[279]松岡宮[2008 10/22 01:13]★3
下のほうでも言及されていますが、hotel 2(20)読みました。簡単な感想を。

★川江一二三「冷やしシャンプーあります」

>ときに悪しきものは良きものより華やかに見えるのか
>したたる汗 乾く間もなく
>肉脂の焦げる匂いが辺りに立ちこめてくる
(中略)
>ひしめき合う人びとの頭上になにやら
>不穏な御輿が浮かび上がる

このあたりの記述を読んで、ついこの間の夏、オリンピックが行われた、いつもどおり暑かった夏のことを、自分がもう忘れていることに気づきました。逆に言えばその夏の感じ、を思い出しました。

華やかで目立つものだけが真実ではないと知りつつ、それに惹かれたり、
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