自分自身を型にはめようとしているのかな
知らず知らずのうちに
「ねばらない」
そんな思いに捉われてしまう

誰かにそそのかされている訳でも
強いられている訳でもないんだけどね

つまる ....
交通事故で頭がぶっとんでも
涙を流しすぎて涙腺がぶっこわれても

あの日の
君の目を
忘れることは
ないって
夜霧よ
立ち上がりなさい
朝露をくばれるのは
お前しかいない
滑り台に登り
寝転ぶスペースがないので
座って 空を眺める


オリオン座を探してみた
瞬く四角は輪郭が歪んで
中にある三連のはずの星も
つながってしまっている


耐えきれず  ....
実に面倒臭い生き物です
ミルクともヨォグルトともつかぬ雲が
蒼白い画用紙にもっさりと乗っかっているだけの空
針の匂いの突き刺さる景色はただ想像するだけで
心は常に深淵に投げ込まれてしまう ....
 ―離して

耳のツンと立った黒い子犬は
首に腕が回されるたび吠えた

 ―僕がいると
  余計に泣かしてしまうから

犬小屋が空っぽになるのを恐れ
子犬の声まで鎖をかけられていた
 ....
触れられたくはないという傷口を
あなたは紅く晒している
こまかく震えるそれは
風がふいても激しく痛む
泣きながら
叫びながら
それでも隠そうとはしないのだ
まるで
勲章のように胸をはり ....
こども と ころも

どっちがかるい?

タイヤ と ダイヤ

どっちがかたい?

おとこ と おとな は まったくちがい

おんな と あんな と むこうをみてる

おんな  ....
『あやとり』
 (夜のメモ書きにそれだけが残されていた 次の日
  しばらく考えていると 絢香、トリ という言葉が浮かぶ
  去年の紅白は絢香の歌がとてもよかった 彼女を ....
凍結は純物と不純物とをろ過し
流れのうちに凝り固まった粒塵は
根を下ろした水草に溜まりをつくり
小さな凍土を作る

足のつま先をそっと浸せば
無数の細かな波紋が
ぷつぷつぷつと
干渉し ....
東京が
くちびるから
たそがれてゆく

秋口に
太陽の首を
刈りとったのは

鋭いほど
耳に残るものも
ないのだから

夜の
冷たさは
みちた春の
しずけさ

声にみ ....
あの日二人
言葉を惜しむ程に
見つめあった時を
昨日の事のように
想い出しているわ

どうしても
時間を止められず
唯それが悔しくて
泣く事も出来ずに
笑って見送ったの

時空 ....
曖昧模糊について、演奏する棘皮な人間.≒藍いろを脚元においておくための.

油彩・造形・音楽

3月5日から3月28日演奏が.


妥協はほんとうにいやだ.

でもなるべく長時間にわ ....
単語ごとに分かれる/今夜
頭痛が/限りある
私をさいなんでゆく/社会が
五月の川のほとり/仲たがえしている
互い違えたボタンを/俯いたままで
引き戻せないと/発表に挑む
仮初めに/高校生が ....
大切に育てたモノは
誰にも見せられない
丁重に外を睨め上げて
時折祈るのは空が落ちること

暗く湿った風を蔑んで
耳に残るは静かな破裂

命は吐き気がするほど柔らかく
言葉は寒気がす ....
Walking Snowman

雪の降る寒い日に 僕は生まれたんだ
小さな少女の小さな手から
僕の不格好な 姿を見て無邪気に笑う
彼女の笑顔に心が温まった

短い僕の首に か ....
表現とは他人の言葉
空虚には自分の声の
誰でもない先輩方、教えてくれる

壊れのない骨のワイパーに番号をメモする
思考の先に毛が
考えてこぼれ落ち
歌う道に

靴のない夜の体に腐った ....
俺はひとりの人間なのだ
いなくなった俺よ 空として戻ってきてくれ
そして指先に白色として書くことで
ただ生きた そして書いては 考えさせられている

心は、この器の外なのだろう 
羽交い締 ....
あなたという ゆりかごにのって
ゆらり 揺れています

あなたが どんな風に想い
どんな風に泣いても
ゆりかごに乗った私には
見えません 

ゆらり ゆらり

通用しないといっては ....
お日様
てかてか
お月様
三日月

心を澄ませて
自然を感じよう
ほうら気が見えるから
回る回る体は回る。

考えてはいけない
感じるんだ
見てはいけない
聞くんだ!
茜に黒のシルエット
三角屋根の向こうには
遙かな世界があるのかな?

