器用な きみでさえ 泣いている 恋は 単純で むずかしいのと きみは言う 不器用な ぼくは そんなきみを 好きになりそうで ああ だめだ と からっぽの 頭を叩いて 曖昧な 嘘をついた 夏の大三角形が 見え始める頃になると 思い出すんだ つなわたりをしていた ぼくらは ふらつきながらも きらきらしていた