避ける 
ただ ひたすらに 避ける 
なぜなら 俺には 
底なし沼の上を行く 
トリプルアクセル的跳躍力がない

流す 
ただ ひたすらに 流す
なぜなら 俺には 
成功の糸にし ....
かわいい
かわいい
マー君

他人だけど
我が子のように
かわいい
つい手が出る

おせっかいな
自分に気付く
マー君と共に
成長して行く
樹木のふりしたブロンズの支柱から
つり下げられた
仄かな風にそよそよと揺れるシルク

柔らかすぎる壁の中に
たたずむものは何だろう

揺れるシルクの隙間から
薄茶けた蝋のような
立体 ....
 水の中をただよう雪に視界を塞がれた
 ちいさなちいさな世界
 舞い上がる光のカケラは静かに 足元を通り抜け沈んだ
 あの日のきみが閉じ込めた物語には今も雪が降っている
 
 止まったままの ....
こんなにも苦しいとは
まるで、恋に焦がれる少女のよう


彼女は私を好いてくれている
とても嬉しいことなのだが私は臆病で馬鹿だ
答えることも何もできない

抱きしめてくれるのは構わない ....
窓を開け


思い出すだけ







窓の開け方を忘れ

思い出す為に




窓を開ける







開ける ....
借りる宿の

畳が泣いている

ジージェンレイ ジージェンレイと


わたしは生後2か月頃のままの体で

無防備な平泳ぎを

食後にはフランスパンを

カチカチのフランスをパ ....
えこなと別れるときはいつも
私はまた、えこなに会えることを確信している
それはとても漠然とした理由だから
説明するのはとても難しい
私の中でえこなはとても大きな存在だけれど
私がえこなと過ご ....
閉じたまぶたの裏側
流行のカフェ
野球場
交差点
カーテンを開けて見た窓枠の景色
ピースサインの谷間

病院の待合室
えこなはいつも、私を待ち伏せるかの様にそこにいた

えこなはそ ....
私がえこなに出会ったのは18の冬だった
牛乳を初めて飲んだのよりは後のことだった

えこなは黄色いかばんを肩から提げていた
中から500mlの紙パック容器を取り出し
水をここに入れてくれない ....
かなしいですか
かなしいです

したにりぼんをゆわえてまってる

みんなかわいいおにんぎょう
つよくゆするとくびがとれてしまう

せぼねもほんとにもろいんだった
ぐにゃぐにゃ ....
初秋の風が吹くころ
フレンチトーストが食べたくなる
あたたかいカフェオレをともにして
愛しい人を想い描きながら

サクッ ふわっ しっとり甘い
フォークを持つ大きな手 あなた
 ....
あのひとのお勤めする
ひんやり白い建物を
思い描いている
あのひとの好きな
歯の痛くなる甘いお菓子
コンビニで買ってみる
あのひとと一緒に行った
細い道を
一人で歩いてみる

なん ....
きっかけなんてないままに
特別な理由には目もくれず
ただ夢中で積み上げていく
行けるところまで行ってみよう、と


そんな毎日が楽しみでした


円柱形の白いもの
どこで拾ってきた ....
感謝しない人
暴言を吐く人
命を大切に
しない人

暴力を振う人
威圧する人
仕事が丁寧で
ない人

懸命に努力
しない人
優しく
ない人
モンスター
現る

怖くはない

ひたひたと
近づいて来る

私は逃げない

握手を
求められ

おそるおそる
右手を出すと

モンスターが
躍った
またあの娘の夢を見た


中学か高校の薄暗い教室で、みんながやがや喋っていた
私もある女の子と音楽の話をしていた
ふと隣を見るとあの娘が自分の席に一人座ってぎこちない空気を漂わせていた

 ....
手の甲ではぜる、雨粒の
ふれた先から
鈍い痛みをかかえだす
埋もれる町並み

 *

葉脈からめぐる
漸近線は
まのびしたまま
行方知れずへ

 *

花を手折るように
 ....
ぼくは 生きています
なんとなく 生きています
いいえ ほんとは
生きたいと思って 生きています


ぼくはときどき 詩を書いています
詩のようなもの と言ったほうがいいかもしれません
 ....
グロテスクがある
グロテスク・デスマスク付けて
徘徊する
徘徊しても気にならない
グロテスクな空き地がある
グロテスクな子猫が
グロテスクな土管の上で
グロテスクな童話を諳んじている
 ....
朝がくる
今生きる日を照らしながら
遠いどこかの仄めく闇から
それを私は今日と呼ぶ

