星以外そこは闇だ
光以外そこは闇だ

感情はなにに
コントロールされてんだろう

思考よりも
背中を押してくれている祈りに

まだやりなおせる
こんなだから気づけたんだよ

星 ....
さみしがるのをやめにする
悲しんでばかりで雨がやまないから
しとしとしとしと空が暗いから

泣いてしまうのをやめにする
このままいくと目がとけて
海に流れてしまうから

あちらのほうか ....
怪物と少女

ひとりぼっちの怪物は 通りをのそのそ歩く
大きな体に黒い翼 怖がってみんな逃げ出す
友達が欲しい。 優しい瞳から大粒の涙を
いくら流しても 怪物はひとりぼっちなのでした

 ....
アンドレ・ブルトン 女は影なのですか
 こんなに世界は変わっているのです

口に出せないことを 何かで紛らわすのは
 枯れていく体と共にあります

孕まないメンスをメスをいれ すべて取り出 ....
(中島みゆきが唄います)

仮性だから
どうでもいいと
思ってきたけれど

今夜だけでもいいから
きれいに剥けたい

人生最高の美女と
一夜をともにするから
大人の男であるところ ....
刹那の隙に覗く空も
今日は鈍色
目を閉じても
訪れない森のなかで
息をする音を探す

何かを発したくても
伝えられない感情が
冷たいシーツのなかで
絡まり縺れ合う

感情だけが
 ....
カチリッ
音がする
盲目の鹿
嗚咽する
捻りあげた餅
ちぎれる
不様な太陽
怒れる

単純明快な答えなんて無いんだよ
窒息しろ
問答無用のオリジナリティ
謝罪しろ
不愉快
 ....
絶滅、消滅、減滅


世界の一つ
個として
私があり
私が生きている

私が進化して
何かが絶滅する

実感して生きていこう


わたしは消えない
わたしを見ている人
 ....
実家の犬はなぜかパンジーの花をたべる
母ががんばって作った庭の中から
なぜかパンジーをみつけてきては
いつも食べている

そのことを青木ちゃんに話したら
青木ちゃんは笑っていたが
彼女に ....
嫁が欲しいが良縁がないので
この際もう人でなくても良いと思い
皮付さきいかを嫁として迎え入れたが
晩酌のつまみをうっかり切らした際
ほんの出来心で嫁を食ってしまった
以来わたしは嫁殺しの罪を ....
陣中見舞いはもう飽きた
今度は俺が大将軍になり
世間の悪を正してまわる
そしたらお前は腰を抜かして
へぎそばを手繰る手を止める
ふたりの心が今ひとつになった
桜の花が満開だ永久に満開だ
 ....
紅鮭を煮て食いたいのに
紅鮭を煮てはいけない法
お前ら全員人でなしだよ
頭脳が狂っているんだよ
紅鮭も煮させないなんて
お前ら全員丸坊主だよ
連帯責任で丸坊主だよ
部活停止で溝浚いだよ
僕と君とは同じ穴のムジナだと言いきってしまうのも、きっと悪くない。
同じところに住み、同じような色の服を着て、朝と夜は同じ時間にご飯を食べているのだし、君は僕のことを家族だと言ってくれているのだから ....
羽虫を捕らえた燕が
川面をまっすぐ掬っていく

明日は雨だろう
燕は手の届きそうなくらい
低いところを飛んでいるが
私が駆け出すまもなく去っていく
黒い弾丸のように空を切り裂いて

 ....
春色慕情


無関無色といえること
五月の夜に悟れり

本を買わず
本を失わず
酒食を節し
心の赴くさまに
生きて禍なし
完成はせず
技を磨かざるべからず
常に研さんして
 ....
たぶんあの頃の自分とは
全く違う自分で

ついさっきの僕は
もういなくて


感じたことだって
もうその時と違って



ここである意味なんてなくて





 ....
歪みだすと止まらない
記憶の底から 漂う廃棄物
悲しくなる でも繰り返される

汗と飴は 釣り合わない
何かが砕ける音 初めてじゃない
言葉にはしない 出来やしない
悲しくなる でも繰り ....
俺は就職する
なくなってしまった 朝日を流れる
街に 追いかけていた夢を
売りそこねた石ころだった

