世界の王を殺す旅に出よう。
彼の玉座は誰も知らぬ。
蝿の大隊を導いて
馬鹿の王を殺す旅に出るのだ。
旅の支度を整えよう。
 全ての者に別れは済ませたか。
 捨てて行く物は決まったか。
  ....
一瞬の中に永遠があった
女の顔に夕闇があった

わたし
たちは
あえぎ、つぐむ。

怒りの中に悲しみ
嘘の中に真

光の中に闇があった
灰の中に黄金があった
王の中に奴隷がいた ....
{引用=


ぼくの酸素マスクの隠し場所をあんたたちは知らないという日常です
真白な晴空の淵にしがみついている愛着がはやく流れされていけと願う毎日です
アスファルトの裂け目にくるまれている苔の
その淡 ....
あなたは わたしの中にいるのに
あなたは わたしを切り離すことができるんだね

わたしは 問いかけてみた
声は やわらかい壁に吸い込まれて消えた


どこにいるの?
あなたは手を振り去 ....
回ろう回ろう
地球は回る
踊ろう踊ろう
友達の輪

正しい道を
歩もう
一隻の船
行ったり来たり

川は流れて
花は一方通行
魚とは住む世界が
違います。
45分間の孤独を妄想してみた

最初の15分間、僕は空を眺めている
考えていることは雲の形や今夜の夕食の献立
こうしていると案外45分なんてものは
あっという間に過ぎてしまうのかもしれない
 ....
吸って 吐いて 跳んで
分かる?
視界の広がり
体の軽さ
吸って 吐いて 跳んで
ほら、もう一度

ほんとうは
みんな空を目指せるんだよ
もし望むなら
「翼がないから」
人々は口 ....
はじめにパズルを解いてみせたのは誰?
スタンダードの流れるバーで
テキーラとカルアミルクを
失敗の余地のない完璧なシチュエーション
アクシデントの入り込む隙間も ない

一度だけみせたのは ....
次の瞬間
君の姿が翳んで見えた まるで生まれる前に
どこかの今ではない時代に
出会ったような感覚で
まどろむの記憶の中で明白に覚えているのは

ただひとつ とめどなくボクを飲み込む清流のご ....
白濁色の幻聴がミミズのように潜りこむ寒さ、よりの朝、寝床の感触は死に忘れ、生ぬるい亡者の笑い混じりの生業まみれ
汚れた目尻を洗う時に思いついた今日最初のポエジー、目尻 ....
お前は強いなと言われても
あなたは弱いですねと言うしかなくて
言ったからといって私の気持ちが
どうにかなるものではありません


お前は大丈夫と言われても
保障もない断言だけで
生き ....
1.風
「もう、窓なんか開けないで!」

2.林
「林クン、黙ってたんじゃ判らないんだよ。」

3.火
「えぇ!あの二人つきあってるの!?」

4.山
(ペーパーレスの話はどうなっ ....
優しかった

しずかで
少し はにかんだ声

あたしは なにを話したか
覚えていない

それほど
どきどきしてた

数分の出来事
でも あたしには永遠

帰ってしまう
あ ....
誰かが私の
悪口を言う
客の信用が
ガタ落ちだ

仕事から降ろされ
仕事を削られ
手の裏を返したように
冷たくされる

もうこれ以上できない
もうこれ以上遜れない
どうも体が壊 ....
 ささやかな
 雨がぬらす
 静かな窓辺
 くぐもった視界の向こう
 よぎる虹のような

  幸せは必ず去っていくもの
  いつしか身についた予感
  過去の体験が人を作るという
  ....
 空見上げ 意味無き色に ほだされるまま
  迷うと知りつつ 思慮を手放す

 飼い鳥に つつかれた手に 悔いながら
  やり直せても 繰り返すはず

 春の陽と 紛いはすれど 秋の風
 ....
蝶と呼ぶにはあまりにも大きな黒い羽を蝙蝠と見間違い
「哺乳類なら子をうめるのでしょうね。」
そう信じたいわたしは心臓から大腸までを綺麗に束ね、
唇で結わえて感覚的スイッチを押した。

