お腹が空く
眠たい
 
それくらい自然に
あなたを
好きでいたい
 
ご飯を食べる
眠る
 
それくらい自然に
あなたを
愛したい
 
いちごの心臓を食べる
ぐじゅぐじゅするね

いつも足りないのは
心臓より命の方が多いからか
誰かが謝ったりする

いちごってかわいいね
人の頭部みたいで
吊られて風に揺られて

 ....
遠い日
もしも世界が
かなしみで一杯になってしまったら
天使たちの目には
大粒の涙が満ちてきて
ときに耐えきれなくなった日は
雨となって
地上に降りしきることだろう

でも
もしか ....
春の日の斜陽
椿の可憐な血液が
夕暮れの雲に反射していた
蒼白く脈を打つ椿の花びらに
冷たい唇を湿らせて
白濁の吐息を吹きかけた

輪郭のハッキリしない感覚が
静かに傾く陽の光と共に
 ....
君を産むとき病院に入院したときは
まだ薄い羽織を一枚羽織っていれば暖かかったのに
君を産んで退院するときには
厚手のジャンバーが必要なくらい寒くなっていて

たった1週間でこんなに寒さが増し ....
わたしのいない
裏庭に
あなたはたたずみ
目をふせている
どうしようもなく
空は青く
植えた梅が
白く 一輪、

いのりは光によみがえり
幽かにささやく
くちびるは繰り返す
け ....
一度きりあった
あの年の冬日和の空を
見上げた
雪深い底では私が眠っていた
春を待ちながら
かたい殻でおおった種子だった。
銀世界の予感の中心で
熱く流動する硝子のように夢を見ていた。
 ....
   言葉を、さがすのです 

   くろうしながら
 伝えるのは
  もどかしい けれど

本当に言いたいことは 
行の間や【。】のなか
星の間のくらやみや
言葉のすき間にかく ....
{引用=上手に息ができないとしても

あの海のように世界はひどくしょっぱくて
ひりひりと小さな傷や大きな悲しみにしみてくる

だからというわけでもないけれど

そう たとえば空を飛ぶ自分 ....
side A
--
夏みかんの色彩
まばらに宇宙は羽毛に反射して
僕たちのミクロは誰かのマクロ
ヴォルテールだって苦笑してる

夏みかんの潮騒
冬になっても春になってもここで
あなた ....
等しく、等しく、等しく、等しく
等しく、私とあなたを分けてください

私が多すぎることがないように
あなたが少なすぎることがないように

私とあなたを分けてください

こんなにたくさん ....
いますぐに気が付く

僕らをつなぎとめるものは

余りにも脆いものだった

届きそうで届かない

このもどかしい感覚は

味わうだけでも嫌だった

僕はいつも笑っていようと思っ ....
海の前
砂の中には
蟹のかけら 動物の毛
ぼくはそれで 城をつくった
旗を立てた

砂の中に
死んだ誰かの骨のかけら
小指のどこかに ついている
ぼくはそれで 城をつくった
割られ ....
固い地面を蹴って足早に
バス停へと向かう襟元に
僕が贈ったマフラーが
暖かい空気を孕んでいる

声も手紙も届かない
それほど遠い場所に立って
あなたがどうしているかを
こんなにも気にし ....
何にもない手には
ゴミ袋の 黒さ
その照り返しが ぬらぬらと
僕みたいに見えたんだった

君みたいに見えたのは
やっぱり歌だった tシャツは
オレンジの 英語のプリントの
歌だった、  ....
KY=「気にしちゃダメだよ。妬いてるだけなんだから」
KY=「腰が痛い」「ヤリ過ぎだ」
KY=「今年の流行の曲は?」「ヤナーチェックのシンフォニエッタ」
KY=「経済的に困窮してるんだよ」「やる ....
思いをたぎらし
苦しくても
前に突き進む
将来の為に

誓いの言葉を
忘れずに
もう一度チャンスをと
願ったあの頃

諦めないで
自分を信じて
皆の幸せの為に
自分の幸せの為 ....
「年齢確認が必要な商品が含まれています」って
ロボットみたいなレジが言う
わたしは9歳でレイプされ
11歳で最愛の人と出会い
4年間一緒に暮らしたあと
つい先日別れを告げられました
わたし ....
小学校四年生くらいの頃だっただろうか
クラスで紙飛行機が大ブームになった
授業が終わると男の子は一斉に折り紙を取り出し
思い思いの折り方で様々な形の飛行機を作り
外に飛ばすと先生に叱られるので ....
黒い河の向こうを

