あなたの世界を傷つけてしまいました
あなたのほんの少しの優しさにしがみつこうと
手を伸ばし
あなたの世界を傷つけてしまいました
あなたの隣にある優先座席に
ひょっとしたらわたしを置けるのでは ....
疲れた身体を脱いで
立ち上がれたら
なんて楽だろうと思う

始まったばかりの朝は
あっという間に夜になる

何をしたのか数えていると
堕ちて行くように目が閉じる

明るい朝が来ます ....
バスの中で後ろに座った関西弁の男を
持っていた画材の入った袋で何度も殴る夢を見た
小さな声で歌っていた鼻歌が五月蝿いと言うから
黒い画材の入った袋で殴ったり喉元を突いたりした
俺は滅多にバスに ....
自らの居場所を知りたいのなら

ただ詩(うた)を歌え

一つの視点に立ち

高らかに歌え

恐れも

喜びも

嘆きですら

恥じる事なく

ひたすらに ....
馬の何も語らず引いて、
金粉をこぼれる月の街に海の、
馬の居場所を通る水袋を入れる、
見えるラクダの一匹の見える、
水を希望する海岸脇の遺産なる、
近代文明に出撃す刈草場を車が走る、

 ....
高架線の流れに押し戻されつつもドア際へ体を寄せれば
やがて天井桟敷の建物が左手に顕れる

夜勤明けの尻ポケットには馬券の束
そして耳に挟んだ赤鉛筆

「穴場に手を突っ込んだ勝負馬券は当然に ....
深夜二時に近所の公園に
殺人光線が降るという話を聞いたので
浴びに行く

と書き残して
コンビニに行く

みんなが困れば幸いだ

「僕はお汁粉が好きで」と言いながら蕎麦をすする、
 ....
嫌な先生がいた

すごくすごく嫌いだった


何かにつけて私のことを

何でも解っているような

笑い方が大嫌いだった


でもある時

風のうわさで聞いたのは


 ....
部屋を片付けるのが、嫌なんです。

決して、汚いのが好きというわけではありません。

ただ、自分の空間を邪魔されるのが、嫌なんです。


なぜ、父や母はこんなにも

『片付けろ片付け ....
チョコレートを頬張って
寝る前の歯磨きをさぼったら
真夜中に
頭がうなり始めた

甘い甘いチョコレートの逆襲だ
虐げられたカカオ豆農奴の
怨念だ

うなる頭を抱えながら
積み重ねた ....
今日のさよならが

明日の始まりでありますよう

沢山の思い出達が

あなたの指針になりますよう

いつの日か、いつの日か

僅かでも灯りますように
ここは 来たこともない街角
さもなければ
山色の険しいけもの道 
道標もない白い雪原

あたしは一人ぽつねんと 立っている

足あとさえもなくして
道に迷ったのです

どうして ....
ほね ほね ほね ほね
ほね ほね ボーン と跳びはねる。

骨はどこ?
探してみても骨折り損
おまえは骨のある奴だ
 と思っていたが大間違い
見当違いの 骨抜き野郎

ほね ほね  ....
今日の終焉 気持ちの終焉

でも明日になれば必ず

愛想笑いで自分を偽って夜になれば上手く笑えなくなる

どうしても叶わずいくつも物事が色んな方向に駆け出して

山のような選択肢

 ....
所長とお客様のところですれ違うことが多くなってきた
常務のイケダは、それは社長と片山先生のまいた種だから上田くんは悪くないよ、と言ってくれた

さいきんやっぱりシバタさんが印鑑ついた発注書がない ....
先生は言いました
あなたも自分で選んできたはずでしょう


とと

かか

ここ

ボタンから指をはなせば

なな


てて

折り畳まれた頭をもったの ....
鳥が飛び立ち
魚は泳ぎ出し
猫は顔を洗い
始まりの風景に焦点が狂う

風に乗れず
流れに逆らい
長い髭を引っ張ってみる
まだ少し、眠っていようよ
おいてかないで


僕 ....
 
