【家庭の詩学】 #5 「エス」のはなし/043BLUE
 
できれば、その世界の中で「意識」を持つことができるのでしょうが・・・所詮、それは「夢の中」の「意識」なんですよね。ちなみに、この「明晰夢」ですが、訓練すればだれでも見れるようになるらしいです。

  オヤジ:「何!訓練すればだれでも見たい夢が見れるのか!?」

  では、いよいよ本題に入ってゆきます。ぼくたちが「詩」を書くという行為は、この「明晰夢」を見ることに似ているのではないでしょうか?(明晰夢というものが本当にあるなし別としてここではその概念を取り上げています)いやその逆といえるかも知れない。つまり「意識を無意識の世界に連れてゆく」のでなく、「無意識を意識の世界へ連れて来る」というこ
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