川のようなところを
冬の蝶が飛んでいる

蝶は知らない
いつか人に生まれることを

バスに轢かれた少年が
捕まえた蝶を
自分のことのように可愛がっている

可哀相だから ....
負け犬の辛さは滲み
裏切りの棘刺さる
沈んだ部屋の隅
暗く残酷な影が落ち
笑う

運命別名呪い?いい加減にしやがれと言う正論ミニにタコ
映画と漫画のオーヴァードーズで期待感だけはたっ ....
『俺といて、幸せ?』

『えーと、そうだねぇ』


・あなたと出会った頃の私→39.5kg
・今の私→42.5kg

     42.5kg−39.5kg=3.0kg


『3. ....
   『あのね、ぼく、おおきくなったらね、まりちゃんとケッコンしてあげるんだ』

             

           小さい時にあなたが言ってくれたこの言葉を

  ....
ロ ーズマリーを摘んだら、直ぐに行くよ
イ バラだらけの君の箱庭を壊してしまったから

君 が悪いこと
を したわけじゃないよ、でも、僕はあの箱庭を
愛 でることができなかったんだ
 ....
わたしが
死んでいった日々を
つぎつぎとかぞえる

いくつもの
忘れてきたものは
燃えるごみの日になんの断りもなく捨てられてしまった


脱皮しても
脱皮しても
同じ
(わたく ....
 
 
もっと簡単にあなたを愛したい
複雑な手続きなど経ることなく
もっと簡単に
もっと簡略に

僕は僕の皮膚を越えて
外に出て行くことはできない
僕から出て行くのは言葉
それは様 ....
パステルの世界広がり
この一時 空がてれる
やわらかなブルーと
うすももの雲が
ほほ寄せあって

ほらね
ほんのりグレーの雲
きょとんとくぐって
天使がふんわり
降りてくる

 ....
morning.Zn無


君が2日前に置いていったメモにかかれた、言葉?

*宇宙からのメッセージ

だってさ

夜風が命のないもの達を
動かして、遊んでる

カタカタカ ....
ゴリラは騎馬戦をやりながら
俺も四十歳になったのかと
昔の初恋を思い出しながら
川の中に設置された
飛び石橋を渡って居た

ゴリラは{ルビ嘗=かつ}て沈黙の神と
恐れられたものだ
岩崎 ....
お母さんが

近所のスーパーマーケットで





福まめを買ってきた。




この家に鬼なんかいやしないのにね。




お母さんが恵方巻きを買ってきた。
 ....
ようやく身長が

5万キロメートル、だからつまり

50メガメートルくらいになったので

宇宙のはしっこから

地球にめがけて

精液をぶっぱなして

地球を受精させた ....
午前一時七分

   ごらん
   粉雪が降っているよ
   まるで天使の羽が舞っているように
   今は
   僕らだけの窓辺
   君と一緒に過ごしたクリスマス
   最初の告白
 ....
風が春だった

ロカ岬にたったような風の匂いがした

曇り空にはひかりと影の階段があった

幻視にちがいなかった

ショパンの別れの曲が聴こえてきた

幻聴にちがいなかった

 ....
ミミズはミミズクと音素を共有しながら
このように馴れ合っている場所では
すべてが熱死に向かっていると悟って
突如北北西に進路をとる

そのような映画があったのか小説だったか
詳しいことはわ ....
今日から春だと暦は告げ
ショーウインドーもそんな感じ
だけど朝からメールが届いて
大切な場所がなくなったと知らせてる

心にポッカリ穴が空いたと
ありきたりな言葉を口にして
それでも続く ....
指紋を眺めると、そこに宇宙があった。切 
株を覗くと、そこに宇宙があった。時計を
見上げれば、秒針の音が絶えず響いていた。  
日常の風に紛れていつも周囲に渦巻いてい
る、それぞれの宇宙。肩を ....
危険という名の、{ルビ梯子=はしご}の上に 
片方のつま先立ちで、両手を広げる
闇の舞台の道化師は、今夜もおどけたふりで 
手にしたワイングラスを、こちらに差し出す。 
ハァーーーーーーーーー!
スギャオ
カモン
フー

ウーイェーイ
レッツゴー
ヒェー
レットイットゴー

アユーレディー!
ヒアウィーゴー
アユーハイトゥナイト
ホーーーーー ....
氷が踏み破られる
次々に踏み破られる
口からこぼれた言葉を押さえきれずに
氷を踏み破る

