肉身の腐敗し
土にどろろ溶け
地に合一し果てる末
初めて宙に
噴き上がる血飛沫

祝福と反感の矢を浴び
見えないもの観え
引き延ばされた瞬間 、
感謝と恥辱の渦に巻き込まれ

こ ....
運転中 

不意に現れ 目の端で捉える

蔦の絡まる建物

 もう、その時期か

あの夏から

幾度 高校野球が開催されたか

懲りずに毎年 

十七歳の夏に引き戻され ....
夏空に飛行機が飛ぶと


ジブリだな~と

思い

なぜ



夏空だと感じるのか


ぐーーぐる先生に聞いてみる





雲がでかいんだって



 ....
はだの色はいろいろ

かみの色はいろいろ

めの色はいろいろ

ふくの色もいろいろ

くつの色もいろいろ

ちの色は赤で皆同じ

仲良くできるよね
真夜中、夜の公衆便所
  消毒済の白磁の便器のなかで
    妊婦がひとり、溺れかけていた
      壁面の塗料は、鱗片状に浮き剥がれ
       そのひと剥がれ、ひと剥がれのもろ ....
髑髏山の蟻塚は
罪人たちの腐りかけた屍体である。

巣穴に手を入れると
蟻どもがずわずわと這い上がってきた。

たっぷりと味わうがいい。
わたしの肉体は余すところなく美味 ....
扉から漏れる光

次の扉を開けるのは怖い

本当に変化を望んでいるのだろうか
その変化は嬉しいものとは限らない

光はいいものだと思い込んでいる
生まれてからの日々しか知らない

 ....
私ハ私ノ顔ノ傷ガ嫌イ
アナタガユルシテクレテモ
何カ他ヲ褒メテクレタトシテモ
私ハキズが出来る前に
モドリタイノダ
立チ尽クス
マナジリノ裂ケタオトコ
私ハ父ガ大キライ
あなたにもある ....
やなことがいくつか続いた
なんだか逃げ出したくなる
逃げる勇気もないけど

今日が終われば違う明日が来る
それも違う気がする

今日は少しいいことがあった
なんだかやり切れた気がす ....
忘れる
悪いことも
いいことも忘れる
千年前のことも
忘れた

ああ 忘れた
けれど
忘れ去らないで
思い出すこともある
いのち

今は亡き美千代さんが生前
私の笑顔を
「 ....
○「昭和歌謡」
「私の愛する旦那様」
「骨まで愛して」
昭和は遠くになりけり

○「ああ!結婚」
今や小学生までが
「結婚は人生の墓場である」
と言っている

○「死の意識」
死 ....
ふとしたとき
苦しみが消えてきていると思う
愛が苦しみを包み込み
人がわたしを助けてくれる
わたしはわたしを救わねばならない

永遠に愛することは
どのように可能か
不可能か
しかし ....
遂に人のAI化が始まったか
これは序章にしか過ぎない

今の文化は模倣から始まる
勇者英雄のマネ聖女のマネ

マネーがあっても楽しいから
お金がなくてもコピーで満足

「それ ....
燻んだ空の下
おもむろにしゃがみ込むオレンジ色の頭巾の少女
雨粒は少女の頭にあたっては弾け
そのまますべり落ちて地面へと砕ける

少女はうつむいたままなにもしゃべらず
ただ顔をくしゃくしゃ ....
人、一人
死んでも生きていても
響き続け在り続ける
終わることなき
宙の想い 只
この世でのその展開を
それぞれの個性に依って
普き光の大洋から
掴み取り追創造する
唯一の媒介項、僕 ....
 
 黒ずんだのこぎり屋根の原野を
 仲間からはぐれたネズミが
 逃げ走る

 ところどころ噴き上がる蒸気を
 蹴散らす西風
 ちぎれ雲がコーラルに染まって
 解体されないままの太い煙 ....
約束の指環に手を伸ばそうとして

「ああ、そうか。もうこの指環をつける必要なないんだ」
と、気がついた。

エターナル・ブルー 
の呼び名を持つその指環が大好きだった。

苛々と髪をか ....
いつかは手に入れるだろうか
そこでほぼ一生過ごすって
どんな感じだろうか
帰っていく場所

My Home

未来はわからないのに
ローンで縛られること
どうして家ってこんなにも高い ....
娘はちゃっかり盗撮をする
後から送ってくるので
文句の言いようがない

でも今回は良いこともあった
仕舞っていたアルバムから
昔の家族写真をAIの動画にしていた

写真なら驚かないが、 ....
零は零れる
存在と存在のすきまから
消滅と生成のすきまから
音も立てず零れる

零という名で囲われた
自らの内の虚無へと
絶え間なく零れる

0    0   0
  0    0 ....
○「日めくりカレンダー」
僕は「今日は何日」ということが
わからないなってきている
やっぱり
日めくりカレンダーが必要かもしれない

