ピンポーン!

は〜い、どちらさま〜
あら お隣りの新次さんじゃない
どうしたの?

「真行寺さんちの奥さん(美人)の
左乳首にピンポーン」

えっ?

「右乳首にもピンポーン」 ....
ベガとアルタイルの15光年の隔たりに
孤独だなんて名前をつけて
夜空を眺めてみれば
その距離は所詮
人差し指一本分で。


私と貴方の間の隔たりは
人差し指一本では足りなくて
呼ぶべ ....
最近微妙に値上がったけど
まだまだお財布に優しいもやしさん
1パック24円のもやしさん
二つぐらい買ってお肉を絡めてサッっと炒めて食卓へ

べっ、べつに手抜きじゃないんだからねっ!
なんて ....
体を鍛えておこう
頭を使っておこう
打たれ強くなっておこう


他人の人生背負うために
額にコインを強く押し付けたら
願いが叶うと信じて
おまえは毎日
穴が空くくらいコインを押し付けて
何かを祈ってる


はたから見てると
なんだかバカ ....
別れることを真剣に
考えたのは6年前

もう 関係は10年以上
冷え切っている

欝をわずらって
捨てられたあたしは
それでも
わずかな希望を見出していた

SOSは何度も出した ....
日なたで
ろうそくを点しましょう

大丈夫、
それは遠目には
よくわからないから

わかるのは
あなたの顔の
おおよその向きだけ、
でも
そんなわずかな情報さえあれば
 ....
太陽が西に傾き
橙色の弱光が窓ガラスを抜け
誰もいない教室をほのかに染める
グラウンドでサッカーボールを追う少年達
その声が
遥か遠くに聞こえる

教室の後ろの掲示板
はられた絵が眠る ....
雨が降ると
窓を閉めてしまうわたしは
泣き虫を人に押しつける

晴れの日なんて
家中の窓を開けて
外と中の境を無くして
鼻歌なんか歌ったりして
それがまた
となりのトトロだったりする ....
夜空の裂け目に祈りを捧げ

彼らは湿地帯を彷徨い

鏡のような水面を呈している

池の畔に辿り着いた

今宵は下弦の月

王の前で繰り広げられる

ガラスの破片の上での

 ....
わたしのフガイを見ませんでしたか?
ちょうどあなたと出会う前に無くしてしまったようです。

だから偶然あなたに会っても
あんないフガイ無い会話しか出来なかったのです。

あの時、私のフガイ ....
めまぐるしい流れの中
歪んで見える景色
傾いていたのは
僕のほうだった

重力はいつでも
僕をこの堅い地面に
縛りつけて離さず
飛ぶなんて到底叶わず

掃き溜めのような
淀みきっ ....
わけいってもわけいっても古い本


この家の主はすべての本に番号をつけて
それが災害でぐちゃぐちゃになってしまってからというもの
番号通りに並べなおすことにのこりの人生を費やすつもりでいる
 ....
この畑では猿を作るという
春のある朝 まだ暗いうちに
大根のような葉を茂らせた畑から
泡の弾けるがごとき音を出して

猿が飛び出る
猿が土から勢いよく
無言で かつ しかめつらをして
 ....
お母さんの手のぬくもりを

知らない私は

今お母さん



お母さんの手ってあったかいのかな

お母さんの手って柔らかいのかな



ときどき小学校の教科書に

お母 ....
木漏れ日を愛したひと
放課後の教室にいた
四時間目の途中から雨が降り始め
沈黙は細かく裂けて騒音になる

グラウンドは海のようになって
自分が十代の形をしている違和感を
いつまでも練り上 ....
季節を呼び戻して
君の声を手繰り寄せる

静かな夜だから
一人きり。

雨に滲みそうな
微笑みを感じてる


顔をあげて。
君の驚く顔
愛しさの欠片 手に入れた気がして
 ....
しなやかで たおやかに
年を重ねてきた はずだった

細かく 文字が
震えるように なったのは
いつから だろう

なだらかな 線を描くことが
できない

文字がかすんで 誤読が増 ....
 
