飾りの無い虚ろが
手に手を重ね じっとしている
水紋が 
生まれる前の色


陽を横切る陽
地に撒かれ
夜を聴き
夜を見つめる


川沿いの
白と黒の ....
  どの花瓶になるだろう
  竹のはなが生けるのは
  月の国から降り立って
  娘は、衣を置いていく
  静か揺らめく白い羽衣
  薬の燃えた、白い灰煙
  糸のようにすっと伸び
  あなたの元に ....
 淋しい顔たちが夜の街角で通りすぎる

 有能の素振り
 すれ違う心
 隠した本能
 暴く神々
 ため息の人々
 溢れる絶望
 街に溺れる

 
 月が凍る夜

 へんな ....
涸れた港を見下ろす丘の上
にある廃墟のような酒場で
俺は飲んだくれている
のかすら分からない

ただまどろんで

きしむ壁をすり抜けて
吹き込んでくる風に
震えているのか

スト ....
   |
切り取ってはしたになった線――――――
ところが
流れる樹液の
浅い、
木目が裂け んで
ぱらぱら吹きこぼる
る粒子団の警笛が波――――――
  | 
からの号令
  目 ....
僕は自転車
銀色の自転車
まっさらなときはあれほど
毎日走ってたのに
今では隅っこでさび付いている
埃をかぶった自転車

雨って冷たい水だけど
キラキラしてきれいだったな
ここからは ....
がぶがぶ がぶがぶ 
ミルクを飲む

ふだんは コーヒーに
ちょっとしか入れないのに

精神不安定?
女の病?

出血が止まらない
もう2週間だ

病院へは行きたくない

 ....
『テキサスの悪魔』って題名だが

題名なんか何だって良かったんだ


意味なんか


無い


問題は書いてるって事だ


俺は詩を書いてる


俺は詩を
 ....
ただ
きみの
ひるがえる肩が
遠い国の祭りのようだった
ただ
きみの
あげる声が
ひばりのはばたきのようだった

きみに
伝えたかった
だけ
なのだと
新宿駅構 ....
わからないよ?なんで?


強力な引力に導かれるように気がついたら、君を好きな僕がいた、唯それだけ。


君だって、知っていたでしょう?


僕らが、好き合わない必要がないこ ....
浸して上下に揺さぶって
美しい皮を被る
どれが本物なのか
私には分からない

裂いて千切って放り込んで
醜い器を満たす
どこが狂ってしまったのか
私には分からない

粘着帯でも貼っ ....
どろどろした合成オイルで
油圧タービンがぐるぐる回る
秒針は飽きることなく回り続けて
飽きることなく眺めていると
トンボのように目が回る

青い頭蓋はしゃれこうべ
アゴをカタカタ ....
私はどんどん、どんどん
回りを気にしちゃあ
1人で被害妄想フル回転。
繰り返して、回して



一番嫌いな人間に、

一番なりたくない人種へ。


今日も明日も
育っ ....
その舗道の影は
拾えそうなくらいに黒いじゃないか

お前さんのチョコレートの髪は
このカンザスの太陽で溶けちまわないのか

荷物のなかに
傘がなくても平気か?

