見上げれば満天の星
一瞬見える流れ星も
今この時だけの空

だけどほんとは知ってるんだ
この輝きが届くには
長い距離と時間があったこと

それはきっと輝きの助走
君だって きっとそう ....
潜るのが楽な海を教えてやるよ
船乗り達に教えられたのは 夢の海

暖かく
どれだけ潜っても 苦しくならない

夢の海に潜ったままの少年たち
陸へのあがりかたを忘れたから
友達の背中に詩 ....
今日は珍しく
早起きをして学校に来た

直接渡すのが嫌な私は
好きな人のロッカーに
そっと
皆より多めの
自分でもありえないくらい
かわいくラッピングした
チョコケーキを入れた
 ....
女から男へ
手作りのチョコを渡す日

でもこの学校で盛り上がっていたのは
男子でなく女子だった

この季節になっても
未だにクラスになじめない私は
盛り上がる女子を背に
黙々と昼 ....
うまいヘタでいうと
生きるのが
ヘタなほうが 正解だ
大失敗なら 大成功だ

うまい生き方すると
最後にリセットされて
振り出しに戻るようになっている

うまいヘタでいうと
生きる ....
燃料の切れかけた
船に乗っている。
僕たちはみんな
行き先を知らない。
すきですきでたまらないもんだから
ちかづきすぎてこわしてしまったんだって

でもすきですきでたまらないもんだから
こわしたところにしるしをのこしてきたんだって

おうさまはなんにも ....
星が散らばっている

日中の空虚な明るさが

夜空の星々に統治されている

瓦礫いがい見当たらなかった

それでも人間たちの立てる煙りが

そこかしこからすうっと上がっている

 ....
雲のようにとはいうけれど

行方は風によって決められていて

けして自由ではない

風もまた何かに決められていて

けして自由ではない

気づいたとき、それでもただ

雲になれ ....
今日のお天気を
横目でチェックする

鼓動が早まる
慌ただしい朝

折りたたみ傘を
鞄に放り込み

気温に会わせて
コーディネイトを変える

駅までの道は
外気と身体の慣し時 ....
くそったれな人ごみの中
無人島にいる気分で
孤独の王を名乗るオレ
誰も相手にしてくれない
それでもすこぶる機嫌がいい


オレは矛盾に満ちてる
つじつま合わせも出来ない
だから
 ....
僕は横になる

生ぬるい妥協が

僕を包みこむ

これでよかった

あれでよかった

あれしかなかった

これが最良だと

僕は横になる

目を閉じる

暗闇が広が ....
どんな言葉を並べたら

どんなシグナルが脳に走るか

それを計算できたなら

それが最高の詩人なのだろう

それが最悪の独裁者なのだろう
{引用=
日曜日、カーテンのない部屋。
一瞬の連続で作られた、ぼくらの時間は煌めくから、それらを宙に浮かべて、星と呼んだ。
薄く滲んだそれに名前をつけて、線で結ぶ。水平線の彼方に落ちゆく星に、願 ....
我らは正義だ 世の安定を望んでいる
我らは全てを統治する 世の人々を解放する
自由という名の希望を携えて
ほら、あなたを見守り救ってあげることができるさ
そっと、そおっと
そっと、そ ....
{引用=


名前を忘れてしまった
町を
通り過ぎて2日
私は水を汲んだ
水の中に
幾億の雨粒



唇が
だんだんと開いて言葉を発見する
発芽されたばかりの種のように ....
「星がちりばめられたスカートをはいて
 スパンコールできらきらしている靴をはくの
 三日月のネックレスを首からさげれば
 それがどんな星にでもいけるチケットになるわ

 こぼれることばは模様 ....
自分さえ分からない本当の私を
見つけてほしいような
そっとしておいてほしいような

へらへらと何も考えていない振りをして
その場の雰囲気だけで凌いでる自分
日曜日の朝に予定よりも遅く目が覚 ....
堅く編まれたお下げの編み目
その幾条の行方を見澄ます幼いぼくの肩越しに
さびしいぼくをくすりと笑う
ぼくと誰某と