 
イマ カエル

妻に電話する
自分の声がおかしい

イマ カイモノ シテル

妻の声も
カタカナになっている
おかしい

近くで息子の声がする
オツキサン ミエナイ ....
夢のような恋愛のあとの結婚

恵まれた 男女ふたりの
こどもたち

愛する 夫

あの ちいさな家に
あふれていた
愛は どこへいってしまったのだろう

しあわせで ぼーっとして ....
現代ニッポンにおける、日本の若者たちはゲームにより毒されてきている。私としてかける言葉すら見あたらないほどだが、我々として今一度インターネットなどに対する対抗の基本姿勢を見直そうとすべきだ。それ自体が .... 私は思う 革命を
思いとしての一秒ごとに 変化していく
革命のその中に明日を求めるのだ
虐げられた 毎日の 希望として

鬱病者は 出口を求める
出口もなく 私は 破壊しようとする
何十 ....
私は何をしているのだろう
ただ 立ち止まっている
裸で向かい合うと
あまりの情けなさに
思わず笑ってしまった
なんだかすぐにでもこわれそうなんだ
ひどくアンバランスで


AVやファッション雑誌、
漫画で見かける
に ....
道徳が煩わしいと思った
ビー玉を口に放り込んだ
冷たい、罪の味がした
ビーカーの中の塩酸が沈黙している

友達が1人、また1人私の墓場に埋められる
言葉に蹂躙された分
憎悪で応えた 目  ....
勝ってうれしい花いちもんめ

負けて悔しい花いちもんめ

隣の美人奥さん(真行寺さんちの)

ダンナに内緒でちょっと来ておくれ

もうすぐ帰ってくるから行かれない

お布団のなかで ....
ふとしたはずみで鍵をかけてしまった
ぼんやりと手を見ても、何処にも鍵を持っていない
南風が緩やかに吹いた、首の傾き一つで忘れてしまいそうな
春先の、こと


日向に浮かぶ
そちらの、具合 ....
怯えるように
何かから遠ざかろうと
走り続ける


何が
おれの足を動かすのだ?
おれが走らなければならない理由が
どこにあるんだ?
疲れたら
腰を下ろしたり
ベッドで眠 ....
{引用=
空っぽの水瓶がひび割れる音がする
誇りを失ったその時は殺して
無様に誰かの足元に跪くことのないように

空想の純潔を
手折る薔薇を
遠視する愛を
合わせ鏡に映して

時々 ....
日々殺されるところを
乗り切っているが

何に殺されるかというと
財産の不足
無能力
周囲の悪意など

「中傷とも戦わないといけない…」

と述べる牛乳瓶の底メガネをかけた
中年 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ちんぽんダッシュ花形新次4*10/5/20 19:18
また会う日まで。亜樹210/5/20 18:19
もやしさん風見鶏310/5/20 16:12
将来に対する漠然とした不安を解消するための行動寒雪010/5/20 16:00
願い事210/5/20 15:59
ブロックされたもの森の猫2*10/5/20 15:52
日なた千波 一也2*10/5/20 15:39
クローバールナ610/5/20 15:24
触れたい雨小原あき6*10/5/20 15:09
静寂小川麻由美3*10/5/20 14:12
【フガイ】つむじまがり2+*10/5/20 11:04
連れていけ葛西曹達210/5/20 10:57
書物の家因子4*10/5/20 10:38
春日線香310/5/20 10:11
お母さんの手のぬくもりを桜 歩美2*10/5/20 7:58
箱舟を造るものはないか瀬崎 虎彦110/5/20 4:23
Re:Izm210/5/20 3:26
鶴亀千年万年王国板谷みきょう1*10/5/20 2:10
帰還小川 葉4+10/5/20 2:04
どこへいってしまったのだろう森の猫2*10/5/20 1:49
国に、何するか番田 010/5/20 1:24
明日のペン110/5/20 1:22
足踏み三上あず2*10/5/20 0:04
キャンドル______...1*10/5/20 0:03
羽化桐谷隼斗2+10/5/20 0:01
花いちもんめ[group]花形新次2*10/5/19 23:50
日向に浮かぶ霜天210/5/19 23:46
走る寒雪010/5/19 23:28
鐘と棘高梁サトル12*10/5/19 22:25
中傷とも 戦わないといけないa010/5/19 22:17

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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