近藤さんちの広い庭の半分は
辺り一面緑の草原だった

 君には僕がみえないの?
 綺麗な君、
 僕には君が見える、
 僕には君が視える、

近藤さんちは鍛冶屋だった
溶けて黒ずんだ坪 ....
よく行っていた街
引っ越してからは行っていない

思い出せば懐かしい
あの店はまだあるのか
気になってしまう

空揚げが美味しい店だった
小さな店だけど人気だった

思い出せば次々 ....
その嘴で、食らいついた、濡れ光る 光と影、
 その偶然が 拍動に 例えられるなら

アナタ方はまだサトウキビ畑で草を編んでいるのの。昆虫標本の街でも考えながら、代々木公園を降車するる。天国の弾み ....
はたらくというのは
はた(周囲)を楽にさせる
幸せの道だと
そんな綺麗事
こころにぜんぜんなにひとつ
染みなかったけれど

夕陽がただ沈んでゆく
この街のことは
好きだと ....
  風船

見上げる
あれは月か風船か
オリーブ色に染まった空に
浮かんている丸いあれは何か
風船ならば風に乗って
旅をしている最中だろう
月ならばこの星を見下ろし
憂いている最中だ ....
星がめぐり
私が歩いてきた
春夏秋冬の道もまた
夏から秋に移り
今は冬へと向かいつつある

めぐる
全てはめぐるのだ
季節も命も
ただ自然の法則の基に

始まりがあれば
必ず終 ....
苦しいが泣く程ではない
楽しいが笑う程ではない
ムカつくが怒る程ではないし
嬉しいが赦す程ではない

結果僕は
虫みたいな無表情で日々を暮らしているが

それは当然 ....
山積みしていた辞書が崩れてしまった
ので再構築しているというのに
何故か
今まで使っていた文字や概念が
見当たらないというか使用できない

再構築から抜け落ちたものが
あるのか無いのか
 ....
「おい、何をしている、盗賊。行くぞ!」
アイソニアの騎士が、重い背嚢を取り上げた。
それに従って、エイミノアも重い腰を上げる。
オーマルは、まるで人間ではないかのように平然としていた。

( ....
その一方で、ヨランは別のことを考えていた。すなわち、魔法素子について。
(魔法素子が生き物であれば、いつまでも大人しくしているものだろうか。
 {ルビ魔導士=ウィザム}は魔法素子を自由に使う。それ ....
アイソニアの騎士の憤りも、もっともだった。
彼は、アースランテの千人隊長なのである。それが今では、
ヨランという盗賊風情と契約した身である。いかに、
エインスベルを救うための旅とは言え、彼は支配 ....
沖縄基地問題も
最近の国葬の件も
中国から金もらっている奴が
デモだの何だの騒いでいるというのは
あながち嘘とは言いきれないと思う

だってさ
普通の日本人がさ
そんなことに無駄な時間 ....
へんてこりんへんてこりん
きづけばそとはザンザンあめふり
なんて望みのない夜だろう

)夜底では
)悪魔がほくそ笑み踊っている
)真っ赤なリンゴを食べろよと
)悪魔がたましいに取り憑いて ....
白い部屋で
死にたい

何となく
綺麗に見えるから

誰も会いに来ない
最果ては

孤独になっても
溢れる言葉の点滴で
まだ生きたいと
願っていた

ジップロックの中で
 ....
正直今日の日はえぐれるような1日だった
いろんな意味で
あたしはもっと強くなっていかねばならない
昨日よりももっとぐるぐるめまいがした
あたしはもっと強くならなければならない

 ....
地上すべての窓のあかりゆれるマンション鼓膜いっぱいにくだけちってゆくリリックのシルエットマジ超うらやましいみたいなてゆかほんとどーでもいいね



それぞれの少年ジャンプの中身がいっしょだから ....
とおりすぎていった
幸せを想いかえして
その美しいときに嘘はなかったと

ときがただしずかに
過ぎていっただけなんだと


抛り棄てられた
虹の夢の残骸が転がる
廃墟をさ ....
くちびるが薄い人は
冷たい心の持ち主だと
かつて好きだった人に云われたことがある

むろん私のくちびるは
薄い

でもそのくちびるから漏れる声は
好きだと云ってくれた
光り輝 ....
ぬかるみにまどろんだ
つきのはなしをしっているだろうか
雪はふりつづけ
ものがたりをせがんだこどもたちは
まだねむれずにいるというのに