あっちはもうカンザス ....
顔を上げてホットチョコレートを
口にするたびに

きみは編み物の手をとめて
「おもしろい?」と微笑む

僕はうなずいて伸びをしながら
虹彩できみが姉の方だと気付く
ベッドの柵をつかんだきみの
瞳は高熱を宿して
生きる力を動物にゆだねていた

水だけを飲み丸くなって

変わらないものは美しい
そう語っていたきみの
姿はどこにもない

物語の ....
「そこらへんの草を食って生きられたらいいね」
といいながら
道端の草を食みはじめる
同僚を見て
もうこいつはだめだと
見切りをつける

もっと努力しなきゃ
だめじゃないの
個性の伸長 ....
艶艶

タイルをなめてるのが
見えるよ

2.8秒くらいの厚みで
鉄骨がさっと横切って

雨 霰も見える
水銀だ

風 灘からの
音も

彷徨と隙間をひっきりなしに泳ぐ
 ....
僕に何ができただろう

決まっている答えの
言い訳の欠片を集めるほかに

君の声を聞いている

僕はそこに温もりを探して
苦いコーヒーを流し込む

語られる言葉に
 ....
飼い犬が犬を飼ったよ
彼は鋭い牙 勇ましい毛並み
泣き声だけは しんしんうるる

ザァザァあめあめ
ザァザァザァ

吼える お空の偉い人に
お前が偉いなら
なんで俺はお前を嫌いなんだ ....
その小さな手で

持てるだけのオモチャを抱えて

小さな小さな小旅行

まだまだ子供だと思っていた少年は

いつしか僕らを追い越していった

時の魔法をかけられて

誰も知らな ....
その小さな手で

持てるだけのオモチャを抱えて

小さな小さな小旅行

まだまだ子供だと思っていた少年は

いつしか僕らを追い越していった

時の魔法をかけられて

誰も知らな ....
たいこをたたいて
たてぶえをふいて
おどる行列がいくよ
楽しさについ
調子をあわせてみた
 みんな楽しいかい?
でも、宴はおわり
僕は一人
天上の月を見上げる
花吹雪がうずを ....
ぼくは泣いていた
川端康成の伊豆の踊り子にでてくる
それは涙ではなかった
もっと肉に近かった
もっと欲に近かった
藤沢周平の物語にでてくるそれは涙だった
育ての親と契ってしまった娘がいた
 ....
やりたいことは
特にないし

それを言ったところで
とやかく言われたくないし

眠れない
わけじゃないけど
眠れそう
フワフワが丁度良い

公園でタバコ吸ってると
朝の4時から ....
 
 
こどくであることが
きんじられているのだから
むれている

たけばやしで
たけはかぜにゆれている
みずからのかっとうに
かぜはとてもよくにている

あるばん
たけばやし ....
 
 
懐かしくて
よい匂いがしてきます
家の匂いによく似ています
目を瞑ると
窓から光がこぼれます
もういない人の
声もよく聞こえます
 
 
俺は何でもない 
不自由を人に知らされた  
俺のそして満ち足りているのかもしれない
空気としてほどかれた 物体を 死んだ  

俺は 俺かもしれない 何でもなくならされた 
人に死体だと ....
あなたに、名前で呼ばれると
その瞬間自分の中の空気が変わる

私のなまえ、別の色を帯びたよう

呼ばれる度にくすぐったくって、それでいてもっと呼んでほしいと思う

だけどあなたの名前、私 ....
 曖昧ないいまわしで、あるようなないような現実と空想

 好い加減な理想

 想像よりも哲学よりも崇高な理念よりも
 
 木目細かい美しい言葉の旋律 調和 そしてユーモアに

 目 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夜めぐる夜木立 悟610/4/25 1:13
竹のはなクローバー2*10/4/25 0:59
夜霧山崎 風雅010/4/25 0:12
永遠のとば口kauzak8*10/4/24 23:56
せんKETIPA010/4/24 23:35
僕は自転車朧月410/4/24 23:19
ミルク森の猫1*10/4/24 23:19
テキサスの悪魔TAT1*10/4/24 23:10
イシダユーリ810/4/24 23:10
ィズ イッツァ distiny オア passion010/4/24 23:00
間違い部屋りこ8*10/4/24 22:49
回転式しゃれこうべしろう110/4/24 22:28
私とあの子はサワメ210/4/24 22:16
kansasmizuno...310/4/24 20:41
replacement110/4/24 20:36
alteration210/4/24 20:34
エストラゴンa010/4/24 18:14
しべ010/4/24 17:26
僕は笑顔が刺さった心を持つことになった未完2*10/4/24 16:00
犬ころ甘衣 恋110/4/24 14:17
宇宙人さんから見た地球こめ510/4/24 11:20
宇宙人sannkara410/4/24 11:20
Lonesome寒雪310/4/24 10:31
泣いていいよ吉岡ペペロ710/4/24 10:24
久々にこんな時間まで起きてたからkei99110/4/24 4:50
竹のはな小川 葉710/4/24 3:50
音楽410/4/24 2:17
帰ろう、君の家へと番田 110/4/24 1:05
色彩つゆ6*10/4/24 1:05
現代詩山崎 風雅0*10/4/24 0:20

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