蝶々を捕まえたら七色より彩やかな粉になったから

キラキラした草の露を眺めていたら、外に出ずにはいられなかった

あしのうらをつんざく草の生えた地上は
闇の中に根を張る喧騒から響くクラリネッ ....
妖言の使者顕われて
戯れる闇夜のひととき
濡れる息使いを殺し
桃源の森を散策する

    (ここには
     あなたとわたし
     しかいない
     わたしとあなた
   ....
ひとつを愛するということは

その他を傷つける可能性を含む

それがまがいものだと言うのならば

およそ美しいものなど存在しないという気になる

そして世界で生きることに意味はあるのか ....
月は言う。
私に足を踏み入れた誰かさんじゃないけど、地球は青かったわ。そして、そこに加わる白や緑といった様々な色合い。それはまさに一つの絵画のよう。本当に本当に綺麗よ。
まっ、外見はだけどね。 ....
 こころのある人たちへ

 こころのあるおとな
 こころのるこども
 若者、生きようとするすべてに

 何度でも言うよ

 悪い大人を信じるな
 手慣れたスピーカーも同罪
 若 ....
ひたすらな静けさにたたずんで私は声をなくす/それはまるで切り離されたようだ、しかしそれよりは遥かに酷い状態だ/少女は亜麻色の髪でなくてはならなかった。しかし、乙女である必要はなかった/空を飛ぶ魚と .... むかし
どうぶつはひとごろしで
ひとはどうぶつごろしだった


サーカスの暮らしは楽じゃないよ
パパもママも知らないんだ
でも僕は悲しくなんてないよ
だっていつかきっと

かわいそ ....
金魚の尾鰭だけが、
泳いで、いるようです。
月灯りの夜に
澄んだ空気
しっとりと濡れた路
凍えるような風が吹く
僕はその風に
わざと身体を向ける

もっと強く吹け 風よ
もっと寒く吹け 風よ

寒ければ寒いほどに
僕の目は ....
どこかでいっていた

これは歩行ではなく、舞踏

おそらくワルツではなくてポーレチケ

農作業の脇にあるビニールハウスの片隅の

犬に養われている小菊

下り坂の途中で干からびてい ....
僕は言葉の破片を
手にしながら さまよい歩いていく 夜の間を
ただ 僕はいったい何なのだろうとやめない どこまでも止まることを
夜の間は続いていく どこまでも

子供が作った抜け道もあるかも ....
雨の中
自覚する
ケヤキの落ち葉
鳥の声

風の音
休日の午後
お茶を飲む
一人想ふ

寒椿の花
給料日1日前
一人食を
得る

ハナミズキの
赤い実
時は流れる
 ....
空をおよぐ季節の弱気なおやすみに
うごけないが腫れ上がり
あれは、びっくばん、というんだ。
という夢をみてしまうとうまれてしまいました

あたしだれもしらないどこなのですか?
まっくらっく ....
君の瞳をみつめると
僕の中の何かに火がつくのを感じる
口づけも交さずに
君が恋人の街へ行くのをただ見送るだけで
見上げたアトリエの壁の絵には
紫の炎が燃え上がるから
なにが描いてあるのかわ ....
子どもと遊ぶのが好きな神様がいたのは
遠野物語

子どもたち
神様と遊びたい放題遊んでいるのに
大人が「そんなことしちゃいかん」っていうと
すってんころりん
神様にばちを当てられるのは大 ....
どうにもならないこと。
どうにもならないこと。
それは、どうにでもなっていいこと。

やさしい向こうに広がる自由のみずうみ。
少年は少女にふくまれてるのに。
少女は水にふくまれてるのに。
 ....
 
 
洗濯機に釣り糸を垂れる
魚が釣れる
うろこが晴れの光に反射してまぶしい
釣り糸を垂れる度に
次々と魚が釣れる
面白いように魚は釣れるけれど
魚は面白くなさそうにこちらを見るばか ....
もう腹を立てたりするのはやめよう

ぼくにはひとを裁く権利などないのだから

あらゆるイマジネーションを使って

ぼく自身に置き換えてしまうのだ

身に覚えがないとしても

身に覚 ....
ローラーコースター。
始まりはいつも笑顔から。
期待を抱えて走り出す。
ゆっくり坂を上りきる。

ローラーコースター。
一気に坂を下りていく。
笑顔奪って強張らす。
心を揺さぶり空(か ....
しみついた薬の色や
ステンドグラスの窓の響き
机を隔てたくらいでは逃れようもないのだ
天意がのびていく
だがどこまでのびていくのだろう
患者(クランケ)の上へか?
それとも裁きの席へか?
 ....
宇宙の中心に

