ずっと前を歩いていて
追いつこうとすると 遠くなってる
掴んだと思った服のすそは
いつもなくなっていた

諦めて下を向いていても ふと顔をあげると貴方が 『早く』と言って待っ ....
  
 
雨が魚の中に入る
滑らかな質感でバスが流れていく
タクシープールの人たちが性器まで濡らして
蝶番のついたドアの開閉に忙しい
窓に沿って座り
ベッドがあれば眠ってしまう
私はぴ ....
赤だか青だか解らんが

目の下にできたマルはとても
鮮やかで痛々しかった

毎日鏡を見るたび
赤と青は混じり合っていく

出来た紫紺を指にとって
空中に願いを描いた

いつか ....
引いては寄せる
波のよう
良い時と悪い時
よせる唇

やわらかな肌
そっと抱きしめる。
髪を掻き分け
タマゴご飯を食べる。

ごめんねって謝る君
優しい君だから
くだらない冗談 ....
今夜は約束があるからと家をでて

春の夕闇の風をきる

自転車をたいせつに停め

茶のジャンパーのポッケに両手を入れ

小料理屋にはいらんとする六十がらみの男

そんな男においらは ....
じゃあさ、とりあえずこの山を登ってから死のう
それで頂上に着いたら生きてよかったって一度だけ死のう
蔑んだり後悔したなら、それらのピリオドとなって死のう
じゃあさ、朝日が映っちまった瞳の中で死の ....
この道の果てに 気づいてしまったのはいつだっただろう

笑顔で交わした 約束を誓った入り口は
もう遠い もう見えない

握った手のひらが貴方は固く 広くなって
見下ろしていたその黒髪も
 ....
入賞で喜んだり

銅で喜んだり

勝負も結果も

一位いがい意味はないというのに

服装がどうだとか

品行がどうだとか

じぶんで選んだ政党を

すぐに応援しなくなったり ....
ストレートなんか

この世にあるんかな

比較的、

ストレートなだけとちがうんかな

比較的ストレートに

いかんことのほうが増えてきたわ


感情をコントロールせな

 ....
平和を平和にすごせない
安心は不安を生む
不安は不安を生む
いつからか正のフィードバックへ変わり
リセットできない


時間と空間を超えられる
存在しないものにさわることができる
だ ....
じゃあさ、とりあえず岩を割ってここから生まれよう
それで丘を目指して、そこで何度も何度も生まれよう
泣いたり笑ったりしてその言葉の隙間から生まれよう
じゃあさ、夜を喰っちまってお腹の中から生まれ ....
怒りの果て

逃げ出したくなり

惨めだと感じ

泣けるものなら泣いてしまいたく思い

それでも鼻糞ほどの責任にがんじがらめ

思いは遠くの空に馳せてみれども

視 ....
おはよう
僕がわかるかい?
今日はいい天気だ
気分がよければ
一緒に散歩しよう


流れゆく季節を
肌で感じる
見上げると
久しぶりに雲一つない
澄み切った青空


 ....
好きな音楽を耳にあてがう
ピアノロック
オーケストラロック
メロディアスロック
からだを
揺れるドアにあてがう
レールを走るリズム
骨まで
届けて
感情よ
出ておいで
ミステリー ....
くちにだせない
気持ちは
胸に抱いたまま
Moonlight Express

埋めてしまおう、
柔らかな後悔の穴へ
人が静寂の月に行きたがるのは、そのため
そこまでいけば、小さな ....
{引用=
時間は不可逆なのに
舞い戻ってくる
生物の
柔らかさをまとって
僕は
悲しい
寂しい
どうしたらいい?
すべての過ちが
生えそろう
青々と葉を茂らせて
背の短い野 ....
彼女がいろんな物事についてあれこれと意見を述べている間
僕は視界の隅にある一輪の花について考えていた
もちろん話が聞こえる程度に
ごく控えめに





君がもう話すのは7回目の長編 ....
春の便りは未だ届かないのでしょう
もう通わない通学路
バスからの景色は結露に滲んで消えそうで
改札は湿り気の強い泥だらけですもの

誰も居ないキャンパス
いつもより広く見えた
喫煙禁止エ ....
楽園の果て
かろうじて
軽んじて
隙間風
憂き目
払拭

止めていた煙草を吸えるようになった。

磨り硝子の窓から景色は見えない。

ゆっくりと、歩くひとが大勢ゆっくりと歩いてい ....
多くの人たちが
目覚めはじめる頃
東の海の向こうから
オレンジを投げた

それは不思議なフルーツで
強い光を放ち
ゆっくりと孤を描いて
西に西に向かう

多くの人たちが
家路に着 ....
わぁっと泣きたくなって
鯰の夢を見る
巨大鯰の古代魚
大きな口
足に絡み付く皮膚


一生懸命逃げる
逃げる自分を遠巻きにする
逃げるときにだけ、一生懸命になれる気がする


 ....
 
