[73]深水遊脚[2011 11/17 09:43]
 限定、無限定の話でもうひとつ。

 たしかに作者は詩の言葉を発するごとに限定をかけて行きますね。複数の意味を含ませる場合も(その実力のある作者がいたとすれば)作者が含ませた意味のオプションの範囲で読者が選び取るという構図も生まれてしまいそうです。私が読者であれば、そういったあからさまな選択肢を嫌います。

 あくまでこれは詩を書いたり読んだりの話。お笑いの場合、ある程度の「お約束」は嫌うところか、むしろそれを期待してしまうし、気分の浮き沈みの激しいときに、即効性のあるJポップを聴くこともあります。ごく個人的な話で恐縮ですが、刑事ドラマ「相棒」が大好きなのですが半分以上は「お約束」の展開で
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