夜更けの紙相撲・2014.2月/そらの珊瑚
私は気のいいおじさん(夫)と暮らしている。
そのおじさんは、マネッジメントで有名になったおじさん(ドラッガーさん)のこと信奉しているようで、夕食のあとのちょっとした時間は、おじさんがおじさんのことを話す時間になってしまった今日この頃。
ドラッガーさんの本を読む気になれない私は、気のいいおじさんのフィルターを通して、有名なおじさんの理論をきくわけである。
その中の話で、ドラッガーさんが小学生の時、先生が生徒らに向かって
「あなたたちは何によって覚えてもらいたいですか?」
という質問をしたそうである。
あたりまえだと思うが、それに答えられる生徒はいなかった。
先生は
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