わたしたちの王国のはなし
夜空をのみこん ....
再びの危機は去った。シーゲンサの群れはことごとく屠られた。
アイソニアの騎士、エイミノア、盗賊ヨラン。その思いは一つでも、
その思惑は、彼らそれぞれで異なっていた。あるいは、アイソニアの騎士は、
 ....
(予感は的中した)と、ヨランは思う。(もしや、エランドルは、
 このヨースマルテで誰もが魔法を使える世界を目指しているのでは?)
いやいや──そうではないかもしれない。ヨランは逡巡する。
(しか ....
砂の下から現れたシーゲンサが、一行を円で取り囲む。
先ほどのエビ・グレイムほど、シーゲンサは強力な敵ではない。
しかし、屠っても屠っても、シーゲンサは砂の中から現れた。
「きりがないな。こんな時 ....
薔薇色に燃える桜の血飛沫

まだ生き切ってない、
まだ息切れてない、
「ハッピーエンドは
レベル、高い」*

ふかく、もっと深く
今一度引き寄せられ
ループを描くように
ゆっくり沈 ....
思い出の染みや折り目が
ことばを詰まらせる

みんな突然いなくなるから
あの人を傷つけなかった

見つめあうだけで
失われる世界

冬は溶ける

春は散る

すれ違うたびに
 ....
あらゆる全部に値札がついて
かんたんに花をつむこともできない
ぴかぴかの看板を背負ってあるき
いちにち集めた小銭とひきかえに
やさしい、こまかい花を持ちかえる
世界はわたしを許したこ ....
起床時間を間違える
トーストも焦がしてしまった
通勤路を間違える
いつも通っている道なのに
タイムカードを押し間違え
朝礼中にコーヒーをこぼす
当然のことながら
仕事でも間違いばかり
 ....
世界が暗くなっている
車が通る、人が過ぎる
どんより曇った空模様、
細かい雨が降り始め

道にてアパートの隣人と出会います
彼女は親しげな笑顔浮かべ
手と手を宙で打ち合わせ
互いに挨拶 ....
大衆

リジン

穴熊
他者が誰も詩人だと
認めていないのに
恥ずかしげもなく
自分の書いたものは
詩だといって人様の目の前に出す
どうしてそんなことが出来るんだろう

おそらく人様の目と言っても
所詮自称詩 ....
なにを泣けばいいのだろう

この空虚(うつろ)な悲しみには
なんの意味もないと
知らされて

白い麦わら帽子をかぶり
あの
マチュピチュとは似ても似つかない
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
近藤さんちひだかたけし422/10/7 17:16
思い出の街夏川ゆう122/10/7 10:59
ただたどしいあらい122/10/6 23:56
らぶみーてんだー秋葉竹122/10/6 22:19
鴨居玲の絵画から2紀ノ川つかさ122/10/6 22:10
旅路玉響222/10/6 21:36
プラスチックの笛の音TAT122/10/6 21:23
先ずは、君の名前を教えてほしい足立らどみ222/10/6 20:38
砂漠の行軍(九)[group]朧月夜2*22/10/6 19:39
砂漠の行軍(八)[group]1*22/10/6 19:38
砂漠の行軍(七)[group]1*22/10/6 19:37
中国の工作員花形新次122/10/6 19:17
無窮の歌ひだかたけし322/10/6 17:51
遺書ミナト 螢122/10/6 17:29
レター3分バージョンモマリサ公2*22/10/6 16:29
ゆるカワキャッチーな短文122/10/6 7:37
永遠の嘘ばかりつく悲しみ秋葉竹122/10/6 4:12
蛇のきもちのすべて322/10/5 21:12
みらいゆきすいせい822/10/5 19:42
砂漠の行軍(六)[group]朧月夜2*22/10/5 19:32
砂漠の行軍(五)[group]2*22/10/5 19:31
砂漠の行軍(四)[group]2*22/10/5 19:31
分裂詩ひだかたけし322/10/5 18:12
あの人soft_m...122/10/5 17:32
秋桜はるな922/10/5 13:29
間違える人やまうちあつ...2*22/10/5 12:15
容器ひだかたけし722/10/5 10:55
令和4年10月5日(水)みじんこ1*22/10/5 2:16
自称詩人がいなくならないかなと切に願います花形新次122/10/5 0:48
白い麦わら帽子秋葉竹322/10/5 0:34

Home 戻る 最新へ 次へ
320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
2.9sec.