《ロマンティックな挽き肉》/ハァモニィベル
炒めたり和えたりした
バリエーション豊富な逸品が 種々供されるんだ。
どうだい。もう既に天国だと思わないかい?
クレタの通りを歩いていると、
程好く灼けたスブラキ(串刺し肉)の
何とも言えない好い匂いがしてくる。
その煙りが
この世界の素晴らしい一端と
瞬間を、
これ以上ないほど伝えてくる。
・・・・・・・・・
どうだい、
こうなったら、絶品の焼き鳥を
存分に
喰いに行こうじゃないか。
駅前まで
*
《 『蝶としゃぼん玉』のプチ企画:「歴史×α」 参加作品。
設定はいちおう(歴史×グルメ)ということですが、元々、本作品は、
「読むとお腹が空く詩」というお題バトルで書いた作品です. 2016/07/30 01:02 》
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