僕に惚れてくれてたら
良かったのにね
カントリーガール
でも何度も性懲りもなく
あの手の奴らに惚れて
泣いて
もう僕に惚れてくれたって
君を幸せに
な ....
い きながら えて
いきながらえ る
いき ながらえ て
いきながらえ る
いきな がら えて
いきながらえ る
いきながら えて
いきながらえ る
ぼくは残念ながら男性なので
女性の身体のことはわからない
まして妊娠や出産のことなどなおさらわからない
数日前から妊娠中の妻が
お腹の中で なにかが動いているのがわかる
まるで魚が跳ねて ....
汚れた染みを
拭き取りたいと
手にしてしまうは
濡れたティッシュ
引っ張れたのは
切れ端だけで
ちりぢりになる
紙片がまた
染み入るために
また汚れてく
卵に言葉を教えた
教えた言葉を
卵はすべて覚えたけれど
口がなかったので
話をすることはなかった
雲が形を変えながら
夏の空に消えていく
わたしが生まれてから
何度も見たそ ....
わたしのむねのおくをのぞいて
ひとよりすぐれているといふ
じぶんをみつけてぞっとした
つくえのひきだしがちゃがちゃで
だいじなノオトがみつからない
いいこといっぱいかいてたの
それはひ ....
死んでしまいそうで
誰か助けてくんないか
....
31
朝日は海の深いところに落ちている。
32
彼女は、彼の下駄箱に手紙が入っていたのを見て、代わりにポストに投函した。
33
彼がアルバムを整理していると、出会う前の写真に不自然なほど写り込む、 ....
笑顔が金で買えることに気付いた者たちが
金で笑顔を買いあさる一方で
感情労働を強いられる者の
内面を推し量ったとき
打算と嫌悪感しか感じられず
明らかに笑顔の下には悪意しかないのに
....
空の色を忘れてた
形の無いものばっか 見えないものばっか
望んでばっかで じゃあ目の前の物はどーすんの?
少し休ませてよ 少し考えさせてよ
言っても時間は止まらないよ どーしよう ....
鳴りやまない星が
寝床に降る
重さに抱かれるように目を閉じる
もしかして
もしかして
もしかしてと鳴りながら
おなかの中を撫でられつづける
そのまま長い針がひとまわり
するまで
....
最初は無色透明だった…
今は寂しくて蒼くなって 貴方に逢うと紅く染まるの
最初は無色透明だった…
誰にも染まらないと思っていた
いつから 貴方に染まったのでしょう
いつから無色透 ....
キミよ
キミは いま
この空の下
どんな風景を
ながめているのだろう
眠れている?
お酒を飲みすぎていない?
Sちゃんは元気?
長く メールのやりとり
していたね
....
{引用=何かを言いかけて
何かのままにしてしまう
そんなところに
きっと淋しさはあるのだと思う
そんな淋しさのそばで
やっぱり何かを言いかけている
そんな自分がいること ....
皆気付いてる?
嫌なんだって
嫌なんだ
全部嫌なんだ
欲しいのは
βエンドルフィン
それだけなんだろ?
そうでもない
僕は君の幸せがみたい
貴方の幸せがみたい
彼の
彼女の幸 ....
夕陽いろ・シャーベットを
ひとすくい
また ひとすくい
銀色のスプーンを
紺の夜空に 置き去りにして
今日の月は
そのひげが届きそうなほど
草の香りをしっぽで感じて
透き通る風のシルエット
耳に心地よくて
ぼんやりと
ふんわりと
春 満喫中
母の髪を撫でる
真夏に降る雨夜みたいで、どこかぎこちない
少し傷んでいるそれに触れるたび
愛しいような、疎ましいような感覚に溺れる
母と添い寝する
思い出の雪夜みたいで、どこかなつか ....
ユキオに乳房を噛まれるのをヨシミは歯で叩かれているように感じていた
部屋の窓からのぞく欠けた月を見つめていたらじぶんが死ぬとしたら地球でなんだと思った
そしてなんだか深い愛情をヨシミはじぶんのなか ....
社会をはみ出し
坊主とやくざ
空(くう)に
般若心経撒き散らし
それ 有り難がたや
有り難がたや
老若男女が踊り狂
え〜どえ〜どの断末魔
江戸八百八町
と言える都心は ....
白以外の精神で安定した毎日を
森は隠れるのに適している
しかし七人の人殺しが現れて
かつての白雪姫が息を吹き返したのだと伝えると
木々の色は頼りなく薄れ
ああ、私はまた別 ....
人が全然おらへんね、ってゆうから
そりゃぁ、平日ですからね、っつうと
なんでそんな標準語なん
ってゆうから
気のせいですよ、っつー返し
スズメがね
昼過ぎてもちゅんちゅんゆうとるわ ....
あごからくびすじにかけての草刈り
ふつかもしたらまたのびている
両手で皺波をさかなですると
休みない「いのち」の波がつたわってくる
若葉も日ごとにましている
緑陰を思う存分干からびた ....
一輪の花を愛でるのは、いいことだ。
五月の風に身を揺らし
花はハミング、するだろう。
一輪の花に寄りかかりすぎては、いけない。
細い緑の茎が儚くも
折れてしまうことの、ないよ ....
カビの生えたパンよ
嗚呼俺なんて生まれてこなければ良かった
家の夢を見る
なんども なんども
ひとつは
3件ならんだ
森に囲まれた
一番奥の家
あたしの部屋には
天窓がついていて
夜空の星が見られる
とても おちつく
木の匂いの ....
月明かりの差す
白い部屋
ベッドに横たわり
薄笑いを浮かべる
彼女はきちがい
僕が悪いんだ
恋愛製造機で
僕をプレスしようとした
彼女はきちがい
僕が悪いんだ
堪えられない ....
あめがふると
くさがはえていた
いのちが
うまれるのは
なぜだろう
あめに
なまえがないのは
なぜだろう
それで
やくにたっている
ここにいることが
....
私は何も考えていない
何も 考えていない 人間だ
疲れたのだ
夜に 旅立つ
私とは 何も 考えない
何ということかも考えていない 人間だ
疲れだ そういうことにしちゃっている
夜に ....
今日は学校に行って来た。学校なんぞというところはほんとうに退屈な場所なのだ。だけども一時間目が始まった。ぼんやりさせられていると、二時間目が始まった。ぼんやりさせられていると、三時間目がはじまった。ぼ ....
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