ときどき僕は
草のなかを歩いてみる
さらさらと風が流れてゆく
草穂が膝頭を撫ぜれば
なつかしい思いに満たされる


ときどき僕は
人に話しかけてみる
ときどき
誰とはなしに笑いかけ ....
9月6日と、今日が
僕の誕生日です

誕生日なんて
年に一度あれば充分だけれど
ふえたら、ふえたで
うれしいものですね


あんたさぁ
いっつも いっつも
死にたい、死にたい っ ....
風邪気味の小径を両足で押してる音
ビニール傘をバタバタと

夜には嵐がくる
昼のうちに温かくしておかないと
熱が口から飛び出してしまう

コーヒー屋さんでココアを飲もう
ぼんやりと流れ ....
あなたと居たら
どんなに気持ちが沈んでても

元気になれる

あなたのせいで
どんなに持ち直した気持ちも

どん底に落ちる

愛する人

あなたは天使の微笑みで
今日も私を崖 ....
海に
忘れ物をとりに行っているあいだに
植物はそろりそろりと
水を探して気根を伸ばしている気配
あなたは海辺をさまよいながら
まぶたの下から不安げにそれを視つめている
あばら骨が上下して呼 ....
空の階段をかけあがって 風に乗って遊ぼう
笑い声が輪になってまわるよ

雲の上で寝転がって やさしい雨に触ろう
あなたの頬に太陽がキスをするよ

星のあかちゃんが生まれたよ
そーっとそー ....
泣いて
泣かないで
つめたい雨が心臓に流れこむ
あなた
わたし
だれか
いいえ あなたの
熱い 肩や指先の
感触たちがおしゃべりする
わたしのからだに
夏が帰ってきたみたいだよ ....
何度も、なんども、なんども、なんども
考えた事がある。
他人に理解されるための
正当化
それが行き着く場と
自分の中での正当化
世の中のせいにして
自分が正しいとゆう
正当化

あ ....
{引用=

 こまかく

  こなごなに
くずされるのです 

 支払わなければならない 代償に
 大きく それをさしだせば、
 残ってやってくる 手にするコインの
 ざらつく 他 ....
軒先にナイフをぶらさげながら、雨が止むのを待っている。

したたる雫は舌足らずに私の下で喘ぐだろうし、
着替えた下着は乾ききらずにあなたの肌を濡らしては、
行ったきり途絶えた糸電話の答えを探し ....
ね、君に



会いたくなったんだよ






ばか。


さよならしたのは

自分じゃない。


罪だよ

もう



ヒミツにすればいいじゃ ....
夢の中で雨がぺちゃぺちゃ降り続けます
私は透明です
いつかいた教室に今いるようで
周りが騒がしく
その時の僕も挨拶をして
眠そうに誰かと話しています
もうすぐホームルーム
遅刻はしなかっ ....
氷の体を
君は、死んだみたいに
幸せだった、街の暗がりを 僕の
背負っていた 労働者として

暗がりは、目指した
生きるのは、天使のようなものだと
吉野家を出て、ビームの暗がりから
歩 ....
わたしは生きています。
わ    き  ます。
 た    て ます。
    生き  ます。
   は  て ます。
  しは き  ます。
  し      す。


あなたから ....
積荷をまとわされている
僕は何かをつかみ取ろうと
言葉が行き交い それをかわそうとするサラリーマン
ミサイルが走っていく

窓の向こうには
僕をさまよっていた そして暗闇に
寂しい記事が ....
諸行無常のユメのなか
生病老死がコワくてコワくて

抱えきれなくなって
だからヨッパラって
また酒カックラって

そのうち酔えなくなって
こんなとこまできた

(どしよもなくて来た ....
夜香木の
香る夜
疲れた体に
一杯の酒

ロックンロールは
最高
体にムチを
打つ

エンジン全開
さーはりきって行こう
明日もお客様に
喜んでもらう
今回も私は何も言えず
胸に全てをしまい込む

頭の中で一人ブレスト開始
あの時のあなたの行動が悪い
でも私の可愛げない発言も、もしかしたら
素直になりたいけど素直になれない
そんな関係な ....
今回もお前が黙り込み
胸に全てをしまい込む

