桜が散ると
瞳からコンタクトが
外れるように
涙が溢れる  

思い出したり
切なくなったり
今は言葉を
忘れても

花びらの裏と表が
同じメロディを
歌うように

その眼 ....
軽やかに
紡ぐ
内から
沸き上がる
思考の糸は
生まれたての
子供のように
普遍の宇宙を
舞いながら
世界の響きを
掴み取る

沈み込む望みの無さは
苦痛の肉体と共に
忍耐 ....
駄菓子屋に行って
よく買っていた

すぐ溶けて無くなる
一瞬の美味しさ
味わう暇はないくらい

たくさん食べると
すぐに飽きてしまう

たまに食べると
より美味しく感じる
大人 ....
地球が一廻りして朝が来た
雨降りの朝、風が吹く
疼痛は収まり、意識はクリア
道行く人は目的を持ち
僕は温かな喜びに包まれ
今在ることを抱擁する

いつ崩れるともしれないこの覚醒に
ゆっ ....
うわははは、
死ね、ってきみがいうから笑っちゃったよ、
どうしてくれるの。
夜がふけてる、ガラスに
滲む 赤青緑 が わたしの喉をながれて
火傷みたいに 通り過ぎてく グラスに
もう一杯ち ....
線を
縦に引き裂き
現れた

言葉には
置き換えられないはずの
僕たちの住む場所を

空白とか
地球とか
現世とか

手を合わせて
祈りとか
生きるのが辛いというのも
経済的に辛いというのもある
これについては好景気を望むばかりだ
思惟的に辛いというのもある
これについてはBe a rock star (?)

大体、僕は経済的 ....
「その言葉を聞いて、安心した。わたしは孤独だからな……」
祭祀クーラスのその言葉は、いつにもなく自信なさげに思えた。
というのも、フランキスには、クーラスの言葉がいつも以上に重々しく感じられ、
 ....
「誘拐? それはまた厄介な事をお考えになられましたね……」
「いや、厄介でもあるまい。事が終われば、世界には再び平穏が訪れる」
「あなた様が真摯であることは、誰よりもわたしが存じております。
  ....
「そうだ。わたしには敵が多い。だから、エイソスだけは味方につけておきたい」
「エイソス・ギザ・ノールデン。奴は、貴族の家系でしたね?」
「ああ。だからこそ信頼がおける。いや、そうではないな。
  ....
心が疼く

夏も終わる

風は秋の色に染まる

空はなにも語らずただ晴れわたり
抑えられないさみしい青い静けさで
海を見降ろしてくれている


そういえばこの夏の真 ....
眠るボアズ ヴィクトル・ユゴーにならう №1からの続き

(1)西堀不届き者京都大学

ヤルタ会談はおこなわれたが
ルーズベルトは神々の罰当たり死した
次はトルーマンに確定

あはは ....
 眠るボアズ ヴィクトル・ユゴーにならう

1部 眠るボアズ ヴィクトル・ユゴーにならうNo.1

2 部 眠るボアズ ヴィクトル・ユゴーにならう No.2
      
3部 コシャカは ....
何故、離れるのか
何故、一緒に眠らないのか
私の魂よ

何故、君だけが自由で
何故、私だけが叫ぶ
さよならも言わないで
涙も流さずに
何処へ行ってしまうのか
こんなに求めているの ....
くるくる廻って空の青
開けて明るみ輝き
白雲の流れ急速に
呑まれいく呑まれいく

世界はただ泰然と美しい
在ることの驚きは神秘は
退屈な日常に転がりながら
私たちはいつも見逃す

 ....
○「規制」
政治家は
抜け道も考えてから
規制する

○「アベック」
若い人たちは情報的だ!
この猛暑の中
手をつないで歩いている

○「女」
亭主と別れた女は
きれいになる
 ....
「お前は、クロノゴロスという言葉を知っているか?」
「クロノゴロス? それは、何を意味しているのでしょうか?」
「人間は人間の力だけで生きていける、という主張だ。
 このクールラントでも、最近に ....
「では、あなたの手でそれを確実なものとすれば良いのです」と、フランキス。
「いや。すでに遅すぎる。お前はこの国、クールラントの未来をどう思っている?」
「それは、ライランテの覇者となることです。こ ....
場面は変わって、ここはクールラント行政府の、執務室である。
祭祀クーラスは、執務机に座っていた。その向かいには、フランキスが立っている。
「昨夜、……いや、今日の未明だな。ある者から一つの提案があ ....
忘れられない歓びに、溺れ、未来を見失う