空中を見つめていたのかもしれない
宇宙に 汚されることすらなく
夜の雑音として死んだ ....
人ほどつくりつづけるいのちの存在はない
しかもそこには魔法の杖などなかったのだ
引き寄せの法則は結果のお話しだった
意識の持ち方のことではなかった
太陽や風や大地、有機物や無機物
あらゆるも ....
鏡に映るおまえが
歪んで 醜く見えるのは
おまえがそういう存在だから


あれこれ愚痴る前に
自己批判せよ


どうせおまえは
他人の言葉に耳を傾けたりはすまい
それ故
 ....
この世界は溢れんばかりの言葉で
満ち満ちている。
だから僕は詩で表現するのだ
と彼は言った。

僕はわかったようなフリをして
良いね
グッド
と答えた。

彼はニヤリと笑って
今 ....
本や映画や音楽やぜんぶ
無理ヤリ 君に
重ねてみた

想像できることは実現可能だ
って
誰かが言ってたけど
キスやHugやセックスを
どうしても
君と想像できないのは、
この恋は実 ....
お風呂場で、おしっこする
快感
速められたリズムは
濃紫の草むらへと
向かわせる

込み上げてくるものは
体内の水源

飲み込まれたものは
いつしか蒸発し
すり替わる

虫を殺してしまったら
かたつむりを踵で ....
世界の手術が肉襦袢と変わり
窓からみえるほしぼしも駱駝
滄海沈みたまえと泣き叫ぼうとも
黒い蝋燭の戯画は踊る
神よ

いただきの如く傲慢なれと神を誘い
憂鬱な怠惰に首をなくした村
桑 ....
酒が飲みたくってさ
深夜、ふらりと出かけた途中

花の匂い
蜜の香り
足を止め思う
望んでいたこと
思考の末路

何の種類かは知らん
時折思い返した事がある
穏やかな自由への憧れ ....
ちょっと一曲流していってくれと
手を引かれた先にはいかにも豪農風の屋敷があり
その内庭といおうか畑地といおうか
平らにならした広場にはすでに人が立ち集まっていた
聞けば数十年に一度の祭りの前祝 ....
俺が料理した、皿で、
鯰がぶちまけられた、午後に、
テーブルは壊れた、べちょべちょで、
汁は揮発していた、妖精たちが遊んでいる。

部屋全体が乾いてきて、棺桶が開き、
妖怪が出てきていたが ....
背中を合わせれば見えないものは無い
けれど振り返れば互いしか見えない
迷うとは価値の差を見出せないことである

迷った時 左へ行くことに決めている人

迷った時 空を見上げる人

迷った時 怒る人

様々な行動をして 迷ったことから目をそらす

時に ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
宇宙の闇吉岡ペペロ510/5/4 22:44
幸せの小鳥朧月410/5/4 22:30
怪物と少女itukam...1*10/5/4 22:21
つぶやきyoyo410/5/4 21:55
仮性『けしょうと読んだら元ネタが分かります』[group]花形新次1*10/5/4 21:53
『鈍色』あおい満月3*10/5/4 21:40
鉄の感触Oz210/5/4 21:21
壮大に自分を詠う夜恋010/5/4 19:22
はじまりの美しさについて中村 拓人1*10/5/4 18:30
嫁殺しセガール、ご...410/5/4 18:17
妖怪310/5/4 18:17
処分110/5/4 18:16
ヒゲがん110/5/4 17:03
照留 セレン1*10/5/4 17:01
春色慕情生田 稔1010/5/4 16:29
ここに、蓮未110/5/4 16:06
悪循環生命体蒼穹210/5/4 15:45
窓の五月病番田 210/5/4 15:34
存在の法吉岡ペペロ310/5/4 12:50
焼心寒雪110/5/4 11:25
詩人の友冬野 凪4*10/5/4 10:44
覚書き森本隼110/5/4 10:01
快感、朝の冬野 凪010/5/4 7:51
睡蓮within12*10/5/4 4:26
首無し村散布すべき薬...0*10/5/4 3:01
花の匂い松本 卓也210/5/4 2:32
竹林春日線香510/5/4 2:20
どっかの、鳥番田 010/5/4 2:08
Zwillinge 双子梨玖510/5/4 1:44
迷子短角牛110/5/4 1:08

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