[94]いとう[01/30 18:03]
ですが、これは当時、斐伊川で砂金が取れて、かつ鍛冶で栄えていたんですね(ちなみに砂金は今でも取れます)。手のつけられない川なのだけれど、生活する、生きていくうえでは非常に大切な川だったのです。斐伊川は、人の力では制御できない、けれども必要とされる、自然の力でした。

そう考えると、ヤマタノオロチを成敗したあと、体内からクサナギノツルギが出てきたってのも、灌漑で鍛冶の設備&能力が向上した、あるいは渡来人の指導で鍛冶技術が向上して名剣が生まれたと考えれば、けっこう信憑性があるかな、と。


ま、でも、国語学的には日本語の語源は手付かず、というか文献などがほとんど存在しないため手が付けられない状態で、語源研究は、学会ではほぼタブー視されてます(笑)。
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