【家庭の詩学】 #4 「味*素」のはなし/043BLUE
 
感動」は、「おふくろの味」のようなものだということを考えました。つまり、「感受性」で生きていたそれぞれの幼年期の「経験」に由来しているのではないかということででした。ではいよいよ、「詩」を作る側の話に移ってゆきたいと思います。この「おふくろの味」を人為的に作るにはどうすればよいのでしょうか?

  オヤジ:「バッキャロー!「おふくろの味」ってのはおふくろにしか作れね〜から、「おふくろの味」なんだろ?どんだけ、「作り方」を教えてもらって真似して作っても、絶対に同じ味は出せないんだよ。でもおふくろはその味をどこで覚えたかというと、やはりおふくろのおふくろから覚えたんだろう。リクツじゃなくて、生まれ
[次のページ]
   グループ"【家庭の詩学】 シリーズ#1−5"
   Point(10)