[6]中川達矢[2011 10/08 13:35]
詩と分類しておけば、テストで間違えないよ、と教わりました。
しかし、実際、何を持って「叙情」とするのか、もしくは、「叙景」「叙事」とするのか、という点は不明です。
そもそもそういったものは、分類するための道具でしかないのでは、とも思います。

叙情性を問うならば、詩情という言葉で問うのがいいとは思います。
それは、散文・韻文の違いもそうなのですが、おおざっぱにいえば、詩を詩たらしめるものとはなにか、ということです。
そうすれば自ずと叙情というものが見えてくるのではないでしょうか。

現代詩フォーラムにいてしょっちゅう思うのが
「日記」と「詩」の違いですね。
口が悪いことを言えば、
「それって日記でいいじゃん」という作品が多いかな、という印象を受けてしまうからです。
しかし、それも、孤立し合っているものなのではなく、お互いに干渉されながら、お互いに浸かり合っているように思えるのです。
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