[520]川村 透[2009 02/22 13:35]★1
1.
夢の中の、僕たちの日常は、せんそう、になっているらしい。小学校の講堂に集まった僕たちはまるでPTAや自治会の会合みたいになごやかに武装を確かめ、銃にタマをこめたり祭りの備品をcheckするみたいにメンテナンスをしている。そこにどうやら「敵」が奇襲をかけてきたらしい、無秩序に戦闘状態に陥る。
僕は先輩と呼応しながら弾幕を張ってゆく。ひとしきり戦闘がカタがつき、僕と先輩は「敵」の正体を探るために学校の外に出る。会長さんがいいわけをしている声が聞こえ、タタタタンタンタタタタンと処刑されているようだ。大地はうねり轟き「敵」は見えない。飴のように曲がったガードレール。先輩の足はすこぶる速い
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