こんなスーパーマリオなんだもの
記憶のどこかに見かけた気がして、
子供にされていくようで怖い。どこかへとゆらぎ、
校庭のほんとうに忘れかけていた
自分に続いている
とはいうものの、夕暮れ ....
何も知らないわけじゃないさ
ただ、今が心地好い

甘い罠って解ってて
甘い罠にかかるのは
凄く甘い

中身が無くても
本当が無くても

今が心地好い
だからすべてが上手くいく
 ....
冬のまばゆい朝から
透明さが失われていくと
気温が少しずつ高く
悲しみの濃度が低くなる

だから春でいいのだと思う
僕の心は冬にとどまったまま
だけど春でいいのだと思う
窓の外にある季 ....
今日の私をスライスして
全部並べたら
時間がみえた
未練の一枚を捨てよう

冬がすきだから
春がきてほしくなかった
白の季節が安心できたから

雲のような白に抱かれて
あなたがいな ....
日常はなんともかけがえのないものなのに
サラサラと指の間から抜けてしまうような一日

何も変わらないものはないのはわかっているつもりでも
琥珀になって

世界中にそんな風に人間が住んでいる ....
マジャン と聞こえたので
えっという顔になった私に
中国人の友人は ジェスチャーをしつつ
マジャン と言う

なんとなくそのしぐさから
ああ マージャンね というと
日本では マージャン ....
処女の下着を脱がすみたいに
やさしく一枚一枚皮膚を剥いでいっては
シミの痕 ホクロの母斑
何も残らない生鮮な肉体を
あなたの前にさらけださせて
あふれだす粘液
真っ赤な舌でコロコロと舐めま ....
精錬された中指に
溶け落ちるクリーム
最後に残るのは苦しみ

蒸気圧がどんどん落ちて
すり替えが始まる

いつになっても
立っているだけの案山子が
ピエロのように
一粒の涙を舐める ....
犬らへんの香りに満ちた後背位鳴り止まぬ密室で
僕は今これを書いている勿論バナナも食べている。
そよっぽい原っぱで蚊が猥児の内股に貼り付くのを
見て発奮したモザイクが身を焦がしているオルナシの狭間 ....
おれは今
死にゆくところだ
完了形ではなくて
進行形


頭に押し当てた
名もない墓石が
冷たさも感触も失って
宇宙空間に
放り出されたみたい


母親は泣くのだろうか
 ....
ああ、だからニンゲンは
あらそいをやめないのだ。
とそう気づいたのは思春期のころでした。

なにゆえに
陰であるのか。
と、なやんでいたのです
サインコサインタンゼントの合間に。
夏で ....
イカロスを真似た子
雪の夜の中 羽ばたいた


ガスマスクを着けた執刀医
薄緑の七つのライトで
その子を見つけて
火炎放射器で 射ち落とす


左腕と右肘 右半身から火をあげて ....
黒光りする盧舎那仏は
大仏殿のひんやりした空気の中に
佇む自分を見下ろしている。
盧舎那仏に見られている
自分だけではなく
その場に佇むすべての者に
注がれる大仏の眼差しは
見る者からは ....
君が巣立ってゆく時に
言いたい言葉がある。
困っている人を助けて下さい。
たとえ失敗しても良い。
積極的に生きて欲しい。

人を愛し、愛され
信頼し、信頼され
尊敬し、尊敬され
良い ....
夢幻(まぼろし)のごとく
無常なるはこの世の業なれど
桃の薫りは確かな証(あかし)
移ろいゆく華の舞に
一筆の恋の文(ふみ)散るなかれ

  *

望月の宴(うたげ)  ....
日曜の朝
ふと覗いた時計の針は

夕方頃を指していて



それでも
まだ眠い自分が居る。



夢うつつ



夢に見るのは

髪の毛の羽根を
折り畳んで微 ....
障害者の弟がいる。
障害者の弟って、恥ずかしい。
昔から思ってきた。考えないようにしてきた。
消極的ではあるが今、正面に立つ。

障害者は当然、馬鹿にされる。子供の無邪気さは残酷で、仲間外れ ....
 