じぶんを置いてしまうから

厄介がうまれてしまうのだ

宇宙の中心に

じぶんを置かなくたって

どうせ置いてしまっているのが

じぶんというものだ


 ....
あの日の
林檎の色を
ぬくもりに
たとえるなら

こんなに
淋しい色はない

もうきっと
触れることの
出来ない

優しい時間

そのすべてが
微笑みが

涙に
溶 ....
ひとに赤が特別なのは
分かるような気がする
太陽が白だろうと黄色だろうと朝日と夕日
やがて夜には
闇の中にはっきりと赤かったであろう火

まして死にかかわるとき
そして必ず誕生のとき
 ....
神経逆巻く 暗い森の中
よどみなく青い海に隔絶された受精卵の中
静かな島が一つ

空は遠く碧く
砂浜の上には一匹の蛙

割れない壁に幾度も撃ち突け
痛んだ拳の鐘音が
森を駆け抜け ゼ ....
婆ちゃんが三途の川を渡ってから 
いつのまにやら9ヶ月 

日曜の朝早く目覚めた僕は 
思いついたように動き出し  
あまりの遺品の多さに 
ほったらかしていた
戸棚の奥から 
次から ....
ことことこと、と
私の感情の白い部分や、青い部分
それにつられて濁った部分が
紙片に紛れ込んでいく
紙の裏でそれらは何やら話し込んで
私を置いてどこかに消える

いつからか私はここに
 ....
待っていれば掴める何かを
振り切って
後ろも顧みず
淡い夢から
目覚めたくはないのに
誰かが僕の
夢の糸を切る

僕らはまた
心を壊しながら
いつか見た夢のように
凍えて

 ....
息苦しい体

ただ空気を吸い込んでは 吐き出す 死ぬまで

煙を吸い込んでは 吐き出す また 変わらない

感覚や閃きは 箱の中で生まれる物なのかも知れない

眠気のせいな ....
剥き出しになった電線に
切り刻まれた夕日から
滲み出すオレンジ色の血潮

一夜にして枝葉を落とされ
無念の拳を空へ突き上げる
街路樹の黒い影

夢見るように
朽ち果てていくことさ ....
物言わぬ足が私を見つめている
それは君の足だ 君が歩きつかれて
私の目の前に四肢を横たえて眠る足先
見るともなく触るともなく触れて
その足裏が少しいびつなのに気づく

君ハソウダッタノカ
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
さんぽキタノ009/10/26 11:12
言霊乱太郎9*09/10/26 11:07
成りさがりudegeu...0+09/10/26 10:35
地球敬語2+*09/10/26 10:27
こころのあるひとたちへOhatu209/10/26 1:41
回心の海山中 烏流3*09/10/26 1:25
古月209/10/26 1:04
故。おっぱでちゅ...2*09/10/26 0:49
もっと寒く土灰109/10/26 0:14
でかけた先々でうたをうたうフユナ5*09/10/26 0:08
水の、この中へと番田 509/10/26 0:00
公園にてペポパンプ8*09/10/26 0:00
めぐりくるはる。おっぱでちゅ...5*09/10/25 23:59
ブルーバードフミタケ3*09/10/25 23:45
傀儡使い師たち/神無月、神遊び、言の葉遊び海里209/10/25 23:29
アクリルおっぱでちゅ...2*09/10/25 23:22
後悔たもつ409/10/25 21:57
ぼくは祈りしか持たない吉岡ペペロ709/10/25 21:23
不快遊具邦秋0*09/10/25 20:59
Operation吉岡孝次309/10/25 20:34
宇宙の中心吉岡ペペロ709/10/25 20:30
フリージアユメミ リル309/10/25 20:22
ひとと赤と青と小池房枝209/10/25 20:03
流れ星三森 攣109/10/25 19:41
祖母の家出 服部 剛609/10/25 19:33
背中には向日葵相田 九龍4*09/10/25 18:52
泡沫近衛天涯109/10/25 18:23
呼吸美音子109/10/25 18:19
夕暮れnonya10*09/10/25 18:03
語る足先朧月209/10/25 17:27

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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