[9]……とある蛙[2011 10/26 11:19]
写生論に関するメモ

※しゃ‐せい【写生】 [名](スル)景色や事物のありさまを見たままに写し取ること。絵のほかに、短歌・俳句・文章についてもいう。スケッチ。「梅の花を―する」「―旅行」
しゃせいせつ【写生説】
正岡子規の唱えた俳句・短歌の方法論。絵画の理論を移入し、実物・実景をありのままに具象的に写し取ること。子規以後、俳句では河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)・高浜虚子ら、短歌では伊藤左千夫・長塚節(ながつかたかし)・斎藤茂吉らによって理論的追求が行われ、散文では写生文として適応された。



客覿の景色でも主観の感情でも、単純なる叙写の内部に広ごつてゐるものでなければならぬと
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