クル カラ コロ チレ 落ち葉
クル カラ コロ チレ 落ち葉
ボン、 バイクら
ボン、 バイクら
トロ ツテ まるん
ねこ きらり
トロ ツテ まるん
ねこ ....
{引用= 哀なる愛と君は逢い、
やがて霧中の夢と解る。
負の歩を背に瀬を進めば、
蒔いた舞から今日が始まる。
焦がれた点は天へ。
求める血は地を濡らし、 ....
たとえばみせるために
死の予告をしたり
とめてほしいがための
自虐行為を
無くしてしまえと魔法を使ったら
世界は平和になるでしょうか
違法という名でとりしまって
すべてを削除していったら ....
期待に答えるふりをして
いち、にの、さん で ストップ
サイドステップとあっかんべ
まんざらでもないようだけど
足下、気をつけてね
知ってか知らずかどうでもいい
偽物だって ....
「東」
筋違いの愁いを下瞼に溜めたまま
勘違いの寝グセを直そうともせずに
東のゲートが開けば光とともに流されていく
煌めいているふりをしながら流されていく
....
泣かないで
素直に
謝ろう
二度と
同じ
過ちをしなければいい
繰返さなければいい
ごめんね
笑って
仲直り
取引先と鹿児島に来ていたので
知覧にでも行きましょうかということになった
私はこれで五回目となる
お客様は初めてだそうだ
特攻隊員たちを想うといつも
戦争、若いいのち、時代、思想、ひ ....
いつからか食べるのを止めて
真っ白になって骨だけになるの
そんな日を
夢見てるのに
ああ!
だけど!
いつからか壁の火の色も
真っ黒くなって腹の底 ....
天文館通でスナックのあとラーメン、定番だ
芋焼酎は白い
脈絡もないことを思いながら歩いている
麺はのこしておいてよかったな
酔ったからだをホテルまで動かしている
出張 ....
トビが啼かずにまるく飛んでいる
白い朝の港の防波堤は
カラスの群れで
黒く染まっていた
ひゆん ひゆん ひゆん
と息をしている
ひゆん ひゆん ひゆん
と啼いている
ひゆん ひゆん ....
あのときあいつはああ言った
あのときあの男はあたしを笑った
あのときあのひとは助けてくれなかった
あのときやつらは追い詰めた
あの言葉、あの態度、あの時あの時あの時あの時あの時 ....
あたしはコトバなんかじゃねえし
心なんかじゃねえし
おまえらみたいな輪郭がどうしても線にならないから
流れていってしまう
地上のある全部が全部が
あたし達の皮膚
皮膚
だから
午前中は ....
{引用=
神様に「左足を使ったら負け」といわれた日から
けんけんで歩いている
杖はない
負けたらだめなのかな
負けてもいいんじゃないのかな
}
地面から声がする
見おろすと小さな
白い帽子が揺れる
帽子を乗せている茎を折って
目の前に近づける
帽子に見えたのは
米粒よりさらに小さな女の子たちが
たくさんぶら下がっている姿だっ ....
このダムには
ラスト・クリスマス・オムツが沈みました
デェアム 嫉妬!
年老いた魔女の許にクロネコがやってきた
魔女が乾いた血で拇印して届けものを受けとると
それは空の寿司桶だった
いやよく見ると空ではなく
透けるほど薄く切られたガリが貼りついていた
魔女は見落 ....
あなたと私は大の親友だった。
ある日、あなたはこう言った。
「どっちの方が先に耳に穴を開けれるか勝負しよう。」
あいにく私の性格は負けず嫌いだった。
だからその日の夜に画鋲で右の耳を刺して、次の ....
091017
コロッケを買う
帰り道の悦楽
見事なほどの
木の根の太さ
あ〜ぁ〜あ〜ぁ〜
赤い車のホースを伸ばす
裏の川から水を汲む
火事だ!
....
誰もいない場所で
何を言っているのだろうか そうして
言うそこに 何かがあって 日の光は
白い壁の僕に 当たっている
小さな紙片を 僕自身が
自分にもわからない 僕は慰みもののような ....
(Dear, ol' boy)
壁は鋼鉄ではなかった。
広場の祈りは食いちぎられた。
トーキョーは宴の翌朝に蒼ざめ、
ヒトの羽が突然変異を始め、
奔流となった飢 ....
日差しのなかで
生きた時間が
歩く 歩く 歩く
ひとつひとつのリズムが
あたたかい血の
海の 彼方の
遠くて近い場所で
地下鉱脈の
その少し先で
ひとつになり
大地に雨 ....
シャワーが浴びられない
赤の蛇口と青の蛇口を上手に開けないと
熱かったり、冷たかったり
今夜は何べんやってもダメ
シャワーで洗い流したいのに
濡れた髪が心までまとわりついて
上手に蛇口 ....
平和な日々
毎晩のご馳走
生きていることに
感謝する
{ルビ古=いにしえ}より伝わる
命
ロウソクの火のように
入れ替わる
明日は何しよう
あのねのね
神様の言う通り
あ ....
壊れやすいガラス細工を持つように、時間を持つ。
時間はゆっくりと流れて、下流へ、
そんな23時の憂鬱を誰か聞いてくれ、
僕は閉店間際のスーパーで買った天ぷらを食べる。
嘘で乾いた舌できれい ....
何度目かのこの気持ちを抱えたまま
金木犀の咽るような香りに悩まされ
ひとつに手を伸ばし 触れた指先から
こころ全てを奪われた
うつろう季節にひとつ
一筋のひかりを辿れば
....
雨の中で開かない傘の重さを
忘れられず捨てられもせず
晴れの日には大きく腕を振って
あてもなく足を伸ばしたい
線路の向こう側は幹で
こちら側は根だと教わる
街路はひと続きのようでも ....
幸い
私たち一人ぶんの空洞と
それを支える立派な外骨
喩えれば愛らしく可愛い舌の在るべきに
奥深く続く快きには臥せる
咀嚼の姿が見えていない
曖昧な自己愛の愛を隠して笑う
生 ....
これはあなたの建てた家
あなたの建てた家に寝かされた私
狭い部屋でも壁が遠くて
手を伸ばしても窓が開かない
開かない窓から空だけ眺める
鳥は行く行くあなたは来ない
これはあなたの建 ....
手のひらのかんじょうが
あなたには みせない
あたしをつくってるみたいで
うその はじまりとおわりが
好きという 文字の中
どれだけ滲みているだろう
銀木犀のひかえめな香り ....
その唇を貪って
爛れた瞳には牙を。
爪を立てれば腐った皮膚は剥がれ落ち
貴方の最奥-ナカ-の大事なモノを暴き出す。
このコエは曝された赤い血肉に纏わ ....
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