たまに若い人と思われる/ふるる
労なさったんですね、さめざめ」というような感想を抱いたとして、それはやはり作者の文体なり詩の構造なりが、そうたらしめるものを持っているのだと、そしてそれはそんなに気にしなくていいじゃないかと、言いたいのだ。
逆にまるで嘘っぽい(この場合の嘘とは、その作品が「作者の現実ではないし、本音でもない」という意味)詩を書くのもたやすい。女性性を感じさせる作者名で、「俺」という人称で「子供が嫌い」等、女性性としてはまだまだそれは違うだろう嘘だろう嘘であって欲しい的に思われることを書けば良いよww
その作者の文体なり詩の構造なりが読者を騙すとして、それは大変に素晴らしい現象だと僕は思う。少なくとも、最後
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