茜に星が増えてきて
せっかく覚えた”黒猫のタンゴ”
揺れる輪舞で忘れるのかな?

むくれた僕の手を引いて
繋いで ....
土のなかに宝があると
いいて
あす
かげのなかを下りてゆく
くつ
もう三日、たべていない

水みたくつめたい風、月
稚児
赤交じりの着物に隠れ
黄鉄鉱と黄金の別を知らず
まずまずな君
まだまだな僕

引けをとらない君
髭を生やした僕

噛みつきたかった君
髪伸ばしたかった僕

足手まといだと罵る君
手足ばたつかせ泣いている僕

 ....
またたびにでよう
またたびたみん

またたびさがして
またたびたみん

思えば
丸いばかりの宇宙
ユグドラシルの
最初の一本

慣性だけには自信があるので
とにかく歩き出すこと ....
らっきょ  の  め

らっきょ  の  かわ

らっきょのしん

らくあればくあり

とはいうけれど

らくてんてきにいきていこう

おれはなんにもかわらない

らっきょ ....
のどが痛い何したわけでもないと思うのだけれど、痛い。
痛いと打つと遺体と出てああ私は死んでたのかしらとふと思う。
死因のどの痛み。
だいぶ幸せそうな死に方だと
だいぶ楽な死に方だと

語尾 ....
海のさざなみが見える岬で
きっときっと あの水平線を越えたなら
あの青さの向こうに 地上の楽園があるに違いないから

遥かにみはるかす水平には
なにもまだ うかばないけど
でもたしかにひと ....
神田の内外分ける橋
昌平橋の欄干から
覗く水面は神田川
ゆらゆら揺れる神田川

二人並んで水面を見つめ
僕は君につぶやいた
僕らはどこに行くのだろうか
君は何も答えずに
そのまま水面 ....
エミリ、お空でお絵かきしてる
雪のような白の絵の具で
まっ青の空のカンバスに

ときどき 熱心に
ときどき 気まぐれに投げ出して
絵の具だらけの足でかけまわり
白い雲たちとかくれんぼ
 ....
遠くで踏切りの音が聞こえる
どこに向かう列車だろう
真夜中すこし前、
僕にはもう
行く先なんてない
ここが僕の終点だもの

音量を絞ったラジオからニュースが聞こえる
君の
眼を細めて ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
縛るひと恋月 ぴの24*10/1/12 18:54
まっしろな手首からチラリとみえる嘘而010/1/12 18:20
夜霧よかとう ゆか3*10/1/12 15:48
一月のある日伊織3*10/1/12 13:39
実に面倒臭い生き物です仁惰国堕絵師3*10/1/12 12:33
首輪の外れるときりょう20*10/1/12 11:32
魂をさがして朧月210/1/12 11:09
おんな と おとこ非在の虹210/1/12 6:25
正月日和 (づっとつづくといいナ)ヨルノテガム010/1/12 6:10
氷雪within8*10/1/12 4:52
_石黒210/1/12 2:47
抜け殻弥鈴5*10/1/12 1:20
家具の為の音楽を耳に注ぎながら海に浮かんでみる。Monet....010/1/12 1:20
仮初めに/その他の憂鬱真島正人1*10/1/12 1:11
命は吐き気がするほど柔らかくくろね410/1/12 0:51
Walking Snowmanitukam...1*10/1/12 0:47
朗読番田 110/1/12 0:40
ショーウインドー010/1/12 0:40
ゆりかご朧月310/1/12 0:18
第六感ペポパンプ4*10/1/12 0:02
夕映え仁惰国堕絵師2*10/1/11 23:55
織部アキヨシ110/1/11 23:50
まずまずな君、まだまだな僕仁惰国堕絵師0*10/1/11 23:46
花消え海里210/1/11 23:19
らっきょ非在の虹210/1/11 22:38
のどが痛い点子110/1/11 22:29
この遥かなるものいすず2*10/1/11 22:19
水面ゆらゆらー昌平橋ー……とある蛙8*10/1/11 21:36
あしたの天気寅午310/1/11 20:30
都志雄3*10/1/11 20:20

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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