そうか
こんなにもはやく陽は動いて
窓の下に深い沼をつくっていくんだ
 ....
その手を離さないで

今の僕は放たれて
たちまち空に
吸い込まれてゆく風船で

空の奥のそのまた奥
何もない空間を漂って

あなたの知らない街に
あなたの知らない姿で

降りて ....
ニュートンは言う
僕らの足には見えない枷があるのだと
空を飛ぶ鳥にも
鮮やかに実るリンゴにも
水中を進むイルカにも
それはこの地に生きる上での
呪いであり
宿命であり
義務であり
そ ....
息継ぎするタイミングを失って
無意識に歩道から乗り出した体
クラクション慣らして通り過ぎる車
瞬間 現実世界とのタイムラグ

まるで水中にいるかのような浮遊感

信号の点滅に身を委ねて
 ....
下腹部から
そうっと
体の稜線
指でなぞりながら
あなたのことを考える
そうすると
体の中に
水分が増えて
重くなる
あなたのこと
知らないでいたほうが
良かったみたい
胸に水 ....
拡散していくその意思という名の、それがそれがそれがそれがそれが拡散、

肥大していくその意思という名の、それがそれがそれがそれがそれがそれがそれが!



おかしい。

どうも ....
枯れるほど、流した涙。

そのはずなのに、何でまた流れるの。

なみだ。

僕の血や、体液や、その他液体が、

まだまだ、枯らさないって。

文句云ってるのかな。

忘れたと思 ....
家にこもっていることが多くなり
気分転換に飛行場まで車を走らせた

ちょっと離れた駐車場に車を停めた
飛行場へ続く道を歩くと
木の枝にからの鳥の巣を見つけた

広場に着くと
ちょう ....
思考の中の四次元空間
風と雨の中に
滲んだ映像の竜が
思考の中心から紡ぎ出される。

雲間に光る胴体は
蛇のようにくねり青色で
雨に塗れた鱗は
鈍い光を一枚一枚が放ち
珠玉を掴む前足 ....
「花火」

行列を作って
並んだあの時
僕と君は
話をしながら
とろとろと進む列の
後をついていった。

僕は君に相槌を打ちながら
とろとろと進む速度に
正直イライラしていて
 ....
   夫が言った。
  「今年のバレンタインは、なしでよろしく。
   おかえしが面倒だから」
   とてもとても、落ち込んだ。

   色恋とは無縁に生きてきた。
   友チョコが流 ....
みずすましが
水を滑る
虫の比重は
水より軽い

あなたの舌が
私を滑る
あなたの声は
水より軽い

あなたの中に
潜ろうとする
私の比重は
水より どちら

あなたの浅 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
倉本 真秀110/2/14 14:05
夢の海永島大輔410/2/14 13:50
バレンタインⅡありす710/2/14 13:20
バレンタインⅠ310/2/14 13:12
凸凹朧月610/2/14 12:39
ふねsh1*10/2/14 11:54
かいじゅうたちのいるところ仁惰国堕絵師2*10/2/14 11:37
星の植民地(井上靖に捧ぐ)吉岡ペペロ810/2/14 10:26
自由になれたら甲斐シンイチ310/2/14 9:27
冷たい朝でも未完2*10/2/14 8:28
白昼夢寒雪010/2/14 8:00
無しkei99110/2/14 5:47
最高の詩人甲斐シンイチ210/2/14 2:15
点在しているライトの目。岡崎師210/2/14 1:59
そっとテロリスト仁惰国堕絵師010/2/14 0:48
耐用年数の射程距離真島正人4*10/2/14 0:48
ファンタジック宮野410/2/14 0:14
自問ゆず1*10/2/14 0:08
堅く編まれたお下げの編み目オイタル3*10/2/14 0:03
リセット願望 弐kauzak5*10/2/13 23:46
antiOz110/2/13 23:38
1486 1...1*10/2/13 23:23
胸に溜まるチアーヌ110/2/13 23:09
ハツ210/2/13 21:55
なみだ。狠志210/2/13 21:25
飛行場ありす310/2/13 21:14
コマと竜……とある蛙6*10/2/13 20:57
『花火』 連詩 果音様&ペポパンプ合作ペポパンプ8*10/2/13 20:20
バレンタイン・イブ[group]逢坂桜6*10/2/13 20:08
比重uminek...10*10/2/13 20:07

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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