蜥蜴ノ足跡/
陽向(2躯-30〜35)
、花の隙間から、溢れだす笑顔のように、またそれが、20年前の幼少期のように蜥蜴が、鏡に向かって、蝶が、桜のてっぺんで寝転びながら公園の側で、作る足跡。
また最後の言葉が不思議だった、そこにあるからまたコンクリートの先に、土を面積と呼ぼう、なぜならまた数字だからね、こんなことを云うよ、と誰でもないのだが、美しくとは言わんばかりに、誇張の欠片に挟まらないからとはどうしても言えない、続く草の叢。
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グループ"真夏の幻"
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