 
ぬめぬめとした悲しみが
晴れた空から降っている
ものとものとが擦れ合う音や
ぶつかり合う音が記号のように
いたる所にありふれている
スクランブル交差点を渡る人々は
無秩序な足取 ....
あのひと
どっかで
こきゅうしてる
がたがた
ふるえる
じめんの
ように
とうぜんの
こと

きのうおそうしきだったよ
おやまのふもとで
やかれたよ
こころのこりだったろうね ....
仕事を一生懸命するひとが人格者とは限らない
重要なことは考えないで決めている
酒は一日の疲れを酒の疲れにすり替えてくれる
家で飲む酒は川の水のように重い
永遠の緑は情熱の持続を教えてくれている ....
あまいゆめ
にがいうつつ

あおいとり
くろいねこ

うえはてんごく
したはじごく

あかないどあ
ただのかべ

とおくのしんせき
となりのたにん




ほん ....
夜中に灯油をいれる
つばめが驚くから電気をつけられない
灯油をいれるもの
懐中電灯で照らすもの
ふたりで作業することになる

ひとりでできることなのに
つばめがぬくぬくとすごすために
 ....
どういう仕組みか知らないが
ペットボトルに羽虫がいた
難儀な自殺と考えた
助けようとも感じたが
入り口は小さいし
はさみで切るのも億劫だ

干からびたボトルを放置していた
という点
 ....
みんな
僕の事好きだなんて
嘘だったんだね
みんな
僕の事頼りにしてるなんて
幻だったんだよ


みんなが
本当に好きなのは
僕の白い車
みんなが
本当に頼りにしてるのは
僕 ....
・・・脳外の偏向をよるに歌う・・・

貨幣の面持ちは災害のなか
牝馬の尻をたたくことを
生業にする 道祖神の一派だ
振るわない成績のあるいはなかみごろ・・・なかみ・

こそばゆいはずのス ....
君いらない
俺だっているか!

八月は雨の日の吹き溜まり
振付師たちの憂鬱な夏だ
ボケてボケて 輪郭のない情熱
残骸と廃墟の新しい迷宮
誰かが始めたが
俺の知らない誰かだ
有り難 ....
 
 
やすみなさい
明日できることは
明日の楽しみ
だから
取っておきなさい

おやすみなさい
眠る君に言う
起こさないように
明日の君の
幸せのために

今日できること ....
煙突の上に煙突が乗っかって
綺麗な空だ
黒い空だ

人を憎むな
人を憎むな

こぼれ落ちる星がひとつ
ファミレスの窓がふたつ

天井が壊れ
フィルムの中で踊っている
くるりくる ....
             100403



伸身の宙返り
二度回転して
捻りを加え
三回転目に着地する
身長が高い方が難しいが
成功するとより美しく見える
失敗すると・・・
 ....
風の音がする

窓越しに見上げた、トタンの屋根が
端っこの方から剥がれるのを
何も言わずに見ている




***




きちんと真ん中ではない、
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ゲーマーさながら番田 010/4/5 1:52
君+僕=嘘逆鱗社長0*10/4/5 0:57
窓の外にある季節は瀬崎 虎彦210/4/5 0:51
スライス朧月110/4/4 23:41
[group]佐藤伊織210/4/4 23:31
赤い言葉砂木6*10/4/4 22:31
渇きメチターチェ...3*10/4/4 22:23
最後に残るのは苦しみwithin6*10/4/4 22:00
非実在青少年よりリビドを込めて18禁キリギリ010/4/4 20:45
死にゆく寒雪210/4/4 20:03
イン蠍星6*10/4/4 19:57
ケロイド/ ****'99小野 一縷4*10/4/4 19:10
盧舎那仏……とある蛙8*10/4/4 18:46
君の旅立ちの時にペポパンプ5*10/4/4 17:55
春宵夢中乱太郎8*10/4/4 16:56
日酔う日ユダ210/4/4 16:20
手付かずの未来ぽこぽこへッ...5*10/4/4 15:49
都会たもつ610/4/4 14:56
信じていないイシダユーリ610/4/4 14:27
一日の疲れを吉岡ペペロ410/4/4 12:33
うらおもて みぎひだり青井とり110/4/4 10:54
つばめのいる家朧月410/4/4 9:20
がらんどう佐々木妖精9*10/4/4 8:50
Miserable寒雪010/4/4 6:38
connnennnect竜門勇気010/4/4 5:55
ちくしょう010/4/4 5:20
おやすみなさい小川 葉3*10/4/4 4:43
夜空しべ510/4/4 4:10
おやすみなさいあおば0*10/4/4 1:21
春のこと山中 烏流3*10/4/4 0:57

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