{引用=


  ? 春色チョコレート


ファッションを何度も変えて
すれ違ったのは
君の待ち伏せ

タイトだったミニスカートが
今日は薄いフレアーですか
降参してホテルの ....
最後のひと粒まで絞り出したと思っていた
種袋の中から再び種はとめどなく溢れて
私の足下を濡らします

蔓はのびて再び身体はとらわれ
私は動脈をあずけ蕾をひらくことに専念します
この柔らかい ....
{引用=
蓮華草が
一面に咲いていて
夢中で
蜜蜂を追いかけた
時々
朝露が膝に跳ねて
はやる気持ちに
追い付かない足が
まるで
恋のようだと
あがる息に
喉が鳴った

振 ....
立ち止まっては駄目ですか

うずくまっては駄目ですか

這いずりながら前に進もうとするあなたが羨ましい

その勇気が眩しいのです

私の手をひいてくれませんか

私も共に地を這いな ....
あなたの温もりを知りたくて
陰茎を膣に挿し入れる

じっと
奥にある子宮の温もり

羊水の中で
守られていた頃を
思い出しながら
唇を重ね
舌をからませる

異なる二人の体温が ....
海へと向かう
風になりたかった

誰にも
心地よい匂いで
なんにも傷つけずに
透き通る
そんな
自由に
なりたかった

けれど
夕暮れどきの
風はいつも冷たくて
帰 ....
{引用=
君の匂いが風に吹き消される中で、僕は考えていた。
シッダールタとゴーウィンダが別れた日を。
僕らは唯一を失い孤独に震えるだろう。
その震えは誕生の産声の後の、それと同じものであるのだ ....
片手ナベに
この世の終わりみたいな白い牛乳いれて
つきっきりで温める
ナベの内側にふくふくと泡が立つ頃
みじかい瞬間の想いを終了させる
いれたココアのせいで
白は濃く染まる
自分のためだ ....
都会を知らないじゃがいもは
わけもわからず大阪方面の電車に乗り込み
その行く先を疑いながら
車内アナウンスだけを頼りにしている
スポーツ新聞の大きな見出しは
仕事とばかりにこちらに笑いかけて ....
Hug me.
Hug and kiss me.
Hug, kiss and love me.
Hug, kiss, love and feel me.

想いの
道のとちゅうを
あるき ....
 その建築はどこか役所のような正義風を吹かしている。それでいながらその建築は、人が、その全体を意識の最も深い谷にまでひっかけ、その細部を感情の織りなす水にからめとるとき、その均衡と博愛とを顕わにし、聡 .... モアイ像の愛が初めからこの世の中だけを作り出しているという
陳腐な事実に偉い神さまが言った「ロン!」

その内容なりを本に纏めて売り出そうと思ったら
原稿用紙8枚分になったので、出版社 ....
ベビーフードの日々

ビスケット風の吹く肌色の体温ビスケット
夜の無自覚でいい加減な奇跡の爪痕

空想上の月の瞬きに立ちすくみ
月光は枯れ葉に無限に朝露を宿す光点作る

沢に転落 ....
  橙に染まることはあっても
  緋の季節は 彼方へと去り
  空はただ 紺のトーンへと落ちていく
  ロイヤルコペンハーゲンブルーに暮れる今日は
  やがて三日月の窓の明かりを際立たせる
 ....
  そこに虫がいるから
  歩く 止まる 歩く 止まる 歩く 止まる
  を しなければならないのだと
  アッキーは言う

  歩いては止まるのではなく
  歩いて 止まってでもなく
 ....
春雨スープってね
しいて言えば女性なんだよ
生物学的に言えば
「どうして?」
はるさメスうぷだから
「うんうん」

でね
しいて言えばサメでもあるわけ
脊椎動物の、魚類としては
「 ....
「騒がしい世間に興味はない。」
「輝かしい未来なんて必要ない。」
気だるい昨日を越えて、無意味な今日を生きてます。
くだらない事を考えては、毎日毎日繰り返してます。
大切だったはずのアレは
 ....
彼女のための約束なのに
あたしに押し付けたりしないで
あたしだけのものにならないくせに

髪型もメイクもネイルも
あなたが嫌がるように派手にしているのに
可愛いとか言わないで

ねえ本 ....
今日は待ちに待った
サーカスの日
シルクドソレーユ
象にライオン
猛獣のオンパレード

太鼓や笛の音
何か楽しくなってしまいます。
車の宣伝カー
町がにぎわう

飴を貰って
ハ ....
思いおこさせた
言った邦人女性に金銭を奪われたことを知っていった
エズはあるバスを目指していった
歩きながら知ったあるいはとり囲まれながら歩き続けた
モナコでは海を見ながら濡れ
色々な色に君 ....
僕は贋物なのでゲージュツカでもアーティストでもありません
キチガイでもなければジョーシキジンでもなく
ただのつまらない人間モドキです
しかもいつもババ掴むようになってる方の人間モドキです  ....
駄目にするから
やがてトヨタはきっとGMにやられるだろう
僕を死んでないまま 金持ちではないことは おそらく自由だから
セルシオやレクサスへと目を奪われている

