【家庭の詩学】 #5 「エス」のはなし/043BLUE
 
うことです。詩を書くことによって「意識」の領域を広げ、「潜在意識」である「個人的無意識」の領域まで取り込んでゆく、そしてまず、少年時代より「保留されていた問題」などの「潜在的な自己」と向き合い、再度「自己」を捉え直すのです。「過去の自己」を「清算」するために、「新しい自己」との間でコミュニケーションが取られる。そして、精神的に「自立した自己」は、今度は、より深いレベルへ「普遍的無意識」へと「意識」を広げてゆきます。「自立した自己」の上に、「普遍的な精神的世界」が築き上げれてゆきます。そして・・・それ以上はもはや「宗教」の分野になるのかも知れないので言及を避けます。

  ぼくは、この「無意識」
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   グループ"【家庭の詩学】 シリーズ#1−5"
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