「その存在は一つの抽象的な、眼にみえない理論的な(譬えれば、原子形のようなもの)フォルムである。それは通常の経験の世界において、遠い関係に立つ二つのものを近く連結し、結合させ、また逆に近い関係に立つものを遠く分離させることである。だから超絶的美感を起させるフォルムはそうした関係のフォルムである」 (「現代詩の意義」)
「ヒュームの説の如く、創造的 [次のページ] 前 次 グループ"『世界の詩論』(青土社)を読む" 編 削 Point(6)