それが晴れでも曇りでも
朝は今もどこかで
夜の間に澱した人の哀しみを
綺麗に振り払いながら

 ....
石を蹴ったら靴が脱げて

靴を拾いに行ったら国境を越えた

そんな風に僕はあいさつをして

君はバナナを一本僕にくれた

皮をむいて

あまりおなかは空いていなかったけど

バ ....
はんぶん機械のようなものだ





コーヒーの無機的な味
オーソドックスに平日の朝をまとめあげる
適切な手段と手続きに従って、予定された課題を消化する

抗体がいまのと ....
僕は見失うことを考える
中に君を考えさせられて
暗闇の
いる僕は
雨が降っている
鳥よりも飛行機よりもくもの巣が空を舞う街
ギターよりも歌よりも破裂音が響く街

何度もパソコンを叩き壊そうとして、うまくいかない毎日
幾度も断食を試みて、それでも強欲な毎日
を送る

た ....
 
僕が見上げた あの日の空は

とても綺麗に 輝いていて

こんな僕にも 微笑んでいた



僕も自由を 手に入れたいと

空を飛んでた 僕の翼は

醜く光り その空汚す
 ....
思いのすべてを投げ出して

あなたに抱かれたあの日の夜

微笑みの影に気づかないふりして

瞳をそらしながら目を閉じた


空には十六夜の月

満月は、あまり好きではないと

 ....
空の青さを集めれば
胸に芽吹いた
白が
私の体をいつか覆い
そのまま溶けてしまうのかしら

ゆっくりとしたリズムは
体の奥から
絶えず聞こえている
耳を澄まして
目を閉じて
身を ....
学生の頃 日本はバブルの全盛で
就職できないなんて考えもしなかったよ
授業も出ないでバイトして、飛行機チケットを買ったのさ
バックパックかついで、足の向くまま気の向くままに
羽の扇ふりながら、 ....
 
 
こびとの ふねが
ちいさな おおきな ふねが
たそがれの
うみへ きえてゆく

いま みたばかりの
まど まど まどが
そこからみえた
ゆうやけの
ひとつ ひとつでも
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
逃亡花形新次1+*09/10/3 0:16
マー君ペポパンプ4*09/10/3 0:00
不可侵領域kauzak5*09/10/2 23:18
スノードーム湖月109/10/2 22:32
独断と偏見愛の嗚咽009/10/2 22:19
能 力北星三天009/10/2 22:15
ヤドカリアキラメラマオ209/10/2 22:12
えこなからの手紙人 さわこ109/10/2 21:55
えこながいた609/10/2 21:55
えこなとの出会い209/10/2 21:54
いぬミゼット2*09/10/2 21:44
フレンチトースト百瀬朝子6*09/10/2 21:28
ぱっぱかはしるとうどうせい...809/10/2 20:58
積木崩し[group]中原 那由多9*09/10/2 20:52
許せない人ペポパンプ5*09/10/2 20:50
モンスター未完2*09/10/2 20:06
YOU ARE MY NIGHTMAREゆりあ1*09/10/2 19:37
浮舟ことこ2*09/10/2 19:01
ぼくは どこへも行けないyo-yo6*09/10/2 18:17
この街のグロゴースト(無...1*09/10/2 18:04
おとずれる時soft_m...2*09/10/2 14:53
家族水町綜助809/10/2 14:49
確証のないこうふくのなかでねことら209/10/2 14:18
見つける雨の中に番田 009/10/2 14:04
Everlastingブロッコリー...009/10/2 13:24
‐空‐‐弘‐409/10/2 12:14
十六夜橘祐介309/10/2 11:25
青い空ミツバチ5*09/10/2 10:38
ごめんリーフレイン4*09/10/2 10:19
浮舟小川 葉4*09/10/2 5:15

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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