目をつぶって 右へ左へ
  曲がりくねってさ
  幸せな日が
  手を繋いで
  迎えにやってくるよん

  本当にきみが拍手したい
  ことに出会うまで
  キス ....
冬に花火をしないのは空が寂しくなるからだ、と思う
寒い中に一瞬だけ弾ける火の花が
マッチ売りの少女が起こす小さな火のように儚く消えて
すぐに冷たい風に流れ去っていく
乾いた夜空の、花火を冷笑す ....
賽を宙に投げてみる
これからの行方占うように
六通りの旅路しかないなら
どんなに楽なんだろう

現実 眠れぬ午前2時
複雑に絡み合う確率論
そういえば確率のテストは昔から0点だった気がす ....
今日の東京タワーはちょっと変だ
いつものオレンジ色じゃない
夕陽に気圧されて
オレンジ色を諦めてしまったのかな
浅草にできるっていう新参者に対抗して
違う色になってみたのかな
負けてない
 ....
花瓶を洗面所まで持っていく。
中の水を排水口にゆっくりと垂らす。幾分大きな花瓶のためどうして水を汲もうかと逡巡したのち病院の外の水道を探しに行く。消毒の効いた洗面台が花びらの一枚一枚を枯らすかもしれ ....
私を隠し歩いた

色目紛しく映る
人目を掻い潜る様に

喧騒が傘を打つ

時雨程に心は濡れ
滴る音は誰にも届かない

擦れ違う息を感じながら
家路を惑う

触れ合える事も忘れ ....
回路は無情に

残り滓の貴方を映す

繋がれてたのは私の方

「何時も」を何時も通り

回路は無情に

残り滓の貴方を映す
 
君に、言えずにいる言葉がある
と、僕は思っている思っているけれど、
言えずにいる言葉が何かを忘れている

ホチキスは、どこにあるのだろう
動物の名前だったような気がする

君が留めようとしている紙束 ....
ゆうえんちと呼ばれる公園で
片足だけ長靴でいるような、心細ささ
少年、と、声をかければ
それが、少年だったのかも曖昧になる

雨の夜、街灯の下、秒針のない時計
錆びついたトタン、くすぐりのような失敗 ....
ライトなんか吹き消して
隣に私を乗せたまま
蠍に向かってアクセル吹かせ
燃える欄干突き破ってよ

私をからかわなくなった貴方と
同じ夜空を突っ飛びたいわ
私の眼の奥を見なくなった ....
夜を走る電車
十五両編成の最後尾
ゆっくり居眠りしようと
乗り込んで席を確保した
はずだったのに
次の駅から
スノーボードと思しき
荷物を抱えて乗り込んできた
二十代前半の女性が
暫 ....
からだのそこかしこに
あなたの吐息が残っているの
触れた指先をまだ
思い出すことができるのよ
いつのまにか
心まで繋がってしまったのね
あなたは私のbetter half
小鳥だって ....
ただ抱きしめたかった
ただ君に触れていたかっただけなのに

ボクは君に拒まれた日から生まれ変わる努力をした
もう二度と孤独を、絶望を感じないように

君の髪を撫でていたかった
髪のセット ....
フィクションに
幻を信じた女たちは
二日酔いの朝の様な
気だるい脱力感纏い
眩しそうに太陽睨む

フィクションに
疲れ切った男たちは
優しさに飽きた様に
冷たく無表情を装い
蒼い満 ....
東南西北
風が集って
夏の野原は緑一色

青いトマトは
翡翠の軟玉
九連宝灯チューンナップ

けれども今は早春の荒野
捜神雪苦
春雷未蕾

門を九つ潜り抜けても
天国のドアは ....
古代、影という言葉は
月影とか
面影とか
光りのことでもあったので

孤独の影は孤独の光り
ひとりの孤独はひとりの光り

光る子と書けば
ミツコさん
光りはみつるものでもあるが
 ....
西日が差す静かな病室
貴方の寝息が途切れなく聞こえる
それでも不意に心配になって
心臓に手を当ててみて
ちゃんと生きていることを確認する
貴方は時折まぶたを開けるけれど
なにか口の中で呟い ....
18時35分発のバスに乗る

