記憶の断片小説続編・ロードムービー「卒業」/虹村 凌
 
てソファに座ってるの見ると、広告みたいだわ」なんて言ったりした。

ここからは、非常にまとまりが無い。
記憶している事を箇条書きのように記していくよ。

・ゆかりの家の屋上で、花火をやった。
ネズミ花火に点火して、きゃっきゃ言いながら3人で遊んでた。

・ゆかりは父と電話していた。実家に帰る帰らない、で電話していた。
彼女は父親を好いてはいないようだった。

・また、ゆかりとイチャイチャした。
キスをした。「下手でごめんね」と言っていた。矯正器具が舌先に冷たくあたった。

・「何で押し倒そうとしないの?」とゆかりはいった。
「別にそういう事をしにきた訳じゃない」と言う
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