失敗したことのひとつひとつに
ラップをかけて冷蔵庫にいれる
だって 乾いてしまうから

何度言わせればわかるのって言われるから
言われるたびに筆箱にいれる
だって忘れっぽいから

怒ら ....
人はだれも
こだわりを
持っている
ただ表現するか
どうかである。

自分の存在意義を
見つけ出そうとすると
個人の自由が
公共の福祉に
反しない限りであるか問われる

Pro ....
目には
まぶたがあって閉じることもできるのに
耳にはないね

目はよほど
脳にとっては過負荷で高価なセンサーなのだろうけど
耳だってとじられればいいのにね

ケータイや
ウェブの海で ....
ちいさな孤独に

ぼくのこえ、届いていますか

木琴ほどのため息に

ぼくのおおげさ、届いていますか

喜怒哀楽のない宇宙に

きみが見えなくなる魔法、ありますか


ふゆの ....
雪の中を
雪ウサギは
穴から
飛び出し
走り回っている

鼻を
ぴくぴくさせながら
立ち止まっている
季節のにおいを
感じ取っているのかな

夜は
穴の中で
寄り添うように ....
目を
閉じて
少女は
オカリナを鳴らす

誰かを
思い出してる

ひとつ
ひとつ
オカリナに
指を置く

何かを
思い出している

少女は
オカリナを
いつまでも
 ....
水は雨になって大地を潤し

渓流は楽器になって

疲れたこころを癒します


渇いたら喉を潤しましょう

水は命の火を絶やしません


水を大切にしましょう

隙間があ ....
畑の道を
夏の
暑い日に
懐中電灯を
照らしながら
歩きました

蛍が
あちら
こちらから
灯りを照らし

周りに
いくつもの
光が見えました

妹と二人で
昔は
 ....
書き加えられつづける一枚の絵
壁の裏側 震える黄金
穂を渡る火
羽の業を見すえる目


銀の石が燃えている
街のひとりを呼んでいる
影との指きり
かなえられなさを生き ....
パピヨン。
華の世界を。求めて。飛び回る。
紅い。蜘蛛の糸。に囲まれた。夜の華。
満月から。垂らした涎。が呻く。

パピヨン。
黒い管。が伸長する。甘い蜜。
興奮と。恍惚が。摩天楼の ....
  *

それなりの道具を使い
ぐっすりと眠るだけの
疲れがあった
遠き日の村境
名もないわたしたちの
リアカー

人と生業があり
忍び泣く声も聞こえず
野辺や軒先は
ゆっくり ....
{引用=

海をぬけると…
ここは、違う国
この世界に一つだけ、二人だけの

バレンタイン・デー
今年はどうしますか、
きみの気持ちは かわっていませんか、
それならば、飛び切りの
 ....
ああ、何と美しい光景でしょう。野の獣道を突っ切っていった先、その川べりには、
誰も踏み込むことのない煌く水面が滔々と浮かんでいるのでした。
夕陽と水面が鏡面のような対称の形を作り、溶け合う様、そし ....
こなさめ
ゆきさめ
こなゆき
ささめ
めざめてみればそとはゆき

こなさめ
ゆきさめ
こなゆき
ささめ
ねむってみればゆめでまで
赤信号を前に、どうして僕は渡らなかったのだろう

考動と行動が、一致しなかった僕がいる



−世の中に『正しいこと』などない。

車さえ来なければ『赤』でも渡っていいはずで

『 ....
孤独という
張り詰めながら、それでもたゆたうこのことばは
いったいどこからお出ましになって
ここに鎮座ましましているのだろうか


けして拒絶しないやわらかなグレイ


みたこともな ....
銀のトレイン
夜を切り開いてゆく
その中で
静かな
穏やかな
フィルムをめくると
繊細な彫刻が並ぶ草の原
その中に
招き入れられる

きみは愛されている
きみは感じるままに
い ....
もうすぐ
何も書けなくなるかもしれない
春の暁を迎えることもなく
散っていく
桜の木の下で眠る
モンシロチョウの卵のように
冬に埋もれて
全てを白灰に戻し
あなたのことを忘れ
{ルビ ....
空洞に

愛嬌の虹をかけて

熱い思いの真摯を流し込む


火傷しながら 冷え冷えと凍りつく場所に

幼い目のポーは 白い息吐き

男の顔して 

見られてる 
うわきしました浮気しました
だからなんどもわかれましただから何度も別れました
なんども何度も
うわきしました浮気しました
げいのうじんでもあるまいし芸能人でもあるまいし
こいなどしなくても恋 ....
 