18時45分に駅に到着

18時55分発の準急に乗る

偶然を求めてあの日と同じルートを辿る

ずっと思い続けていたあの人と偶然出会う為に



 ....
祈る、という作業を
私は避けている
たとえば

あなたの幸せを
祈る
そのとき 
私は無力で
ただの石ころ
捨てられたガム

「君を想うと 
 やわらかな 気持ちになれるんだ」 ....
ぱたぱたぱた と
歩いていたらスリッパが脱げました
おちたスリッパは星になりました
たくさんの人がここでつまづきます

そうっと歩いていたのにぶつかりました
ここは世界の端っこです
だれ ....
繋がり求めて伸ばす糸は細く
誰もがいつでも切れる用意、姑息。
それでも手繰り寄せてくその手は加速
キミとキミに映る瞳の僕を補足!

闇は照らすモノ
道は拓くモノ
意味は創るモノ
無知は ....
心根にある切実を

切実に灯るちいさな火を

リレーしながら

なにをかへとひとは継いでゆく

そのちいさな火

すべてが純潔だった

なにをかから見つめると

そのちいさ ....
くるくると光り解けて
流れ往け
幾千の揺らぎ瞬き
降り仰ぐ
劫火の尾根の
爛漫難し
 
 



 ....
燈の灯る
夕餉の時は
ひとりが良い

幾つもの
当たり前を
ひとつひとつ
辿る時間が
贅沢なのだ

団欒を
知っているから
とても
近しいものだから
ひとりの夕餉の ....
在りし日の詩人は、独り 
無人の原野に佇む影となり 
夕空に巡る星々を 
澄んだ瞳に、映している 

(この哀しみの地上こそ、我が故郷・・・) 

頭上を掠める鳥達が 
翼を広げ、舞い ....
音もなくカルナヴァルはやって来た
花吹雪の中をカルナヴァルはやって来た
爪先立ちで熱狂する
サンバ
魂を奮い立たせる
アンゴラのリズム
髪にまぶたに乳房に腰に
音も楽器もなく花は降りそそ ....
疲れすぎで
寒気がする。
頭が痛い。
皿洗いしたくない。

お客さんの家では
笑顔で明るく
後になって
どっと疲れが出る。

理想と現実の狭間
生と死
善と悪
愛とマスコミ
 ....
冷たい氷菓子を たべてみた

きんとする冷たさとともに

かるい頭痛


もう食べまいと おもっても

やめられない


私をつかんで離さない

それでいてすぐに溶けてしま ....
観覧車にのって 赤い空を見つめながら

貴方が『すきだ』といってくれただけで

なぜだか無性に 泣きたくなった


ああ このまま地上につかなければ

ずっとずっと 幸せなのに
          
           きみに『しあわせ』だといってもらいたくて

            ぼくはいっしょうけんめいはたらいた
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ワンダフルヨルノテガム210/1/17 3:03
はなび木屋 亞万2+*10/1/17 2:53
ラック相羽 柚希2*10/1/17 2:46
東京タワーまさたか210/1/17 1:53
抱える相田 九龍6*10/1/17 1:23
闇夜に日傘徘徊メガネ310/1/17 1:05
残像310/1/17 1:00
恩送りクローバー4*10/1/17 0:59
僕らはたまに4*10/1/17 0:51
欄 干オンガシ3*10/1/17 0:34
人畜無害kauzak16*10/1/16 23:59
better halfまさたか0*10/1/16 23:35
ある冬の日にZETSUM...3*10/1/16 23:33
フィクション弥鈴8+*10/1/16 23:27
すずめ百までちゅんちゅん忘れず海里2*10/1/16 22:22
孤独の光、りひと3*10/1/16 22:22
願いまさたか110/1/16 22:20
偶然を作るくゆら210/1/16 21:37
アトムuminek...12*10/1/16 21:32
過ちの街角朧月610/1/16 21:28
明日に掛ける橋xxxxxx...110/1/16 21:24
火のリレー吉岡ペペロ810/1/16 21:21
バナー(幟旗)鵜飼千代子6*10/1/16 21:18
夕餉0*10/1/16 21:13
詩人の涙 服部 剛210/1/16 20:31
ファンタジア楽恵6*10/1/16 19:39
フォーレンエンジェルペポパンプ6*10/1/16 19:25
氷菓子くろきた710/1/16 19:24
今日だけの910/1/16 19:15
きみに410/1/16 19:07

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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