電車の明かりが渡ってゆく

あと6時間もすれば

この街は放射冷却で煙れるだろう

置き去りにしたのは

ぼくの心、それともきみの心のほうなのか

あの電車 ....
僕らが今生きてる時代は
何をするにも ゆとり がない。
携帯電話なんか持ってると
出るのが当たり前と言われてるようで手が止まる事もあるし
散歩してる時なんかは手ぶらでいたいと思ったりす ....
霜月末日、冬は突如に訪れて来た

深紅のハートが一葉、揺れている
雨上がりに凍える白銀の空の下で

ほら見て

この命の全てを注いだわたしの幹
その枝先に膨らんでる春の息吹を

冬 ....
闇のほつれが夜の樹となり
蒼を高みへ押し上げている
低い音のあつまりに
音のまだらに震え立つもの


冬を割り
冬を負い
夜の泡が
光を目指し


道の角ごとに
 ....
すべてを失ったはずだった

あれから家に辿りつくまで幾度と無く転んでしまい
死装束にと亡き父に誂えてもらったリクルートスーツ着てきたのに
あちこちに鍵裂きを作ってしまった

死への船出がこ ....
孤独を感じるのは
何も知らされていないと
知らされるとき

知らされるのは
いつもどうでもいいことばかりで
肝心なことは
時間がうんと経った後
知らされていないという事実と一緒に
や ....
君の願いは僕の夢
君の喜びは僕の楽しみ

太陽が与えてくれたものだから
小鳥が聞かせてくれたものだから

君の泣き声は僕の涙
君の怒りは僕のいたらなさ

月に落としてしまったもの ....
雲が割れた
眩しい

手をかざした

光が
真っ白い
  /こほん。こほん。マイクチェック
   マイクチェック。本日は晴天……にあらず、
   本日は晴天にあらず
   音量、問題なし
   内容には問題はありますが
   マイクチェ ....
微笑む君に
そこにいるもの皆魅了された、

君の言葉は
柔らかな光りに
反射して銀色のモビールのように
中空をキラキラ漂い

君のまなざしは
柔らかな光を讃えて
その場にある
生 ....
羽根が降っている
黒く震える、黒鉛で編まれた空から
伝える為の光を帯びて
束になることなく散らばる幾億の羽根が
神様を信じようとしていた人達の記憶を抱えて
電線と油と機械に覆われ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
生理現象として次元☆★1*09/12/1 10:07
いちご狩り昼寝ヒルズ409/12/1 9:36
秋雨Kazu.009/12/1 9:08
花氷り結城 森士009/12/1 7:55
笑顔桜 歩美109/12/1 7:13
邂逅 (かいこう)こしごえ2*09/12/1 6:47
2*09/12/1 6:45
「花 束」月乃助8*09/12/1 5:15
トビウオのように生きたいとおもうタマムシ2*09/12/1 1:59
Ridges of December瀬崎 虎彦409/12/1 1:27
ひとしくuwyeda009/12/1 1:24
淡い水色こめ1509/12/1 1:01
ヤシス番田 109/12/1 0:56
固い地面を蹴って瀬崎 虎彦209/12/1 0:55
スター番田 109/12/1 0:55
KYあれこれrobart109/12/1 0:05
生きる〜Revive〜ペポパンプ5*09/12/1 0:00
年齢確認が必要な商品が含まれていますhaniwa609/11/30 23:01
並木道に舞う飛行機あ。10*09/11/30 22:56
朝の街吉岡ペペロ909/11/30 22:53
なんもないYAMATO...109/11/30 22:39
最後の一葉megie009/11/30 22:38
降り来る言葉  XLIV[group]木立 悟509/11/30 22:26
知るひと恋月 ぴの23*09/11/30 22:02
孤独を感じるのは花形新次109/11/30 20:05
乙女の祈り乱太郎10*09/11/30 16:08
瞬間within4*09/11/30 15:27
FROM ME TO HUMAN BEINGS(1-1)草野春心109/11/30 15:04
どぶねずみ……とある蛙7*09/11/30 10:03
冬空鎖骨109/11/30 4:25

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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