僕はたぶん金持ちになる
物 ....
上辺をなぞるように表面的な毒が粉を吹いている
身辺を洗い流すように煌びやかな腺液が熱を持っている

いつでも暗い部屋で一人でいる
それが好きだと胸を張っては言えない
異曲の虫なのかど ....
絶対に言わない
自分が奇人だ とは言わない
そんな自分は嫌だ
自分に酔っている自分を見透かされるのは嫌だ

俺は変人でも奇人でもない
俺はダメな奴です
どうしようもなく だら ....
観光地はいつも午前の匂いがする

車の音もまだわかい

ゆびさきもつめたい

あたまもどこか夢をひきずっている

そらがまだあたらしい

朝早くに腹ごしらえをして

観光にくり ....
宝石を口に含んで遊ぶ
あの娘が笑うたび
きれいな犬歯は怪しく光る
宇宙船の軌道のように正確な
ピンクの唇が生意気に
愛の歌なんぞうたっている
蝶々が飛んでいった
あの娘は鼻先で笑った
 ....
最高のおっぱいは団結を生み

輪郭をなぞると何故かマンダラが描かれる

そのメカニズムはいまだ解明されていない


地球最後のいきものに一言

君は最後まで生き残る


人はそ ....
 
今 この瞬間に
世界が終わったとしたら
 
何にもなかったかのように
ぱっと消えたとしたら
 
どれだけの人が
苦しみから放たれるのだろう
 
誰もが
悩みながら 生きている ....
{引用=


二月のはじめに降り続く雪の
その多すぎる水分に浸りながら眠っている
白い指の腹を瞼にあてては
薄明かりに浮かぶ声を亡くしたさかなたちを
夢から逃がしてやろうと
 ....
にがつのあさが春にむかう

大連でもはるぴんでも青島でも

死の世界はかんねんてきな世界か


はるたちあがるあすは立春

節分がふゆとはるにき節を分ける

これをしもまた

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
悪意の夜[group]まどろむ海月6*10/2/4 15:04
vespertine瑠王5*10/2/4 12:56
独りじめ高梁サトル7*10/2/4 12:27
凪ぎ3*10/2/4 12:12
出逢いwithin7*10/2/4 12:03
線路沿い千波 一也6*10/2/4 11:42
始まりの孤独高梁サトル2*10/2/4 11:35
この世のはじまり朧月1010/2/4 8:42
じゃがいもの小旅行中原 那由多10+*10/2/4 8:22
14月乃助10*10/2/4 7:07
音楽の定義葉leaf510/2/4 6:18
インモアイ瓜田タカヤ110/2/4 3:46
ベビーフードの日々110/2/4 3:24
連詩 「星一つ」 奥主 榮  萌木 碧水[group]鵜飼千代子3*10/2/4 3:20
アッキーの声を聞きながら / 奥主 榮2*10/2/4 3:10
春雨スープとの会話海里110/2/4 2:46
逆鱗社長3*10/2/4 1:44
つけ睫毛なんてつけなくたってあたし可愛いんだしゆきちゃん。610/2/4 1:14
サーカスペポパンプ8*10/2/4 1:06
行楽した番田 010/2/4 0:58
陰惨な独白散布すべき薬...1*10/2/4 0:45
山手通りの上に座り込んで番田 210/2/4 0:44
針土竜散布すべき薬...1*10/2/4 0:26
不可解な寂滅010/2/4 0:20
旅をする死者吉岡ペペロ410/2/3 23:26
ハニーフレイバー・レイトショーアヅサ9*10/2/3 23:17
マジカルパワーフラメンコランドudegeu...010/2/3 23:11
生まれてきてしまったから次元☆★110/2/3 23:10
二月のはじめに降り続く雪のあぐり3*10/2/3 23:02
かんねんてきな世界吉岡ペペロ310/2/3 22:26

Home 戻る 最新へ 次へ
3442 3443 3444 3445 3446 3447 3448 3449 3450 3451 3452 3453 3454 3455 3456 3457 3458 3459 3460 3461 3462 3463 3464 3465 3466 3467 3468 3469 3470 3471 3472 3473 3474 3475 3476 3477 3478 3479 3480 3481 3482 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.95sec.