 
学習机の上で勉強されているのは
パラジクロロベンゼン

パラジはパラダイス
クロロは苦労人
ベンゼンはベンゼン大使
みな、一様に春を待ってる

勉強しているのは
ナオミキ ....
ざわざわしている森の中で
私の命だけが静かでいる必要はないのだ

煌いている光の中で
緑にも影がある 川の光も影を持つ

入ってみない?
なんて聞く前に足を踏み入れてもいいのだ
川には ....
左折レーンにいた
交差点にしゃがみ込む人たちを見た
赤い小さな水たまりを見た
音声を風が運んだ
がんばって…
がんばって…
助手席の彼女が見たもの
人の言葉を持たない小さな生命が
消え ....
ぼくの心は
ひびの入った鏡
決して
正しく映らない


ぼくの気持ちは
バラのトゲ
ささくれがひどくて
誰も触れることが出来ない


前頭葉で警報が鳴る
ぼくは素早く武装 ....
  − エーリスに捧ぐ −


太陽が 沈む ぼくに 
巨大な 火焔 膨大な 熱量
太陽が 沈む ぼくに

太陽の 中の ぼくの 中で 太陽が 燃えている
若さ そのオクタン価の高い年 ....
ありあわせの息をつなぎ止めては
上皮になすりつける

吸気とのバランスが保てないのは
肺が弱いからだろう

草も土も穏やかで冷たい
詐欺師のようにゼンマイで動く春は
枝から頬
鼻先に ....
僕は口元から無くさせられている
激情がこぼれる 外を見ていたこともあった
窓など呼びかけるような詩を書いた 僕は
考えさせられる 僕は
考えるべき事がなくなった
思考することも まとまればい ....
きみの好きな彼女が
街を歩いてるのを見たよ

並木は綺麗で
赤いバイクがたくさんあった
黙ったまんま思うんだ
きみの好きな彼女が
あいつと歩いてるのを見たよ

あんなやつと
付き合 ....
湧き現れる感情よ 脈打つ思考の一拍ずつを 
それぞれの角度から 正確無比に狙撃しろ

正体を撃ち抜かれた執着が 無音で砕け散る
その破片から 無念が幾筋か昇る

硝煙の向こうに 幽かな ....
あるうららかで暖かな日
ふらり散歩に出てみる
あてどなく歩いてみる

春風はどこか優しくて
さらり南から吹いてきて
私の髪をもてあそぶ

花開いたジンチョウゲの香りが
 ....
生まれた日から 疑問符と一緒でした
母の心に マイナスな思い出をうえつけた日でした
私のことが いらなかったのではないと
望んでたと きいたことはないけど
それすらも 確かめないで生きてきまし ....
ヘリコプターのような方ですねと
僕が言ったので
相手は少しへりくだって
それからむすっとして
紅茶を飲んだ

暗い路なりに
銀色の聖餅が落ちているのを見て
これはパンでもないし餅でもな ....
           子供の心を忘れない大人になるんだ
           いつもそう 思っていた

           マックで子供あつかいされるの 
           嫌だった
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
記念碑悠詩110/3/22 21:16
できることなら未完6*10/3/22 20:55
バスの中で男を殴る夢を見た虹村 凌410/3/22 20:48
忘れたもの蒲生万寿1*10/3/22 20:36
そして僕の進軍番田 010/3/22 19:59
並木橋のひと恋月 ぴの20*10/3/22 17:33
殺人光線a110/3/22 17:01
先生くろきた210/3/22 16:36
部屋110/3/22 16:24
チョコレートの逆襲within5*10/3/22 16:16
いつか思い返す煌めき秋助2*10/3/22 16:04
迷宮の殻月乃助10*10/3/22 15:40
アイ アム ボーン……とある蛙5*10/3/22 14:26
明日になれば必ずmaynar...010/3/22 14:11
蛇と桜吉岡ペペロ710/3/22 13:53
イシダユーリ410/3/22 12:18
何処かに太陽の獣210/3/22 12:03
パラジクロロベンゼンたもつ510/3/22 10:53
ざわめく森の中にあって朧月410/3/22 9:26
Goodbyebirdと名付けるたちばなまこ...9*10/3/22 8:55
アイスピック寒雪110/3/22 7:53
太陽の種 / ****'02小野 一縷4*10/3/22 7:10
弥生しべ110/3/22 6:22
窓と思考番田 210/3/22 3:02
あそぼうよ竜門勇気2*10/3/22 1:01
未完 / ****'02小野 一縷3*10/3/22 0:44
はるかぜ麻生ゆり4*10/3/22 0:29
両親へ朧月210/3/21 22:19
レモンでもミルクでも瀬崎 虎彦410/3/21 22:15
こどものこころ鵜飼千代子12+*10/3/21 22:04

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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