[95]佐々宝砂[01/31 16:57]☆
はみんな龍ですから(笑
あとわりと最近の本では、六車由実の『神、人を食う』(新曜社)がすごくスリリングでした。これはいわゆる「人身御供」のことを書いた本です。ヤマタノオロチの話というと、怪物神であるヤマタノオロチと、英雄神スサノオと、草薙の剣のことばかりに目がゆくけれど、人身御供にされたクシナダ姫という存在があることもお忘れなく。「人身御供」というのはそれこそ民俗学ではある意味タブー視されてきたテーマでして、あえてそれを研究してる六車さんはすごいなと思います。六車由美さんはHPを持っていて、いくらかの論文はそこで読むことができます。興味があったら読んでみて。面白いです。ちなみに六車女史は、今は東北にお住まいですが、出身はわたくしと同じ静岡県でありまする。
六車由美さんのページはこちら
http://muguyumi.hp.infoseek.co.jp/
そうそう、関係ないけど私のHN「佐々」はスサ系の名前なんですよん。スサノオというのは、まあいちばんふつーに考えれば「スサのオトコ」という意味ですから、さしずめ私は「スサノメ」? なんかウオノメみたい・・・
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