一人100人斬り(7月24日分)/ワタナベ
ざる。
黒南風(くろはえ):鳥羽・伊豆の漁師は、梅雨始めの強い南風を黒南風、
梅雨期間中の強い南風を荒南風(あらはえ)、梅雨明けを白南風(しろはえ)と呼ぶという。九州西北部では、今でもこのことばを使っているが、白や黒は、雲の色からの命名である。
すなわち、梅雨中の陰雲な日の南風が黒南風で、そよそよと吹く季節風である。
ただし、荒南風は黒南風が強くなって、出漁などに好ましくない風のこと
白南風は、梅雨が明けて黒雲が去り、空に巻雲や巻層雲が白くかかるころ、そよ吹く南からの季節風のことである。
歳時記では、黒南風は仲夏(六月六日〜七月六日)、
白南風は晩夏(七月七日〜八月七日)の季
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