[175]佐々宝砂[05/04 03:22]
うさんに謝るのはへんだなあとも思うのです。私の考え方は、おそらくいとうさんと違います。違う人なのですから、考えが違って当然です。詩に対する考え方だって、共通する面もあれば、違う面がある。私は「詩を書くことは業だ」といういとうさんの意見に一応はうなずきます。「詩なんて書かないですむなら書かないほうがいい」という意見にも賛同します。

でも、どうしても一点だけ、一点だけといってもやや語弊があるかもしれませんが、一点だけ何が何でも譲れません。詩は必要なんです。詩人にとってではなく、読者にとってもとっても必要なんです。少なくとも、読者としての私はそう思います。

たとえば、医者。医者なんていなくて
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