汚れてしまったあの夜の、ナイフのような三日月


誰も信じない、あの夜天使の抜け殻をみたから


捕まった心、ふ ....
この白い小部屋の空間に

鋭く浮かぶ氷塊に

貫かれていく肉体は

明日を安楽死させることはできず

ひたすら今この瞬間に
苦痛を増幅させる

ああ おれの脳髄はおれの神経は
 ....
私は未練を売り切った
私は今生きるのがしんどい。
どうやって耐えたらいいのかわからない。
人生の辛さに耐える方法を教えてくれだれか。
お酒には頼ってきた。
今日お酒を呑んでそれで癒されて明日 ....
嵐は去った
それが嵐であったことを
彼だけが知っていた


白い円型廃墟
円の中心へとくだる階段を
彼は降りてゆく

円の中心にこんこんと湧くもの
彼は手にした器で静かにそれを汲 ....
○「子どもたち」
目標を持った瞬間に
子どもたちの目がキラキラ輝く!
野球選手になりたい!
お菓子屋さんになりたい!
宇宙飛行士になりたい!
子どもたちは未来に向かって生きる

○「寂 ....
混沌としている
私の名前を忘れないでいてね。
私の一部と一部ではない私と答えのない生きると生きられない言葉を
かなしみと涙と愛とどこにでもある正しさと数え切れない過ち
あたたかいひとがいる ....
心は
折れなかった
君を失ったときも
心は
いつまでも痛んだが
べつに折れたりは
しなかった

そんなこと
人生に
よくあることではないか
そう
想えていたと ....
信じれば信じるほどに、何者かから遠ざかって
投票用紙の裏側で泣いてる声にも気付かない
僕たち、とってもか弱い生き物だからさ

散歩が終わらないのは、羽根を使いたくないから
余計に時間がか ....
「そのイリアスとは何者だ? よもや、ただの下賤の者はあるまいな?」
「イリアスは……アースランテ第三王室の娘です。
 いえ、『だった』と言ったほうがよろしいでしょうか。
 今では廃嫡され、庶民と ....
「エイソスはたしか、結婚していたはずだな?」クーラスは尋ねる。
「はい。彼の妻の名は、クシュリー・クリスティナと言います。
 彼女のことを、奴隷という身分をなくした聖女として、
 崇める者も多い ....
何かを思いついたように、クーラスは叫んだ。
エイソスと言えば、クーラスが妖精ファロンを使って、
アイソニアの騎士に対して反発するように、仕組んでいた者である。
その試みは必ずしも成功したとは言え ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
春巡りミナト 螢122/9/2 20:18
とうめいに すみわたるひだかたけし3*22/9/2 18:24
ラムネ菓子夏川ゆう122/9/2 18:00
覚醒の朝ひだかたけし5*22/9/2 9:53
寂しいとかじゃなくてさぁよるもと122/9/2 9:14
()印足立らどみ222/9/2 7:55
一をつけよりゅうさん222/9/2 4:01
薄明の中で(十二)[group]朧月夜1*22/9/2 1:15
薄明の中で(十一)[group]1*22/9/2 1:15
薄明の中で(十)[group]1*22/9/2 1:14
夏の終わりのメロディーを聴きながら秋葉竹122/9/1 22:49
眠るボアズ ヴィクトル・ユゴーにならう №2水恋鳥魚夫022/9/1 19:49
眠るボアズ ヴィクトル・ユゴーにならう №1022/9/1 19:45
ある岸辺妻咲邦香122/9/1 19:11
空の青~世界と私たちひだかたけし522/9/1 18:55
独り言9.1zenyam...5*22/9/1 16:35
薄明の中で(九)[group]朧月夜1*22/9/1 0:50
薄明の中で(八)[group]1*22/9/1 0:49
薄明の中で(七)[group]1*22/9/1 0:49
いつか、幸せに秋葉竹122/8/31 23:28
リアルひだかたけし3*22/8/31 18:48
私は未練を売り切った杏っ子022/8/31 16:58
嵐のあと塔野夏子2*22/8/31 14:23
独り言8.31zenyam...1*22/8/31 9:41
ふりそそぐかなしいやわらかさかんな022/8/31 5:43
ただ白い風が吹く秋葉竹222/8/31 3:34
妖精反応妻咲邦香022/8/31 3:30
薄明の中で(六)[group]朧月夜1*22/8/31 0:38
薄明の中で(五)[group]1*22/8/31 0:37
薄明の中で(四)[group]1*22/8/31 0:36

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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