運命さん<18のprose-16->/ウデラコウ
先日 運命さんにお会いしました
真夜中 いつものようにベッドの中でまるまってると
例のミッキーマウスが私の頭を ポカスカ叩くので
仕方なく目を覚ますと 凄い勢いで手をひかれ
私はミッキーマウスの後に続いて
暗闇の中を 突き進んでいきました
暫く歩いていきますと ピタッとミッキーマウスは立ち止まり
振り返ると私の後ろを手で示し 誇らしげに言いました
運命さんが いらっしゃいました
私はその言葉に 驚いて振り返ると
そこには 真っ白な服を着た私が 立っていました
目を白黒させながら 彼女を見つめていると
運命は小さく笑って 私の腰あたりを指差しました
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