僕の衰弱した右脳に関する覚書/川村 透
るかどうやって幸せを編み出すのか、そのために書く
べき事預けるべき言葉をどうやって創りだしていけるのか、という自分と
いう個と個をささえてくれている「公」を、ささえる、ためのナニモノカ
?ということなのだと、わけがわからんつたない左脳を短絡させながらつ
ぶやいているのだった。
こうして分析と短絡に疲れた僕の左脳は、眠っているように貧弱な右の
脳に舌打ちしながら日夜へっぽこな言葉でいつ果てるとも知れぬリハビリ
を続けている、のだ。
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