頭の中で一人討論会が始まる
議長がお前なら与党も野党もお前
第1審は大抵『決別』で決着
『帰る』と言いだすと、結論言い渡し開始の合図

堰 ....
名前の無い鳥に
名前をつけてあげましょう
卵の色はきっと
それによって変わるでしょう

鳥に名前を付けた日の
日記をつけておきましょう
できれば写真も撮っておきましょう

鳥は喜びま ....
                    それだけは 
                    避けようと するのだ、
                    未開の人が 
            ....
休憩室の入口に 
逆さに置かれた、左右の靴。 

すれ違いそうになりながら 
互いは離れられないように 
日向で{ルビ時間=とき}を、止めていた。 

(ひとりっきりの靴ほど 
 寂し ....
イヤサれたいのかアヤサれたいのか
さっぱりわからないまま


それでも

ワタシの傷はワタシだけのものだ、
そう簡単にイヤサれてはたまらない



カタクナに身をカタクしてじっ ....
くるくると うごきまわるものは
もう あんまり ほしくない

そこにあって
ただあって

からっぽのかおして
しずかに うごかない
やさしいものが いい

ちゅうとはんぱに
おっ ....
まあ いい

そのときそのときの
ことば

そのときそのときの
こころ

いましめる てをはなして

どこか からっぽの
かなたに つぶやく

どこか からっぽの
かなたへ ....
ぼくは腹を立てない

それはじぶんだからだ

じぶんを比喩して

それは目のまえにあるだけだからだ


ぼくを見つめた誰かの

その追憶をぼくは辿る


どこか遠くで

 ....
ひびきわたるときは
とてもとても ひろびろとしたところに
ただ ほうりなげるように
ひびきわたれ

さかいめのうちがわだけで
なりひびくときは
ふかくふかく くらいところまで
ふる ....
俺の手に胼胝がある
ひい、ふう、みい…五つの大きな胼胝がある
ヤスリヤットコタガネクサビカナヅチ
彼らと取っ組み合ってきた部分が
硬く厚く丈夫になってゆくように
鉄と馴染んでいずれ鉄になる俺 ....
そうか。



モノガタリが組み換えられることがキセキなのだな。



だから、
「このことを、違った見方で見させてください」



そんなふうに祈ろう。
寒い夏の朝

早朝
きみが帰ってゆく

言い残したことば
さりげない仕草

ぼくは
部屋の片隅で
膝を抱えている

きみがいた日々は
あまりに濃密で

この
薄い空気に ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ときどき僕は石瀬琳々14*09/10/7 13:39
誕生の日鈴木陽一レモ...8*09/10/7 13:35
オレンジしべ009/10/7 13:14
愛する人平 哉人009/10/7 11:56
七月、あなたは海にいる北野つづみ209/10/7 9:28
空の階段リーフレイン209/10/7 8:27
空は泣いてなどいないたちばなまこ...1309/10/7 6:35
孝行せずの実体クロイソラ009/10/7 5:31
古代魚のうろこ月乃助9*09/10/7 2:59
無題しゅう009/10/7 2:47
伝えないけどね・・・いのせんと009/10/7 1:30
レインクラス秋也009/10/7 1:24
ゲームセンター、闇の番田 009/10/7 1:08
ミニマライズ文法KETIPA1+*09/10/7 0:36
生きたいとして、新聞キャスター番田 109/10/7 0:27
夜明けのケッシン笠原 ちひろ2*09/10/7 0:24
アロマチックナイトペポパンプ5*09/10/7 0:00
私の喧嘩上等智哉109/10/6 23:55
俺の喧嘩上等109/10/6 23:40
葛西曹達1*09/10/6 23:27
身 辺 雑 記 (殺戮された 花々の 碑)るか7*09/10/6 23:07
一足の靴 服部 剛209/10/6 22:55
ある体験笠原 ちひろ3*09/10/6 22:40
いまはこむ3*09/10/6 22:30
まあ いい0*09/10/6 22:22
満ちてゆく吉岡ペペロ609/10/6 22:19
かなでることこむ2*09/10/6 22:18
鉄になりてえ餅月兎109/10/6 21:29
モノガタリとキセキ笠原 ちひろ2*09/10/6 21:02
寒い夏の朝風音209/10/6 20:57

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