ) 

風の行方をからだ ....
これが
きみの体

そう言って
葉桜になった
枝をもぎって
ひらいて見せた
掌には
千切れたり
擦り潰れた
緑色の葉と
黒い枝があった
あんなにも
咲いて散った花びらは
 ....
あなたの風にまかせた言葉に、

私の眉間のちょっと上がった部分にある軟らかい風車が

くるくる回って、頭の中を引っ掻いてる。

「全くもう、どうしてくれるのよ。」

という発電。

 ....
永遠のひび割れていく音がして
半球は淵から欠けていく

美しいひとに抱きしめられ
全身でぬくもりを感じるまでは
生きていようと心に決めた
あの冬の寒い日
凍結した死の決意は
恋をしたと ....
何故こんなにも切ないのですか
繰り返し尋ねたのは
きっと怖くて仕方無かったから

舞い降りて溶けてゆく
白い花弁の様に
儚い貴女を想ってました

溢れる慕情の行き場さえ
苦痛の海を忘 ....
君が伝えたいと思うなら
叫べばいい
拳を思い切り突き上げて
叫べばいい

煙草と携帯と財布を準備したなら
青空の下へ駆け出せ
どうせなら仲間も誘って
虚空を仰ぎ見るといい

Bec ....
川縁のアパートは、しょっちゅう圏外にになるので、夜毎気が気でない
水は昼間の機械的な足音を発し続けている。ここは幻ではない
ガラス戸を潜り抜けてくる冷気が、失われた声の代りに過去の断片を差し入れて ....
屈託の無い笑顔で
光をたぐり寄せた
他の誰でもなく
君がそこに立っていた

消える直前になって
耳元でささやいた言葉
心の引き出しの中
四つ折りにして仕舞ったまま

大人になるって ....
物は壊れて

人は死ぬ

手に入れたくない

手に入れなければ失わない

失いたくない

だから

何もいらない

いい子のふりをして

にこにこ笑って ....
ほんとの太陽は青いので
空は青く見えるんです
白い雲は白くって
甘い香りがするんです

ぼくたちは水辺を歩いて
大きな門へ着きました
ぼくの手は離されて
小さな階段をあが ....
体液だと思ったそれは水銀のようでした
どうりで息苦しいはずですが
それならそれで仕方ない

ベランダを支える木材は
空気をふんだんに孕んでる

ぼくがぼくでいることを
認識 ....
あの時

私が走ったから

大切なものを見過ごしてしまった

信号待ちする時間?

人混みを掻き分けた時間?

どこに余分があったか探す

一番の原因はここにあるのに

遠 ....
あの時

私が走ったから

今ここにいる

この空気 この人たち

たった一瞬の巡り会わせだ

それなら

ありったけの幸せを感じよう

たとえば今を悩んでいても

悩 ....
眼の前にやるべきことを作る、

面倒でも作って、それをこなす。

ま、言ってみれば毎朝のラジオ体操のようなものだ。

乗り越えるというほど大げさなものでなく、

身の丈よりやや大きめの ....
銀のアルマイトのおべんとに
ちょっと焦げたハチミツ入りの卵焼きと
ちょっと焦げたウインナと
焦げてないきゅうりのお漬物とバナナをつめて

ピクニック

ようちゃん
自慢できるものはある ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夜中の誘惑加羅1*09/9/22 2:46
「珊瑚」月乃助7*09/9/22 2:01
希夢望夜恋009/9/22 1:40
青く染められた物語小池房枝3*09/9/22 1:40
電車の、音の、向こうで番田 009/9/22 1:35
砕く、石を見る109/9/22 1:32
原稿用紙に、座る0+09/9/22 1:31
言葉のない世界ばんざわ く...1*09/9/22 0:18
サグラダファミリアにぶつかってこめ14+09/9/21 23:55
かたまり木葉 揺4*09/9/21 23:50
風来坊……とある蛙8*09/9/21 23:36
零の抵抗セルフレーム209/9/21 23:02
東京の女の子ミゼット2*09/9/21 22:02
009/9/21 21:38
太陽の予告吉岡ペペロ909/9/21 21:35
つくしの家族 服部 剛309/9/21 21:28
葉桜の木陰で水町綜助609/9/21 20:24
アトミック・ラブひとなつ0*09/9/21 20:11
涕涙温溶木屋 亞万6*09/9/21 17:44
花弁に重ねて[group]漣 風華109/9/21 15:40
拳を突き上げて[group]009/9/21 15:39
彼岸の色ロボ109/9/21 14:52
光をまとっていた葛西曹達209/9/21 12:58
ものはこわれてひとはしぬはな209/9/21 11:35
呼吸309/9/21 11:34
水銀109/9/21 11:34
うしろmarica...1*09/9/21 11:07
まえ2*09/9/21 10:52
ターン・タタ・タタターンパンタタ509/9/21 10:02
ピクニックオイタル4*09/9/21 9:16

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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