爪過去/
愛心
言》を浴びた
いつだって
独りだった
あたしは《死》と近くなった
冬は小刀を袖に隠した
一言でも
傷つくことを発されたら
刺すつもりでいた
中学になって
ましになって
それでも
恨みは消えなかった
大好きな友達もできた
そのかわり
あたしは《男子恐怖症》になった
同年代の男子とは
どうしても
嫌でも
一瞬でも
恐怖が駆け抜けた
特に固まって歩く彼らは・・・
体力を
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