「詩人」の「資格」/ななひと
定しているのは、ネット上に発表される個々の詩ではなく、「ネットに詩を発表するという行為」なのである。氏の立場からすれば、「現代詩フォーラム」の荒らし問題などは遠い国の小国民の全くどうでもいい話であろう。
氏によれば、詩を発表するということは、その詩を読んでくれる場に参加できる「資格」を手に入れることと同義だそうである。「資格」というのは、良い詩を書く、ということとは違う。何をするにも「資格」がいる。例えば「家長」としての資格。「大学生」という資格。「医師」という資格。。そして「資格」というものを得ることは、難しくなければならない。誰でも「資格」を持ってしまっては「資格」の意味がなくなる。「資格」
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