○「学力低下」
昔の子どもたちは
寝るのを惜しんで ....
国と自分を同一視して
国すごいから俺もすごいと
やりたいわけです
持たざる者は
つらいよな

が、すごいのは
僕、個人であった
君はそうでしょうけどね
スキル、知恵、誠実さ
僕はそ ....
山本山、下から読んでも山本山。九歳年下の友人、山本君はとてもとても大食漢で、今日はそんな彼との映画鑑賞(映画を見る前、きっとヤツはコーラとポップコーンを絶対に注文するだろうなって思っていたら、案の定、 .... カーテンが朝の光を
すこし遮れないので
うす青い薄氷が部屋に入って

初めてのあの日を想い出す
なんだかその清らかさに
笑えて来たりして

夏の朝はそれでも
なに蝉か知らないけど
 ....
きのこ雲が誇らしげに
空に浮かんだ

終わらない悪夢を君にあげよう
黙々白く犯す雲の下
熱射に焼ける

街が焼け人が焼け影も焼けた
赤く黒く燃え上がり
川辺は人に溢れて風船のように水 ....
パパと手をつなぎ

道を歩く

私の小さな手が

パパの大きな手に

吸い込まれそう

パパのあたたかさが

パパの大きな愛が

私の中に吸い込まれる

あーあ、し ....
「あなたの物質の闇を吹き飛ばしなさい。そうすれば霊に出会うから。
あなたの霊の闇を吹き飛ばしなさい。そうすれば神に出会うから」。

                   ──サン・マルタン

 ....
なにかを探して
なにかに追われて
胸のざわざわが何なのか分からなくて
ほんとうは知りたくなくて
ぼんやりと海がみたくなった
胸が痛くて
それがなぜか知りたくなくって
とおい夕焼けをみてい ....
七階から見下ろす階下
サイレンのなる街

駅から数分のマンション
ざわめきやノイズ
観葉植物の葉を
  てに載せる

試験体と友達になって

とうめいな容器のなかで ゆっくりと呼吸 ....
発車ギリギリの電車に飛び込んだ
座れたけれどだるい
夏期講習サボってどこか遊びに行きたい
そう思いながらYOASOBIを聴いている
サラリーマンのおじさんおばさんたちも
疲れた顔してスマホを ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
Your Silent Face(改訂)ひだかたけし525/7/28 21:30
ひと夏の甲子園花野誉13*25/7/28 21:26
めもうし225/7/28 20:44
いろいろないろいろ多賀良ヒカル325/7/28 17:02
蛞蝓。田中宏輔14*25/7/28 14:14
蟻。10*25/7/28 14:12
次の扉625/7/28 12:51
クレナイ降墨睨白島/...4*25/7/28 11:02
出口自画自計425/7/28 10:32
千年前のことも 忘れたけれどこしごえ7*25/7/28 9:03
独り言7.28zenyam...2*25/7/28 8:27
愛と永遠杉原詠二(黒...1*25/7/28 7:51
AIの侵略足立らどみ3*25/7/27 23:02
雨の少女栗栖真理亜3*25/7/27 21:58
果ての夏、夏の涯てひだかたけし825/7/27 20:09
冬鼠リリー7*25/7/27 20:08
天気雨も降りそうにないから、りつ3*25/7/27 17:41
My Home6*25/7/27 12:57
AIでタイムスリップけいこ5*25/7/27 11:25
零は零れる塔野夏子5*25/7/27 11:07
独り言7.27zenyam...2*25/7/27 6:54
お国ちゃんりゅうさん3*25/7/27 5:08
山本山本田憲嵩925/7/27 0:38
夏の扉の香り秋葉竹225/7/26 21:44
Nuclear nightmare栗栖真理亜125/7/26 20:56
パパの手多賀良ヒカル325/7/26 20:14
休日の想いひだかたけし7*25/7/26 18:46
蹲るりつ5*25/7/26 17:46
水槽ryinx10*25/7/26 14:10
海洋鉄道の夏12*25/7/26 12:59

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