 
あの日の雨が
まだ降りつづけている

ぼくはきみの
短い小指を思い出し
きみは普段走り慣れた道を
はじめて走る道のように
車を飛ばしてぼくを思い出している

出口をさがし ....
{引用=
ごらんよ、僕たちの家が燃えている
帰る場所を失くした孤児は、何処へ向かうのだろうね



顔をあげて 僕の最後の一滴まで飲み干して
ゆるやかに 死に絶えてゆく世界で
胎児の ....
君は何もするな
消え去ることのない手に希望を抱いてほしい

どこかへ手を伸ばそうとしてはいけない
その先には人が求める愛の形などないのだ

手を振っても 誰にも小声としてすら答えられない
 ....
祭ばやしで溢れている日本だ
生活することなど偉くはないということを 変わり者として
偉人に一通の手紙をしたためる
自分のキャリアすらないのなら 貧者にさせられるようだ
ニュースキャスターの番組 ....
私を降ろしたあの汽車は
星の路へと駆け上がる

手には破られた乗車券
夢を追うことに疲れたんだ
信じていた言葉の羅列も
いつしか色を失くしてしまった

思い出すのは、仲間の笑顔 ....
 
別に誰だって良いの
あなたじゃなくたってね
 
わたしを
必要としてくれるなら
誰でも良い
 
それだけで
生きてると思えるから
 
ねえ
誰でも良いから
 
わたしを ....
こいびとを
産み忘れた夜に
こいびとは
お腹をだして
口をくちゅくちゅ
頭が
ごとり
ベッドから落ちて
布団の海に
船がこぎだす

あの子
どこの子
どこにいった子
ぼくの ....
売れないホスト、ジョージが気がかりな夢から覚めると、彼は一体の巨大なマグロになっていた。
ただのマグロならまだいいが、マグロのクサヤになっていた。
ジョージの売りは、漁師の息子として鍛えられたその ....
成長したい
の 後に
変化したい
と 付け加えると
それはもう私の拒絶になるのだそうだ


足踏み状態でいつまでもいたら
いつか地面がえぐれてく
地球の裏側
マグマの攻略 ....
アタシは
彼女のこと
好きよ
一緒に買い物に出かけて
服の選びっこしてる時なんか
サイコーよね


アタシたちの関係
世間様はどう思うかしら
汚いって
つば吐きかけるかし ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
大きめ朧月410/2/13 20:04
公共の福祉ってなんだペポパンプ5*10/2/13 19:55
地球外詩的生命体探査計画海里210/2/13 18:09
喜怒哀楽のない宇宙吉岡ペペロ610/2/13 17:38
雪うさぎそよ風さん7*10/2/13 17:02
オカリナ6*10/2/13 16:58
みずまくら510/2/13 16:57
ほたるそよ風さん1*10/2/13 16:54
冬と歩木立 悟210/2/13 15:34
パピヨン乱太郎6*10/2/13 14:09
収穫合歓木210/2/13 13:50
St.Valentine月乃助9*10/2/13 13:04
あの美しくも誰もいない川べりへ五十里 久図210/2/13 12:03
積み木野海里310/2/13 11:36
公道にて邦秋1*10/2/13 10:44
個と孤因子110/2/13 10:21
ぼたんたちばなまこ...710/2/13 9:40
翳りゆく線路within7*10/2/13 4:09
weakkneedゆびのおと2*10/2/13 3:14
浮気しました吉岡ペペロ210/2/13 2:42
雨が透明なのは思い出だから小川 葉210/2/13 2:02
毒見役としての僕の為に高梁サトル6*10/2/13 1:42
希望の日番田 310/2/13 1:20
12チャンネル010/2/13 1:19
夜汽車三奈6*10/2/13 1:18
誰彼構わず次元☆★210/2/13 1:14
モーブイシダユーリ410/2/13 0:19
ジョージのニオイあしゅりん0*10/2/13 0:01
壊れたくて乞われたくてコワ(レタ)イノなき2*10/2/13 0:00
Strange寒雪010/2/12 23:58

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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