 ....
「晴」


青空の尻尾が眉間を撫でると

開いた眉がくすぐったそうに泳いだ

昨日の薄皮が少しずつ剥がれて

今日の陽光にりるりるとはためいた




「耕」


 ....
わたくしは純粋な共同墓地に立ち、
さまざまな指を集める。

重機関銃にくくりつけられた柔らかな身体人形よ。
鉄塔には動脈が巻き付いているのである。

垂れ下がる後悔は無為に揺れ、
ユーク ....
あなたが僕に付けた
「嘘吐き」って名前

しっくり来なかったけど
聞いた事あるような気がして

ほとぼりが冷めてまた
前の名前を呼ばれ出しても

その名をたまに
口ずさんでたり ....
薄ら陰りの昼の日中に
雨漏り仏間の饐えた臭い
ぼんやり光る障子紙の
柔いざらざらに舌を宛てがい
斜交いに這わす舌先吐息は
さて什んな味がするのやら

迂腐な未通女の染めたる頬より
猶お ....
愛してる
と言う声が遠く残響のように
聞こえた気がしたけど
恋人なんてどこにもいない
鈍く尖った耳鳴り
オレンジ色のベースギターが
ゆっくりと首を締め上げていく

誰か
名前を
呼 ....
雨の夜
音楽を消して 本を閉じ
静かに あなたを思い出す


咳を一つ 溜息も一つ
「さてと。」 それはあなたの口癖
立ち上がる時ふと本棚に目を向ける


そこには 三冊のあなたが ....
どこへ行こうか――
そう問いかける森の
落ち葉は湿って素足に心地よい
(靴は捨ててしまった)


赤や黄や私を包み込むまだ青い
木の葉よ お前の匂いにむせて
ひたむきに傾けるやさしさに ....
あなたの死体をバックシートに積んで
ぼくらは暁の町を出た
あなたの死体をトランクに隠して
ぼくらは旅立つ
ゆうべあなたを臥床の上で捕らえたとき
あなたは叫んだ
四角い箱のなかにあなたを押し ....
力道山が死んだ時に
レスラーは四六時中強くなければならなくなった
横山やすしが死んだ時
芸人は四六時中面白くなければならなくなったのか?

コメディアンがいなくなった、と彼は呟いた

爆 ....
何年たっても馴れない女

わかっています
気づかないふりも
微妙な逃げ腰も
そんなの別に
どうでもよくならないかな
風が強いせいにして

ラーメンくらい
奢れる女になりたい
 ....
夕暮れ、
伸びた影はわたしを捕まえにくる
ああ、なんてだるい

わたしの中にある
空に包まれた大地の上
鎮座する額の汗
伸ばした髪はわたしの意地です
おなかがいたいよ ね ....
雨で流されていく風肌に流されていく肌に流されていく肌息

駆けながら踏みつけてゆくハト夜になって暖かくなってゆく春鏡の中でやむ縦
光るものの下に あ痛激痛がっ
光れるものの下に

時を解放する色 声に涙する歯の落ちた音
とても綺麗だとても鮮やかだ いつもそれしか

響きを吸われる音みだらから消えていくところ私はたった ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
7つの夢物語三森 攣4*09/10/29 2:14
黒と菫色都志雄809/10/29 1:59
青い果実あぐり4*09/10/29 1:00
I still Love U[group]伊織009/10/29 0:13
逃げろや逃げろペポパンプ5*09/10/29 0:00
孤独を妄想する僕は智哉009/10/28 23:59
Zero Gravity[group]伊織109/10/28 23:30
Kiss And Music[group]109/10/28 23:28
夢物語〜HOME、君とボクとまどろみの中〜もこもこわた...2*09/10/28 21:58
あなたの右手は狂人だホロウ・シカ...1*09/10/28 21:26
考えた結果朧月609/10/28 21:21
オフィス風林火山吉岡孝次209/10/28 20:16
あなたの声森の猫2*09/10/28 20:11
疫病神来たるペポパンプ4*09/10/28 20:02
幸せの陰伊那 果109/10/28 19:47
一服三森 攣109/10/28 19:15
on夏嶋 真子1209/10/28 19:12
四行詩四態 <11>nonya11*09/10/28 18:42
爆裂弾に跪く脳に花の生えたひとびとななひと109/10/28 18:20
ナマエ黒乃 桜209/10/28 17:39
想像妊娠中絶古月1*09/10/28 15:38
オレンジ色のベースギターが虹村 凌3*09/10/28 15:08
【三冊のあなた】つむじまがり2*09/10/28 14:08
メタモルフォーゼの森石瀬琳々11*09/10/28 13:51
あなたの死体をGiton4*09/10/28 13:25
グッドバイ[group]虹村 凌4*09/10/28 13:09
なれ蒼木りん109/10/28 13:03
混沌百瀬朝子4*09/10/28 11:59
_十二支蝶009/10/28 11:01
009/10/28 10:59

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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