 
 
【愛を忘れないで】
 
 
 
 お互いを求め合い
 支え合う
 かけがえのない大切な感情
 誰もがそれを「愛」と呼ぶの

 くちづけを交わすことも
 抱きしめ合 ....
ホルマリン漬けの赤ん坊は
もう死んでいて
笑っていようが何だろうが
それはもう死んでいるんだよ
でも、ソレじゃやりきれない
だから…
要はそういうこと

青空の下
白い花が笑っている ....
リゾートホテルのカラーは
誰もいない風に
ほのかなひらめきが浮かぶ
ベンチャーズの二枚目のアルバムを手に
何もかも楽しまされたみたいに
微笑ませてくれる

サファイアブルーの光沢に沈み続 ....
シャツの向こうに
妹が誘い込んでいる
くれたものを
浸しに出かけた
そこかしこに千切って
散らばるのだろう
道路の中に

向こうにあるものを忘れたまま
赤ん坊のよだれになってみたかっ ....
賞味期限のきれたストロベリージャム。
微熱の死骸。
口の周りをてらてらとした糖分で汚す。
(いきぐるしくて、それが誰のせいなのか分かりませんでした。)


やわらかなスプリングのベ ....
両手で涙の濃度を測る
海のように青ければ
静に底に沈めて
波を立てるのは
好ましくないよ


言葉で
自分を繕う度に
命は海のような鼓動を
繰り返す
数えきれない程
子宮の中に ....
胸に痛みが走ります
もうすぐ人間になるのかな
それともあの空の星屑に
今日こそなれるのかな

傷付けた人との思い出に
また 溺れそうになってるよ
それは優しさじゃないことを
知っている ....
この感じ、そう、これ、


どこかにしまった


この感じ、そう、これ


どこかに、しまった。




 隣   界隈 彼方
  隣 界隈 彼方
 ....
心の中 見え隠れする
過去と 未来

ときどき 振り返り
顏が あかくなるような
あの時 あのこと

それは 誰にも
知られたくない 私の心のなか

過去をふりかえっても
消え ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
甘い、甘い一酸化炭素1*10/2/22 21:02
大雨たもつ710/2/22 20:31
ア ザくゆら010/2/22 19:42
チュンチュンペポパンプ4*10/2/22 18:59
春の夕闇吉岡ペペロ610/2/22 18:54
気晴らしのための下絵(2[group]瑠王3*10/2/22 18:27
既思感-デジャ・ビュ-愛心3*10/2/22 18:25
一位いがい意味はない吉岡ペペロ410/2/22 17:42
ストレート510/2/22 16:43
フィードバック因子010/2/22 16:36
気晴らしのための下絵(1[group]瑠王1*10/2/22 13:11
夜想蒲生万寿010/2/22 11:44
Good Mourning寒雪110/2/22 9:27
ミステリーを紡ぐ/きみを分析する/Saturday /きみが ...たちばなまこ...8*10/2/22 8:07
Moon月乃助14*10/2/22 7:23
太古の過ち真島正人1*10/2/22 3:37
出迎え15フィール...5*10/2/22 3:08
相羽 柚希2*10/2/22 2:33
ばらばら猫のひたい撫...210/2/22 1:57
恵みのオレンジ邦秋0*10/2/22 1:22
なき2*10/2/22 1:20
愛を忘れないで綾瀬たかし010/2/22 0:43
Oz110/2/22 0:30
ざわめき番田 010/2/22 0:24
妹と010/2/22 0:23
CALLMEねことら110/2/21 23:51
ミツバチ6*10/2/21 23:50
胸の痛み朧月310/2/21 23:16
世界ハツ010/2/21 22:11
過去と未来鈴鈴3*10/2/21 21:34

Home 戻る 最新へ 次へ
3418 3419 3420 3421 3422 3423 3424 3425 3426 3427 3428 3429 3430 3431 3432 3433 3434 3435 3436 3437 3438 3439 3440 3441 3442 3443 3444 3445 3446 3447 3448 3449 3450 3451 3452 3453 3454 3455 3456 3457 3458 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.7sec.