夜、街灯の光に雪が散り散りに舞っている
彼女は捕虫網を片手に地平を眺めている
音もな ....
一段と冷え込む朝だ
埃色の毛布に包まりながら咳き込んだ
小さな体の快活さに一層むせる
いたずらに温もりをまさぐるそれは
疑問符の尻尾を落ち着きなく振り動かし
そわそわと春の訪れを待ってい ....
生まれる前日の私は
今日の日のことを知っていた
今日に憂いて泣くことを
先に私は知っていた

愛を求めて痛むことも
求めぬ愛に泣くことも
先に私は知っていたのだ

父よ母よ
あなた ....
{引用=
この胸に住まうミノタウロスは
私が死んでも幾等も嘆きはしないだろう
あれの愛した竪琴を
私が壊して極寒のヘブルス河へ捨てたから
あれは今も代わる竪琴を探しているのだ
だから私は死 ....
気分屋なんです

たまに空っ風みたいなオルガンの音が胸の中に回りだして

ああ、あの人が好きだったのだなとか

どうせ死ぬならあの時はああ言えば良かったとか

死んだ犬の事を犬が死ぬ物 ....
 
 
なんとなく
繰り返されていく今を
なるべく続けられるように
わたしたちは願い
歌うことさえした

歌うことよりも
大切な今があると知った
わたしたちは押し黙り
声を失いさ ....
ただひとつとしての
ただ 歌だけが ただドブに引き裂いて
すり減らしているけれど 正社員がそうであるように
すぐに確かめようとしては 交差点でブレーキランプと
あのアスファルトを ヘッドラ ....
誰の言葉もないままで綴り続ける小説群。小説とは小説のままだが、誰かの頭へ侵略することはない。今夜にも降り積もる雪のようにして誰それの家を覆うだけだ。競馬場で走らせられていく馬たちのように、今日を空の中 .... 地下鉄は難しい
乗り換えなくても難しい
行く先々で枝分かれしないでほしい
でもまず乗り換えが難しい

地下鉄は地下にある
地面直下だったり深かったり
違う駅名の駅が重なっていたり
同じ ....
映画観に行った
隣で女の子がウーロン茶飲んでる
もしお前やったら、コーラ飲んでるんやろな

最後に1つ残ってたタコ焼き
隣にいる女の子は俺にすすめてくれた
もしお前やったら『食べてもええ? ....
(貴女は、だんだん、眠くなる。)


欲望はいつも、最後に瞳孔をひらかせる。

深く閉ざされた眼をもつ者の数だけ、暗い夜の、虹をみる。

荒野を疾走する犬の群れ。


 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
冬の蝶小川 葉110/2/3 22:23
トラヴィスを継ぐ虹村 凌2*10/2/3 22:20
重さくろきた310/2/3 20:57
幼き日の410/2/3 20:48
C[R]Y F[O]R [Y]OUセルフレーム110/2/3 20:44
目を閉じて、いる伊織0*10/2/3 18:49
もっと簡単に愛をたもつ2110/2/3 17:59
天使の時間鵜飼千代子7*10/2/3 17:58
アスタリスク靜ト210/2/3 17:14
ゴリラの感慨間村長3*10/2/3 17:11
節分サワメ510/2/3 16:03
地球、好きだからピッピ210/2/3 15:24
アヴェ・マリア乱太郎15*10/2/3 14:31
さいごの慈しみ吉岡ペペロ7*10/2/3 14:29
ミミズ瀬崎 虎彦710/2/3 14:15
ねがい水中原動機010/2/3 13:33
ひとつの宇宙 服部 剛5*10/2/3 13:20
道化師の絵 110/2/3 13:00
雄叫びペポパンプ4*10/2/3 12:42
オートマティスムしめじ010/2/3 12:00
フェイクファーゆえづ210/2/3 9:40
生誕前夜からの手紙朧月510/2/3 8:27
ミノタウロスの竪琴高梁サトル3*10/2/3 8:15
微熱少年tutty010/2/3 4:37
小川 葉4+10/2/3 1:18
詩ではないと破り捨て番田 110/2/3 0:50
アメリカドリーマー010/2/3 0:49
乗り換えコンパス海里510/2/3 0:41
もし智哉210/2/3 0:35
催眠術師楽恵5*10/2/3 0:10

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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